住信SBIネット銀行カードローンとは?金利優遇と銀行ならではの安心感が魅力
住信SBIネット銀行カードローンは、申し込みから借り入れまでWeb完結が可能なカードローンです。
基準金利は年2.49%~14.79%に設定されており、SBI証券口座の保有などいくつかの条件を満たすと、基準金利から最大年0.6%の金利引き下げが適用されます。
この記事では、ミスターカードローンの愛称で親しまれていた、住信SBIネット銀行カードローンについて詳しく解説しています。
住信SBIネット銀行カードローンの基本情報 | |||
---|---|---|---|
審査時間 | 最短数日 | WEB完結 | 可能 |
融資時間 | 最短数日 | 在籍確認 | あり |
金利 | 2.49%~14.79% | 郵送物 | なし |
無利息期間 | – | 担保・保証人 | 不要 |
限度額 | 10万円~1,000万円 (10万円単位) |
申し込み年齢 | 満20歳~65歳 |
金利優遇の条件にくわえて、審査や増額方法についても説明していますので、ぜひ参考にしてください。
住信SBIネット銀行カードローンとは?最大0.6%の金利優遇が魅力
住信SBIネット銀行カードローンとは、住信SBIネット銀行が提供している個人向け融資サービスのことです。
提供元である住信SBIネット銀行は、2007年にSBIホールディングスと三井住友信託銀行が共同設立したネット専業銀行で、安定した経営基盤を持っています。
大手の金融機関ならではの安心感に加え、金利は1.99%~14.79%と好条件で融資を受けられます。
利用限度額 | 基準金利(年率) |
---|---|
910万円~1,000万円 | 2.49% |
710万円~900万円 | 2.99% |
610万円~700万円 | 4.49% |
510万円~600万円 | 5.49% |
410万円~500万円 | 6.49% |
310万円~400万円 | 7.49% |
210万円~300万円 | 8.99% |
110万円~200万円 | 11.99% |
10万円~100万円 | 14.79% |
さらに、下記の条件を満たすと最大0.6%の金利優遇が適用されます。
- SBI証券口座保有登録済であること
- 住信SBIネット銀行の住宅ローン残高があること
- ミライノカード(JCB)を所有し、かつ住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定していること
1または2どちらかの条件を満たす場合、基準金利より年-0.5%、3の条件を満たす場合は基準金利より年-0.1%です。
最大0.6%の優遇金利が適用されると、上限金利は年14.19%となり、消費者金融より年3.0%以上低い金利でお金を借りられます。
返済額は毎月2,000円からOK!無理のない返済が可能
住信SBIネット銀行カードローンの返済額は、毎月2,000円からとなっています。
毎月の返済額が少なく設定されているため、借り入れが理由で生活に余裕がない人でも、無理のない返済が可能です。
前月末の残高に応じて決められる返済額は、以下のとおりです。
前月末時点の貸越残高 | 返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超40万円以下 | 6,000円 |
40万円超60万円以下 | 8,000円 |
60万円超80万円以下 | 11,000円 |
80万円超100万円以下 | 15,000円 |
住信SBIネット銀行カードローンの返済額は毎月2,000円からですが、なかには最低5,000円に設定されているカードローンもあります。
返済額が多いと月々の支払いが苦しくなるため、経済的に余裕がない人は返済額が少ない住信SBIネット銀行カードローンを選んで、毎月の負担を軽くしたほうが良いでしょう。
仮審査は最短60分で完了する
住信SBIネット銀行カードローンの仮審査は、最短60分で完了します。
カードローンの仮審査とは、申込者が入力した情報をもとに、審査基準を満たしているかどうかコンピュータが自動で判断する工程のことです。
申し込みの内容や時間帯によっては結果が出るまで時間がかかる場合もあります。
仮審査にかかる時間は以下のとおり、カードローン会社によって異なります。
カードローン | 仮審査 | 本審査 |
---|---|---|
住信SBIネット銀行カードローン | 最短60分 | 数日 |
イオン銀行カードローン | 最短翌営業日 | 最短5日程度 |
みずほ銀行カードローン | 最短当日※ | 最短当日※ |
オリックス銀行カードローン | 最短数営業日 | 最短数営業日 |
※みずほ銀行カードローン:最短当日審査・融資はみずほ銀行の口座をお持ちの場合。審査状況や書類の提出状況などで上記より日数がかかる場合があります。
住信SBIネット銀行カードローンは上記のなかでも仮審査の時間が短いため、借り入れできるかどうかの目途を早くつけたい人にはぴったりのカードローンです。
ただし、本審査では申込者の信用情報なども詳しく調べられるため、結果が出るまで時間がかかります。
本審査の時間は最短数日かかるから即日融資は不可能
先述したとおり、住信SBIネット銀行カードローンは最短60分で仮審査が完了するものの、即日融資には対応していません。
仮審査通過後に、最終的な借入金額を決めたり、本人確認書類等の必要書類をアップロードしたりいった手続きがあり、本審査の結果が出るまでは最短でも数日かかるからです。
一方で、カードローンのなかには審査スピードが早い商品もあります。
カードローンごとに審査や融資にかかる時間を調査した結果は、以下のとおりです。
カードローン | 審査時間 | 融資時間 |
---|---|---|
住信SBIネット銀行カードローン | 最短数日 | 最短数日 |
楽天銀行スーパーローン | 最短即日 | 最短即日 |
auじぶん銀行カードローン | 最短即日 | 最短即日 |
アイフル | 最短18分※ | 最短18分※ |
プロミス | 最短3分※ | 最短3分※ |
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
