Oliveとは?三井住友カードとの違いやフレキシブルペイのメリット!
著者:みんかぶ編集室 
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Oliveとは?三井住友カードとの違いやフレキシブルペイのメリット!

「Olive(オリーブ)」は三井住友銀行・三井住友カードといったSMBCグループの金融サービスです。

「マルチナンバーレスカード」やアプリ一つで支払い切り替えができる「フレキシブルペイ」など、これまでにない画期的な技術も大いに話題です。

また、対象のコンビニや飲食店では最大20%ものポイント還元(Vポイントアッププログラム)なども魅力的!

一方で「三井住友カード(NL)と何が違うの?」「すでに三井住友カードを持っている人はどうすればいいの?」など気になる方も多いのではないでしょうか?

本記事では「Oliveはどんな人に向いているの?」「三井住友カードとの違いは?」といった気になるところを徹底解説!

筆者
編集部
実際に三井住友カード・三井住友銀行・SBI証券を利用している筆者がユーザー目線で調査や検討してみました! !

Oliveとはどんなサービス?ポイントや特典が魅力の便利なメリット5選!

オリーブのフレキシブルペイ

まずは「Oliveを使えば何ができるの?」といったメリットを解説します。

Oliveには個人ユーザー目線で大きく2つの特徴にわけられます。

  • 「利便性(様々な資産管理がアプリで可能、多機能が1枚に収まったカードなど)」
  • 「お得なポイント還元(コンビニや飲食店、給与受け取りやクレカ積立)」
筆者
編集部
利便性(2つ)⇒お得さ(3つ)の順に解説してきます!

1Oliveは銀行・クレジット・SBI証券・保険が一元管理できる

Oliveの利便性の高さを物語る特徴として「銀行・クレカ・ネット証券・保険が銀行アプリで一元管理できる」という点があります。

「銀行預金は専用アプリにログインして…」「クレジットカード残高はこのアプリで…」「証券や保険はこっち…」など、自分の資産や保険について確認するために複数のアプリに毎回ログインしなきゃいけないという経験は多くの方にあるのではないでしょうか?

その点、Oliveアカウントを作成すれば、銀行アプリで銀行やクレジット、デビットや証券口座の管理までストレスなく確認できるのはとてもうれしいですよね。

2マルチナンバーレスカード&フレキシブルペイで財布もアプリもすっきり

オリーブのフレキシブルペイ

Oliveでは「マルチナンバーレスカード」が採用されており、なんと以下の4つが1枚のカードにまとまっています!

マルチナンバーレスは下記が1枚に!

一般的に「銀行口座からお金をおろすためにキャッシュカード」「支払いでクレジットカードやポイントカード」など複数のカードを持ち歩く必要があり、気が付けば財布がカードだらけでパンパン…という方も珍しくないと思います。

Oliveのマルチナンバーレスカードなら、実に4枚分が1枚に集約されているため、単純に物理的にすっきりまとまり便利です。

筆者
編集部
銀行口座やクレジットカード番号の記載がないため、覗き見防止のセキュリティにも優れます!
オリーブのマルチナンバーレスカード

マルチナンバーレスカードの利便性をさらに高める「フレキシブルペイ」という画期的な機能も実装されています。

【1 枚のカードもしくは 1 つのアカウントで、「デビットカード」「クレジットカード」「ポイント払い(プリペイドカード)」の中から、お客さまのご利用シーンに合わせて、アプリで機能を切り替えることにより、支払い方法を使い分けできます。

引用元:SMBCグループプレスリリースより

4つの支払い方法のどれを選ぶかは、アプリで簡単に指定できます。

支払い方法の変更手順まとめ
  1. 三井住友銀行アプリにログイン
  2. 支払いモードを選択
  3. 支払い方法を店員さんに伝える(タッチ決済・デビット・スマホ決済など)
  4. 各支払い方法の利用金額や明細もアプリで確認できる

Oliveは3つのランク(一般・ゴールド・プラチナプリファード)がある

Oliveアカウントは契約時に「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」の3つからランクを選択できます。

