札幌 KAJIーのラテン的こころ
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憂歌木村と房之助

昨日、BESSIE HALLで『憂歌木村と近藤房之助』のライブをやった。
二人とも古い古い友達だ。
房之助は、Breakdownというグループからの付き合いで、25,6年前から毎年夏に札幌に呼んではウチに泊めていた。
このBreakdownの他のメンバーもクレイジーで、はちゃめちゃな行動でほんと往生した。
呑平で冷蔵庫はあっという間に空っぽにするし、家捜しをして何がどこにあるのかも全て知っていた。
泊めたり一緒に飲むのはすごく嫌だったんだけど、彼等の日本最高の演奏が聴きたくて年に一度呼んでいた。
房之助はポンポコリンでレコード大賞を獲ってから、ちょっと勘違いして随分友達をなくしたんじゃないかなあ。僕もかなりいやな思いをさせられたことがあるし、音的にもイヤーなサウンドになっていった。
4年前に札幌ライブをやった時にはしぶしぶ、それも途中から聴きに行った。
それがめちゃくちゃ良くなっていて、米国の今のブルースマンよりもはるかにいい、迷いから吹っ切れていた。僕は感動の涙でくしゃくしゃになった顔でステージ下まで握手を求めに行った記憶がある。
木村はアコースティックブルースの憂歌団のVo.だ。憂歌団は、ゴンチチ、ビギン他、数多くのミュージシャンに影響を与えた、ワンアンドオンリーのグループだ。いつも札幌市民会館をいっぱいにしていた。一緒に何度も飲んで、中央市場の土産買いに付き合ったりして、木村とは仲のいい友達だと思っていたのに、昨日久しぶりに会ったら、僕のことは覚えてないと言う。顔は何となく覚えてるだって、????????。
頭がやられてるキャラがウリだけど、実際にやられてた。

その二人の奇妙キテレツライブ、良かったよお。
観客は満杯だけど、しかしHABANAの顔ぶれは10人に満たなかった。
ほんとはHABANAのお客に見て欲しいなあ、こういうの。
踊りものにしか興味がないというのも分るけど、心の内面部分で楽しむという喜び、分かち合えたらな。
これって、強引?押しつけ?

まさか演るとは思わなかった『ゲゲゲの鬼太郎とポンポコリンのメドレー』で、なぜか胸が熱くなった……。
# by misalsa | 2005-08-28 13:31 | キューバ音楽以外

白日夢

不眠症で普段は一番弱いレンドルミンというのを飲んでいる。
昨日は思いっきり眠りたかったので、ツル公の置きみやげロヒプノールを飲んだ。
(ツル公は薬の飲み過ぎ?で6月にひっそりと死んでった。)
この薬はあざやかな夢を見るのが特徴だ。
初めて飲んだ時には、憂歌団と一緒に京都駅前にライブハウスを作る夢を見た。
ある時とてもBADな夢を見て以来、やめていた。
確かにこれじゃアメリカで使用禁止になるはずだと思った。

今日の夢はきれいだった。
バナナボートの和田氏と一緒に、シカゴ・ブレイクダウンのギター福富了の家に遊びに行ったら、僕はそこにいた女性になぜか嫌われたようで、脱いでいた靴下を密かにハサミで切られていた。
その後、定鉄(定山渓鉄道)の電車で札幌に帰るんだけど、車中子供になつかれたり、みそ汁を飲んだり、色々あって、後部座席から先頭車両に移った時、崖っぷちから電車が落ちるんだ。でもそれはジェットコースターのようにぐるっと回る一種の演出。落ちる瞬間、眼下に美しい湖が広がってた。きれいな青だった、そして雄大だった。
大感動してると、運転手が運転席を離れて自慢げにこっちの方を見ている。
札幌市内に入り、線路軌道上に置いてあった大きなボストンバッグを倒してそして電車は止まった。

現実との境目がなくなるほど強烈な夢。前回この薬で見た夢もクリアに思い出した。
夢が繋がってるんだ。
ツル公の異常な言動の訳が少し分ったような気がした。
# by misalsa | 2005-08-26 16:09 |

寒い

とうとう夏も終わり。
身体からパワーが抜けて行くのがよくわかる。
キリギリスを飼っていたころ、秋になると身体が緑から茶色に変わり、動きが緩慢になっていって、しまいには動かなくなってしまう。
なんかそんな感じ。
性格も絶対『アリ』ではなく、『キリギリス』に近い。
刹那的で今が楽しければいいやというラテン的性格だ。
キューバにももう約2年行ってないし、キューバ欠乏症(キューケツ病?)。
来月は、PANCHO AMAT公演があるのでそこでパワーをもらえるとしても、なんかこう極端に寒くなるとトーンダウンは免れないなあ。
第一稿がこれじゃだめだよね。
どなたかパワーを分けてください。
チョンギース……!!
# by misalsa | 2005-08-26 11:37 | 雑記