先週は息子の高校の卒業式でした。
高校の卒業式の2〜3日前まで後期の入試があった為、練習は前日のみ。
卒業式の練習に時間をかけていない為か、入場も感動する程ではありませんでした(笑)
なんだか、お疲れの顔をした生徒さんもいました。
卒業証書授与では、生徒の名前が呼ばれ返事、クラスの代表者が受け取る感じでした。
校長先生の言葉、PTA会長の言葉、送辞、答辞があり、最後は仰げば尊しを歌って退場でした。
娘の中学校卒業式ほどの感動はなく、あっさり終わりました。
その後各クラスで、最後のホームルーム。
一人一人卒業証書を渡して頂き、生徒さん手作りのアルバムをもらい、一言言う時間がありました。
みんな揃って、このクラスでよかった。
と言っていました。
体調を崩して休んでいた男の子は、このクラスでなければ、今頃、みんなの事先輩と呼んでいたと思います。
困っている友達がいたら助け合えるクラスで、居心地よく、大好きなクラスでした。
文化祭、体育祭、修学旅行…みんなと楽しい思い出がたくさんできました。
文化祭の劇での決め台詞「ピンチはチャンス!」受験で苦しかった時、この言葉を自分に言い聞かせて頑張る事ができました。
今日でこのクラスが最後と思うと悲しくて…と涙する女の子。
みんな、このクラスが大好きだったんだなぁ…と思い、うるっときました。
息子は、自分が一番思い出に残っている事は、文化祭の打ち上げで、自分が幹事をした時、クラスのほとんどの人が来てくれて、しかも楽しかった♪と言ってもらった事がとても嬉しかったです。それで、同窓会委員もしようと思いました。と。
確かにあの時は、想像以上に人が集まって、それを仕切る息子を横目に見ていて、大丈夫かな?と思っていましたが、なんとかやり遂げた後は、達成感と自信がついたように思われました。
最後に担任の先生からのお話。
担任の先生は、定年の歳になっても担任を受け持っていただき、息子は3年間お世話になった先生です。
先生は、教師になりたくて一浪して大学に入学したそうです。
教員免許試験には何度も失敗して、自分には向いてないのかな…と諦めかけた時、合格しました。その後の採用試験も何回もチャレンジし、やっと採用が決まって最初の赴任先は、荒れてる学校で、家庭訪問に明け暮れる日々…
次の赴任先で、念願のバレー部の顧問となり、やっと夢が叶った!と思ったら、バレーが弱小チームで、試合相手の監督から嫌味を言われ悔しい思いをした日々。
そんな苦労続きの教師人生でしたが、その時々で、励ましてくれたり、力になってくれる人がいました。自分はそんな人と人との繋がりを大切にしてきて、最後はこんな最高のクラスを受け持つ事ができました。
今までの苦労は、この最高の日の為にあったのかなぁ。と思います。どうかみなさんも、人との繋がりを大切にしてください。
じーん…うるっ。としていると、隣にいた主人も、心に響いたようで、
ちょっとテッシュちょうだい…と、涙を拭いていました。
最後の号令、
「姿勢、礼。」先生が
「3-6解散‼️」と締めくくりました。

高校生活、勉強や部活での成績はイマイチだったのですが、学校が大好きで、特にこのクラスは、一軍とかなくて、男女の仲もいいクラスなんよ。とクラスやお友達の話をよくしてくれ、 私は息子のクラスメイトの男子ほとんどが名前と顔が一致できるようになりました。
男の子だから、高校生になったら、口数も少なくなって、話なんてしてもらえないようになるんだろうな。と思っていましたが、こんな雰囲気のいいクラスだったから 学校や友達の話をしてくれたんだろうと思います。
私も一緒に高校生活を楽しめた気持ちになりました。
本当にいい先生と友達に恵まれて良かったと、
○ちゃん(息子の名前)一緒写真撮ろう〜。
○ちゃん寄せ書き書いてや。
友達に囲まれて笑っている息子を見ながら、思うのでした☺️
最後までお付き合い頂きありがとうございました😊