マルチナンバーレスやフレキシブルペイといった使い方は同じですが、主にデザインや年会費、ポイント還元率に差が出てきます。

ランク 年会費/年会費優遇 ポイント還元率
(通常/対象店舗)
付帯保険
オリーブカード一般の画像Olive
一般
年会費ポイント還元率
(クレジット)
お買い物安心保険
永年無料0.5%なし
年会費優遇対象店舗傷害保険
なし最大20%海外:最高2,000万円
(利用付帯)
オリーブカードゴールドの画像Olive
ゴールド
年会費ポイント還元率お買い物安心保険
5,500円
(初年度無料)
0.5%限度300万円
年会費優遇対象店舗傷害保険
条件達成で翌年から永年無料最大20%海外:最高2,000万円
(利用付帯)
国内:最高2,000万円
(利用付帯)
オリーブカードプラチナプリファードの画像Olive
プラチナプリファード
年会費ポイント還元率お買い物安心保険
33,000円
(初年度無料)
1.0%限度500万円
年会費優遇対象店舗傷害保険
なし最大20%海外:最高5,000万円
(利用付帯)
国内:最高5,000万円
(利用付帯)

※調査日:2024年10月15日
※調査方法:Olive公式サイトから各調査データを取得

クレジットカードでもゴールドカードやプラチナカードになれば年会費も高くなっていく分、旅行保険などのサービスも充実しますが、Oliveのランクもおおむね似たようなイメージと考えてよいでしょう。

3Oliveは最大20%のポイント還元が超お得

Vポイントアッププログラム

Oliveは利便性だけでなく、ポイント還元の面でも非常に優秀です!

中でも目玉はやはり「Vポイントアッププログラム(対象のコンビニや飲食店でポイント最大20%還元)」です!

もともと、三井住友カード(NL)などで始まった「対象のコンビニなどで最大7%ポイント還元」という破格のスペックが大人気ですが、ここにきてさらにお得度を加速してきました。

Vポイントアッププログラム対象店舗
  • セイコーマート
  • セブン-イレブン
  • ポプラ
  • ローソン
  • マクドナルド
  • サイゼリヤ
  • ガスト
  • バーミヤン
  • しゃぶ葉
  • ジョナサン
  • 夢庵
  • その他すかいらーくグループ飲食店※
  • ドトールコーヒーショップ
  • エクセルシオール カフェ
  • かっぱ寿司
  • ※ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、 La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、三〇三も対象

最大20%ポイント還元を受けるには、以下の条件があります

最大20%ポイント還元の詳細
対象サービス アップ率 適用条件
通常 0.5% 通常利用分
タッチ決済 +6.5% Visaのスマホのタッチ決済で決済(*A)
※三井住友カードはMastercard®タッチ決済も対象
家族ポイント +最大5.0% 家族の登録で最大+5%(*B)
Oliveアカウント
選べる特典
1.0% Oliveアカウントの選べる特典で「Vポイントアッププログラム+1%」を選択
Oliveアカウントの契約
&アプリログイン
1.0% Oliveアカウント契約の上、三井住友銀行アプリもしくはVpassアプリへ月1回以上ログイン
Oliveアカウントの契約
&住宅ローンのご契約
1.0% Oliveアカウント契約の上、住宅ローンの契約がある
SBI証券(*C) 最大2.0% 1:当月の投資信託の買付が1回以上ある(+0.5%)
2:当月の国内株式または米国株式の取引が1回以上あること(+0.5%)
3:当月末のNISA/つみたてNISA口座の保有資産評価額が30万円以上ある(+1.0%)*D
SMBCモビット 最大+1% OliveアカウントおよびSMBCモビットをご契約のうえ、Oliveアカウントご契約口座をお支払い方法にご登録し、ご利用。
住友生命 最大+2% 「Vitalityスマート for Vポイント」に加入のうえ、Vitality健康プログラムを実施。Vitalityステータスに応じてポイントアップ。

