釧路市白樺台の市営住宅群 2022.04.04
2022年 04月 04日
晴れ。
最高気温は10℃ほど。オホーツクの方では18℃まで上がった地点もあるらしい。
風が強かったためそこまでの体感は無いものの、気温だけで見れば2ヵ月先でも通用するレベルだ。
今回のナオキブログはいつもの内容とは少しだけ異なり、廃墟化が進んでいる釧路市白樺台の一部分を撮影してきた内容で一本書いていくことにする。
(サムネイル画像では「白樺台集合住宅」と記載してみることにした)
白樺台地区は面積の広い釧路市の中で最も東側に位置する住宅街で、その白樺台の中でも特に東側は古くからの市営住宅が沢山建っている印象を持つ。
この赤く囲った辺りはストリートビューで見てみるとまだ古い住宅が残っていたので、恐らく半数か半数以上がこの数年ほどの間に取り壊されたのだと思われる。
ナオキブログのメインコンテンツとは少し離れてしまうのだが、「大好きな地元の歴史を残す」意味で今回のブログを書いていくことにした。
全て取り壊されてからでは遅いからね…
まずはこちら。
メゾネットタイプのような住宅だったのだろうか?
最初から歴史を感じさせる住宅が目に飛び込んできた。
現存しているものはこのタイプが多いと思われる。
イメージ的には「昔炭鉱で賑わった街が閉山と共に廃村化し、そこから数十年の時を経て自然へ還りつつある風景」といった感じだ。
この近くも過去に炭鉱で大いに賑わっていた時代があるため、近からず遠からずといったところだろう。
ただ、釧路市の場合は廃村とは程遠く、ピーク時より減少したとはいえまだまだ人口16万人以上を有する道東地方を代表する都市だ。
白樺台の中でもこの辺りの時間だけが止まっているといった感じだろう。
人の気配も無いため寂しさが襲ってくる。
一方で、角度を変えてみると遠くには平成以降に建てられたと思われる住宅や大きな団地群が見えくる。
この時代のコントラストはなかなか味わうことができないかもしれない風景だ。
また、この辺りが先述した通り完全な廃村となった炭鉱街とは違う一面でもあったりする。
玄関の前には雪が溜まっているため、こちらももう人は住んでいないのであろう。
何かの枠が垂れ下がっていたり、壁が崩れ始めていたり、僅かではあるが自然に還りはじめている様子だった。
本当はまだもう少し撮影するつもりだったのだが、最後の写真の通りだんだんと空が暗くなり雨が降り出してしまったため、今回の撮影はここで終了することにした。
釧路が大好きで地元を応援するような活動をしている私にとっては「寂しい部分」を見せることに若干の抵抗があった。
ただ、「歴史」としてリアルな部分を残していくことも大切であるため、今後も時々はこのような内容の記事を書くことがあるのかもしれない。
ちなみに全て廃墟となっていたわけではなく、撮影時に人の気配は無かったものの比較的新しいプロパンガスが設置されている世帯もあったため、もしかすると今でも住んでいらっしゃる方は少数ながらいるのかもしれない。
また、今回撮影した箇所の直ぐ横にはかなり新しい市営住宅も建っていたため、長期的なスパンでは取り壊された後に新たな市営住宅が建ち並ぶ可能性のあることも補足として書いておくことにする。
このブログの撮影をする直前には白樺台も含め桜ケ丘や春採地区をドライブした動画も撮影しMナオキchannelで公開しているので併せてご覧いただけると嬉しいです。
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今日のブログはここまで。
それではまた、次回の更新で☆彡
by naokiblog
| 2022-04-04 18:52
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