運営業
はじめに
元々は、大江戸Ruby会議に出た時に「るびま班として参加してみない?」と声をかけられたのが最初でした。みなとRuby会議02をやろうかなぁと思っていた頃合いなので二つ返事でOKし、そこから運営業に色々と関わることにしました。
コミュニケーション
運営者が全員バラバラの所属だったので、意思の疎通を取るのは結構難しいところがあります。このツール選びにひと月以上費やしたものもあり、意外と揉めました。
結局、Facebookメッセンジャーをよく使ったのですが、Facebookメッセンジャーは日常のコミュニケーションを取るために使うものであって、打合せなどのコミュニケーションツールとしてはちょっと違うかなぁと思います。通知の頻度がちょっと違うかなぁと感じたのた原因でしょうか。
たぶん、決定的なツールは存在しないので、あるツールをいい感じに使うっていうのがベターなアイディアなのかもしれません。最初は「いまどきメールはないよね」っていう声も有ったのですが、コミュニケーションを取るためには有効な手段なので、とりあえず、始めてみればよかったのかなぁと思ったりもします。
後はオフラインコミュニケーション。オフラインコミュニケーションは10回も満たなかったのですが、顔を合わせて話をするというのは文字だけのコミュニケーションだけでは補えきれないものがたくさんあります。移動というコストがもったいなく感じる時もありますが、全員が揃わなくてもやったほうが良かったかなぁと思ったり。
ペアプロ
神奈川Ruby会議の技術的なエッセンスとしてペアプロを入れました。問題の難易度についてはいろいろとご意見があるかと思いますが、参加者が少なくとも隣の人と話すためのきっかけ作りとして、また、Rubyでなんらかの達成感を得てほしいためにペアプロを用意したので、若干難しめなものを作り、ペアと相談したり、TAからのアドバイスを貰うという形を狙っていました。
狙いがうまくハマったのか、開始早々に各ペアが活発な議論を交わし、コミュニケーションを取られていたのは感動的でした。
仲間たち
運営は一人ではできません。実行委員長の有賀さんだけではなく、会計の川口さん、会場の長住さんはじめNTT-ATのみなさん、るびま班の徳田さん、アドバイザーの高橋さん。カメラを向けたらみんないい顔してました。みんな、ありがとう。
発表業
さて、るびま業だけではなく「トークセッションで登壇してください」と言われました。幾度と無く断りましたが、どうしても外せない牌だからと言われ最後には腹をくくりました。
葛藤
自分はごくごく普通のSIerに勤めるSEだと思っています。技術的に光るものがあるわけでもなければ、なにか代表作となるGemやサービスが有るわけではない。そんな自分が登壇して、自分の生存戦略なんぞ語っても意味があるのかと散々悩みましたが、Yokohama.rbの運営業を何故しているのか、オンライン・オフラインの読書会をなぜ続けているのかを考えて話してみました。
Rubyに関する生存戦略
自分のRubyに関する生存戦略は単純で、「Rubyに投資する時間を増やしてそれを続けること」です。
Rubyは生産性の高い言語ですが、文法を知り、記述パターンを覚え、使いこなせるようでなければ仕事や武器としては使えません。自分にはその力を身につけるために、時間を費やす必要があると考え、そのためには強制的に勉強する場に自ら参加することをやり続けています。
偶然にも、高橋正義さんが同日の講演の中で話されていましたが、自分は「勉強会は受け身でいると何も技術は身につかない。モチベーションも翌営業日にはしぼんでしまう」考えていて、そのためには強制的に勉強をする時間を設けようと思ってました。
ただ、あくまでRubyに関する生存戦略なので、会社で生きること、世間で認められるための生存戦略はまた別です。Rubyに関する生存戦略を含んでいますが、世間で認められるための生存戦略はまた更にあるので、話す機械があればちょっとまとめて話してみたいですね。
まとめ
多くの方々に参加して頂き、大変ありがとうございました。次回があればですが、よりよい会議を開きたいと考えています。