 注意事項・補足
  • ※注A
  • 最大7%ポイント還元はスマホのタッチ決済(Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済)ご利用が条件
  • iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
  • 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
  • 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
  • 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
  • 最大7%ポイント還元は通常のポイントを含みます。
  • ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
  • ※注B: デビットモード対象外
  • ※注C:SMBC IDの登録以外に別途SBI証券Vポイントサービスの登録が必要
  • ※注D(+1%:当月末のNISA/つみたてNISA保有の条件について)
    ・2023年12月31日(日)のカードご利用分までが対象となります。
    ・三井住友カード・三井住友銀行仲介口座以外はポイント付与されません。
  • ※ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
  • ※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。

実際には「家族ポイント」「住宅ローン」などややハードルが高い条件も含まれるため、最大値の20%まで積み上げるのは難しい人の方が多いでしょう。

しかし、以下の条件なら多くの方が9~11%くらい狙えるのではないでしょうか。

比較的達成しやすい条件
  • タッチ決済
  • Oliveアカウントの選べる特典
  • Oliveアカウントのご契約&アプリログイン
  • SBI証券でのNISAや投資信託

SBI証券での取引実績や保有資産によってもVポイントアッププログラムの還元率が変わるため、SBI証券を持っている方はぜひチェックしたいところです。

4Oliveアカウントの「基本特典」「選べる特典」が豪華

Oliveアカウントを契約すれば、無条件にお得になる「基本特典」に加え、1つだけ選べる「選べる特典」の2つのお得を受けられます!

筆者
編集部
どちらも特別なことをほぼせずに毎月メリットがあるのがうれしいところ!

基本特典は主に三井住友銀行の利用がお得になる

Oliveアカウント契約者は三井住友銀行の口座を開設することになりますが、無条件で以下の特典を受けられます。

Oliveの基本特典
  • 定額自動送金の手数料が無料
  • SMBCダイレクトの他行あて振込手数料が月3回まで無料(*)
  • 三井住友銀行支店のATM手数料が無料

※Oliveアカウントご契約口座を出金口座とした、ダイレクトでの他行あて振込手数料が月3回まで無料です

例えば、家賃や駐車場など「決められた口座しか支払いに使えない」といったシチュエーションに定額自動送金は役に立ちますし、「給与口座から貯金用口座へ移動したい」という場合にも他行あて振込手数料がかからないのは非常に便利です!

筆者
編集部
筆者も地銀への送金や別の生活費口座への振込を多用しているので、Oliveアカウントはぜひ契約したいなと考えています!

選べる特典はライフスタイルにあわせるのがおすすめ

基本特典と違い、選べる特典は毎月1つだけ選んで適用できます。

Oliveの選べる特典
  • 給与・年金受け取り特典:毎月Vポイント200ポイント
  • コンビニATM手数料:毎月1回無料
  • Vポイントアッププログラム:+1%
  • 選択月末時点の残高が10,000円以上:Vポイント100ポイント

もし、会社の給与振り込み指定口座が三井住友銀行ならラッキー!

毎月給与を受け取るだけで200ポイントもゲットできます。

筆者
編集部
1年間なら実に2,400ポイントもたまります!

Vポイントは1ポイント=1円で使えますので、単純に1年間で2,400円も簡単に得できるのでこれは相当なメリットといえます。

対象のコンビニやファミレスをよく使うならVポイントアッププログラム+1%も魅力的ですね。

例えば、毎月2万円対象のお店を使う人なら、単純に200ポイント上乗せになるため、ランチや家族の外食でガストやサイゼリヤに頻繁に行くなら、こちらの特典を選ぶのもメリット大といえるでしょう。

筆者
編集部
対象コンビニや飲食店利用額が毎月2万円を超える、という場合は給与受け取りよりお得といえそうです!

5貯まったVポイントの使い道が豊富で便利

Oliveに限らず、SMBCグループ共通のメリットでもありますが、Vポイントは実は使い道が多いポイントです。

一般的に「ポイント」といえば、楽天ポイントやPayPayポイント、Pontaポイントなどを思い浮かべる人も多いでしょう。

確かに、Vポイントは知名度こそやや低いですが、実は使えるお店が楽天ポイントなどの共通ポイントに負けないくらい幅広いのです!

