「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」で劇場で観る映画の醍醐味を! - Minoのブログ

「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」で劇場で観る映画の醍醐味を!

公開されました、MI最新作。本シリーズ全部観ていた訳ではないのでイーサン・ハントも久しぶり。全作観ている娘共々親子3人で鑑賞してきました。それにしても映画料金値上げ、キツイな…

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」

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映画.com

スパイ組織IMFに所属するイーサン・ハント。今回のミッションは「全人類を脅かす新兵器を悪の手に渡る前に見つけ出す」と言うもの。ハントを中心としたIMFチームによるこの新兵器を巡っての攻防が世界各地で繰り広げられる。

お馴染みトム・クルーズのMI。スパイ物と言うかアクション物について、下手に詳細なストーリーを求める必要はないかな、と思っており、今回もこれまでのシリーズとの繋がりを知らないまま見ていたのですが、それでも十分に面白いものでした。

何よりやはりアクションシーンが凄い!砂塵が煙る砂漠での銃撃戦、ベニスの狭い石畳を駆け抜けるカーチェイス、断崖絶壁からバイクによるダイブ、猛スピードの列車の上での死闘、などなど。

「これ、どこまでがスタントなの?」と、もう途中からハラハラを通り過ぎて気がついたらほぼ口を開けたまま観入っていたほど… 約3時間の上映時間、中だるみを感じさせなかったのは流石です。

今回のミッションである入手すべき「新兵器」とは、あらゆる情報に不正アクセスできるコンピューターウイルス「エンティティ」を兵器化できる二本の鍵。人工知能にも汚染しAI化したウィルスの暴走というまさに現代の脅威を描きつつ、そのキーが「鍵」と言う(シャレじゃないです)何だか妙にレトロな展開もひょっとしたらツッコミどころなのかもしれないけれど、それはご愛嬌。

政府の極秘情報もハッキングされる恐れから、米国情報機関が全データを紙ベースにアナログ変換するプロジェクトを行っている様子は、デジタル化推進される現代への皮肉でしょうか。

難しい事抜きでも楽しめるのが本作の良いところ。迷路のようなベニスの街を走り回るのはあの黄色のフィアットです。可愛い顔して何台もの車やバイクを壊して疾走するシーンはもう痛快。車音痴の私でもこれなら乗りたい!と思ってしまうんですよね。

大きなスクリーンで映画を観る楽しさを改めて教えてくれるトム・クルーズに敬意を表したい!タイトルにもあるように本作はPART ONE。TWO、当然観ますよ。勿論劇場で。