尾張屋さんは、雷門近くの支店さんにはたまに寄らせてもらうのですが、本店さんは20年ぐらい前に一度ぐらいあったような・・・ということで今回久しぶりに寄らせてもらいました。正直に書くと、水曜日で支店さんが休みだったのでならばということでよらせてもらった次第です。
蕎麦屋に来たらやはりこれからでしょう。酒です。日本酒。それも地酒の純米とか吟醸とかではなく、昔ながらの燗酒をぬる燗でいただくのが自分としてはいいと思います。
そしてあてには、自分の場合は決まって板わさ。美味しいですよね。浅草では小田原鈴廣さんの蒲鉾が使われていることが多いですが、本店さんもそうだったと思います(ちょっと記憶が怪しい)。お酒をちびりと呑んで、蕎麦味噌をちょろっと舐め、板わさをパクリといただく。いいですねえ。至福のひと時。
そしてメインは、冷やしたぬき。尾張屋さんの冷やしたぬきが好きなんですね。たぬきせいろではなく、冷やしたぬき・・・尾張屋さんの場合はぶっかけになります。これが美味い。
どうです・・・アップにするとこんな感じ。冷たくしめらた蕎麦の上に天かすがたっぷり乗って、そこに刻み葱とわさび・・・いや、美味そうです。
そしてここに蕎麦つゆをドバッと勢いよくかけて、蕎麦と天かす、ネギ、わさびをよく混ぜます。混ぜるとこんな感じ。これを手繰るんですね。蕎麦の味と歯ごたえ、天かすの風味、わさびとネギのアクセント、ああ、これが蕎麦だよって感じ。
当然、酒もまだありますから、ちびりと飲みながら蕎麦をたぐります。もうこれ以上はないですな。
浅草のお蕎麦やさん、尾張屋さん、本店さんも美味しいです。尾張屋 本店
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