おすすめは「VポイントPayアプリ」というスマートフォンアプリでVポイントを設定・使用することです!

三井住友カードのVポイント使い方

Vポイントは1ポイント=1円でアプリチャージができます。

Apple PayやGoogle Payに設定すれば、iDやVisaのタッチ決済でVポイントを使えます。

参考:VポイントPayアプリが使えるお店
ジャンル お店
コンビニ セイコーマート
セブン-イレブン
ポプラ
ミニストップ
ローソン
スーパー・ショッピングモール イオン/イオンモール
イトーヨーカドー
まいばすけっと
マルエツ
京王百貨店
マルイ
ドラッグストア ウェルシア薬局
ココカラファイン
マツモトキヨシ
飲食 餃子の王将
タリーズコーヒー
ドトールコーヒーショップ
マクドナルド
スシロー
コメダ珈琲店
家電量販店 ビックカメラ
ヨドバシカメラ
エディオン
Joshin
ガソリンスタンド エネオス
コスモ石油

※一部ご利用いただけない店舗もございます

調査日:2024年10月15日
iD・Visa公式サイトなどから取得

SBI証券でのVポイント投資や実店舗でのお買物にも使えるなど、使い道多数のVポイントは節約効果も大いにある隠れた「名ポイント」といえるのです!

Oliveのメリットまとめ
  1. 銀行・証券・保険など様々な金融資産がシームレスに管理できる
  2. クレカなど4つの機能が1枚になったマルチナンバーレスカード
  3. フレキシブルペイ=アプリでクレジット・デビット・ポイント払いを切り替えられる
  4. VポイントアッププログラムやOlive特典でVポイントが貯まりやすい
  5. 貯まったVポイントも実は使い道が多く節約効果が期待できる

Oliveのデメリットや注意点はある?

利便性とお得さが大きなメリットのOliveですが、注意点もあります。

Oliveの注意点
  1. 対象店舗以外の通常還元率は平均的
  2. Oliveアカウントの銀行口座は三井住友銀行のみ対象
  3. スマホの紛失時や充電切れの際は支払い切り替えができない
  4. クレジットモードは審査落ちする可能性もある

1対象店舗以外の通常還元率は平均的

最大20%ポイント還元が魅力的なOliveですが、Oliveランクが一般・ゴールドの場合は通常のポイント還元率は0.5%と平均的です。

クレジットカードでいうと、1%以上の高還元率カードも多いため、対象のコンビニなどをほとんど使わない、という方にとってはOliveの通常還元率はややものたりないかもしれません。

ただ、プラチナプリファードはクレジットモード・デビットモードともに通常ポイント還元率も1.0%のため、年会費はかかりますがお得度は高いといえます。

2Oliveアカウントの銀行口座は三井住友銀行のみ対象

Oliveアカウントの契約では三井住友銀行の普通口座開設&利用が必須となります。

中には「メガバンクよりネット銀行使いたいな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、筆者は三井住友銀行を給与受け取り口座などで使っていますが、以下の点で使いやすさを感じています。

三井住友銀行の使いやすい点
  1. メガバンクゆえに全国どこに行っても支店やATMがある安心感
  2. 銀行アプリがとても洗練されており、見やすく管理がしやすい
  3. SMBCダイレクトも使いやすく、他行あて振込や送金の操作がわかりやすい
  4. Oliveアカウントなら銀行アプリでSBI証券資産の管理もしやすくなる

これに加えて、Oliveではアプリ上で口座開設等の手続きが完了できる「デジタル口座」を採用しているため、ご自宅や勤務先の近くに三井住友銀行がない場合でもオンラインで口座開設できます

すでに三井住友銀行の普通口座を持っている方も、これから初めて銀行口座を作る方ともにOliveの利便性はデメリットよりもむしろメリットに転化される可能性が高いと筆者は考えてます。

3スマホの紛失時や充電切れの際は支払い切り替えができない

フレキシブルペイはアプリで支払い方法が切り替えられるのが便利ですが、スマホを落としたり、充電が切れてしまった場合は操作ができないというネックはありそうです。

ただ、これについても三井住友銀行や三井住友カードのコールセンターは丁寧さに定評がありますので、困ったら問い合わせれば相談にうまく乗ってくれる可能性は高いと思います。

4クレジットモードは審査落ちする可能性もある

Oliveアカウント契約時に一般・ゴールド・プラチナプリファードを選択できますが、クレジットモードはクレジットカードと同じ審査が行われます。

特に上級ランクとなるゴールドやプラチナプリファードは審査難易度が一般よりは高くなるため、審査が通らずクレジットモードが使えない状態になる…という可能性は考えられます。

審査落ちしないためには「自分の身の丈以上のランクに応募しない」「他カードやローンで延滞などの金融事故を起こさない」などの対策があります。

>>クレジットカードの審査基準とは?

5Oliveは家族カードは発行できない(※2024年4月16日から発行可能に!)

クレジットカードでは本人の配偶者等の家族に同じようなスペックを持つ「家族カード」を発行できる会社が多く、Oliveフレキシブルペイも2023年4月16日から対応となっています。

特に、Oliveのゴールドランクは「年会費5,500円だけど、1年間で100万円以上使えば翌年以降の年会費無料」という特典があるため、家族カード合算で目指すこともできます。

「自分一人で年間100万円以上の利用が難しいな」という場合は家族カードもフル活用するのがおすすめです。

三井住友カードとの違いは?切り替えや2枚持ちはできる?

Oliveアカウントのメリットや注意点を踏まえたうえで「三井住友カードと何が違うの?」という点を詳しく比較していきましょう。

クレジットモードと特典対象店舗や還元率は類似している

Oliveのフレキシブルペイでもクレジットモード≒三井住友カードのクレジットカードと捉えて良いでしょう。

クレジットモードの基本的なスペック(年会費・ポイント還元率など)は三井住友カードのナンバーレスシリーズとおおむねリンクしています。

フレキシブルペイと三井住友カード
  • フレキシブルペイ一般⇒三井住友カード(NL)
  • フレキシブルペイゴールド⇒三井住友カード ゴールド(NL)
  • フレキシブルペイプラチナプリファード⇒三井住友カード プラチナプリファード
筆者
編集部
三井住友カードもVポイントアッププログラム対象!

三井住友カードとの違いは国際ブランド・デザインやSMBC ID

クレジットモード自体のスペックは三井住友カードとほぼリンクしていますが、やはり「複数のアプリや機能の一括管理」「銀行口座や証券も絡む独自の特典」が大きな違いになります。

筆者
編集部
フレキシブルペイやマルチナンバーレスカードといった機能面や、三井住友銀行の手数料無料などがOlive独自です。

他にも「OliveはVisaブランドのみだが三井住友カードは券種によってMastercardも選べる」「Oliveの方は選べるデザインが多め」など細かな違いは色々あります。

Olive

三井住友カード
※ナンバーレスシリーズ

年会費 一般:無料
ゴールド:5,500円
プラチナプリファード:33,000円
三井住友カード(NL):無料
三井住友カード ゴールド(NL):5,500円
三井住友カード プラチナプリファード:33,000円
通常ポイント還元率
※クレジット
一般:0.5%
ゴールド:0.5%
プラチナプリファード:1.0%
三井住友カード(NL):0.5%
三井住友カード ゴールド(NL):0.5%
三井住友カード プラチナプリファード:1.0%
国際ブランド Visa Visa、Mastercard
三井住友カード プラチナプリファードはVisaのみ
追加カード ETCカード ETCカード&家族カード

調査日:2024年10月15日
公式サイトから取得

三井住友カードとの2枚持ちも可能!切り替えは?

なお、すでに三井住友カード(NL)などを持っている方でも、わざわざ解約せずにOliveを追加で持つという選択もできます。

【Olive】既に口座やカードを持っている場合、Oliveフレキシブルペイは申し込めますか?
はい。
当行の口座や、SMBCデビット、SMBC CARD(クレジットカード)等をお持ちの場合でも、Oliveフレキシブルペイ(カード)はお申し込みいただけます。

引用元:三井住友銀行公式サイト

筆者
編集部
三井住友カードからOliveに切り替えるか、それとも両方持つかは利便性などで決めていくと良いと思います!

三井住友カード ゴールド(NL)持ちの筆者のシミュレーション紹介

参考までに、筆者の例をもとに1つシミュレーションをしてみたいと思います。

筆者の状況
  • 三井住友銀行の普通口座を持っている(給与受け取りなど生活口座)
  • 三井住友カード ゴールド(NL)を所持&すでに永年無料条件クリアを達成済
  • SBI証券でつみたてNISA口座所持&少額ながらつみたて中
  • 配偶者がよくコンビニを使うので家族カードを持たせている

以上を踏まえて、筆者は「Oliveのゴールドランク&三井住友カード ゴールド(NL)も継続」という選択をしました。

三井住友カード ゴールド(NL)は以下が大きなメリットです!

  • 年間100万円利用で1万ポイントがもらえる
    (家族カード利用分も含まれる)
  • SBI証券のクレカ積立のポイント付与率が最大1.0%と高い

一方、せっかく三井住友銀行で給与を受け取っていることや、生活口座として使っているため、Oliveアカウントを契約すれば「選べる特典(給与受け取りで200ポイント)」などかなり恩恵も受けられます。

また、今後住宅ローンなども三井住友銀行を使えば、Vポイントアッププログラムでますますお得になるなど、Oliveアカウント開設のメリットも非常に大きいため、筆者は三井住友カード+Oliveの二刀流をしていきます。

このような形で、損益分岐点やメリット・デメリットを洗い出せば、三井住友カードからの切り替えか2枚持ちの判断がしやすくなると思います!

筆者
編集部
初めて銀行口座やクレジットカードを作りたい!という学生さんや新社会人は、Oliveを契約すればキャンペーンも含めて相当メリットありといえます!

Oliveアカウントの作り方は?お得な特典受け取り方法も解説!

Oliveアカウントの契約方法は下記の手順があります。

Oliveアカウントの作り方
  1. 三井住友銀行アプリインストール
    ※すでにお持ちの場合は三井住友銀行アプリから契約申し込み可
  2. 三井住友銀行の普通口座を開設
  3. 各種サービス申込(フレキシブルペイ・SMBC ID設定など)

Oliveの新規入会キャンペーンについて!

なお、新規にOliveアカウントの契約をする方向けに最大最大29,600円相当のキャンペーン(2024/11/1~2025/2/2)もあります。

※特典付与には条件があり、口座開設とクレジットカード・デビットカードのお取引、証券のお取引も含みます。
※最大29,600円相当は最上位クレジットカードでのお取引が対象になります。

筆者
編集部
詳しくは公式サイトをご確認ください!

Oliveアカウントに関するQ&A

Oliveと三井住友カードって違うんですか?

OliveはSMBCグループ(三井住友銀行や三井住友カード)のモバイル金融総合サービスで、銀行やクレジットカード、SBI証券がシームレスに管理できて便利です。

Oliveのフレキシブルペイはクレジット支払いだけでなく、デビットカードやキャッシュカードの機能も兼ね備えているため、通常のクレジットカード単体よりも利便性は高いといえます。

Oliveと三井住友カードの詳しい違いは「三井住友カードとの違いは?切り替えや2枚持ちはできる?」をご参照ください!

フレキシブルペイとは?

Oliveの大きな特徴の一つに「マルチナンバーレスカード」というものがあり、クレジットカード・キャッシュカード・デビットカード・ポイント支払いが1枚でまとまっています。

これらの支払い方法をアプリで手軽に切り替えられる「フレキシブルペイ」がOliveの代表的なスペックの一つになっています。

Oliveにもゴールドカードやプラチナプリファードがあるのですか?

はい、三井住友カードのような名称ですが、Oliveにもゴールド・プラチナプリファードがあります。

厳密にはOliveはアカウント契約時に「一般・ゴールド・プラチナプリファード」の3つから「ランク」を選択でき、そのランクをさす言葉になります。

3つのランクの違いについては「Oliveは3つのランクがある」の説明をあわせてご覧ください。

三井住友カードの記事一覧

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