アイフルやプロミスなどの大手消費者金融なら、申し込みから最短3分~20分でお金を借りられます。
住信SBIネット銀行カードローンは当日中に借り入れできないため、すぐにお金が必要な人は、即日融資が可能なカードローンを選びましょう。
新規申し込みならキャンペーンで現金がもらえる
住信SBIネット銀行カードローンは、新規契約者に向けたキャンペーン(プログラム)を実施しており、条件を達成すれば最大36,500円の現金がもらえます。
カードローンを新規契約するだけで1,500円もらえるうえ、契約月の翌月末の借入残高に応じてさらに現金を受け取れます。
住信SBIネット銀行カードローンのプログラムで受け取れる金額は、以下のとおりです。
契約月の翌月末の借入残高 | プレゼントされる金額 |
---|---|
10万円以上20万円未満 | 500円 |
20万円以上50万円未満 | 1,000円 |
50万円以上100万円未満 | 3,500円 |
100万円以上200万円未満 | 10,000円 |
200万円以上300万円未満 | 20,000円 |
300万円以上 | 35,000円 |
住信SBIネット銀行カードローンは以前も同様のプログラムを実施していましたが、新規契約するだけで1,500円もらえる特典はありませんでした。
現在のプログラムはもらえる金額が多く、いつ終了するか公表されていないため、迷っている人は早めに申し込んでおいたほうが良いでしょう。
限度額は最大1,000万円!借り換えにも対応している
住信SBIネット銀行カードローンの限度額は、最大1,000万円です。
銀行カードローンのなかでも限度額が高く、万が一まとまったお金が必要になっても、高額融資を受けられる可能性があります。
また、借り換えにも対応しているので、現在の借入先の金利が住信SBIネット銀行カードローンより高い場合は、カードローンの借り換えを行うことで支払う利息を減らせます。
ほかの銀行カードローンと住信SBIネット銀行カードローンの限度額を、以下で比較しましたので参考にしてください。
カードローン | 初回借入の限度額 | 通常の限度額 |
---|---|---|
住信SBIネット銀行カードローン | 最大1,000万円 | 最大1,000万円 |
セブン銀行カードローン | 最大50万円 | 最大300万円 |
三井住友銀行カードローン | 最大800万円 | 最大800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン | 最大500万円 | 最大500万円 |
みずほ銀行カードローン | 最大800万円 | 最大800万円 |
たとえば、セブン銀行カードローンのように初回借入の限度額が少ないと、急なトラブルでまとまった金額を借りたい場合に対応できません。
初回借入で1,000万円の限度額が適用されるケースは少ないものの、住信SBIネット銀行カードローンは3大メガバンクと比べても限度額が高く、万が一に備えられる点は魅力です。
郵送物なしで契約できる!スマホアプリでの借入も可能
住信SBIネット銀行カードローンでは、郵送物なしで契約できる仕組みが整っています。
申し込みから借り入れまで全てオンラインで完結し、手間がかかりません。
郵送物がないため、自宅に書類が届く心配もなく、プライバシーが守られます。
郵送物なしで契約する方法は以下のとおりです。
- 住信SBIネット銀行のWEBサイトで申し込み
- PC・スマートフォンから必要書類をアップロード
- 審査が完了し、契約が成立
契約が完了すれば、スマホアプリで借り入れができるうえ、提携ATMでも手数料0円で取引できます。
借り入れと返済のどちらもATM手数料0円
住信SBIネット銀行カードローンは、借り入れと返済のどちらもATM手数料0円で利用できます。
回数制限がないため、何度でもATM手数料0円で取引できるうえ、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMなら24時間いつでもお金を借りられます。
手数料0円で借り入れや返済ができる提携ATMは、以下のとおりです。
- イオン銀行ATM
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- イーネットATM
100円や200円でも積み重なると大きな金額になりますので、少しでも金銭的な負担を減らしたい人は、提携ATM手数料が無料の住信SBIネット銀行カードローンを選んではいかがでしょうか。
住信SBIネット銀行カードローンの審査落ちを防ぐ方法
住信SBIネット銀行カードローンで審査落ちを防ぐポイントとして、まずは申し込み条件に当てはまっていることが挙げられます。
カードローンでお金を借りる際は、返済能力を認められる必要があり、大前提である申し込み条件を満たせなければ審査に落ちてしまうからです。
住信SBIネット銀行カードローンの申し込み条件は、以下のとおりです。
- 申込時の年齢が満20歳以上満65歳以下
- 安定継続した収入がある
- 保証会社の保証を受けられる
- 住信SBIネット銀行の普通預金口座を保有している
※同時申し込み可能 - 外国籍の場合は永住者であること
安定した収入があれば、パートや派遣社員でも申し込み可能となっており、審査に通過できればお金を借りられます。
在籍確認の電話に対応しよう
カードローンに申し込むと、審査の一環として在籍確認が行われます。
住信SBIネット銀行カードローンの在籍確認では、勤務先への電話連絡が行われるため、対応できるように準備をしておきましょう。
申込者本人が電話に出られなくても、勤務先で働いていることが把握されれば在籍確認は完了するので、ほかの人が対応したからといって審査で不利になるわけではありません。
在籍確認の際に勤務先へ電話されるかどうかは、以下のようにカードローン会社によって異なります。
在籍確認の電話あり | 原則在籍確認の電話なし |
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住信SBIネット銀行カードローンの在籍確認はプライバシーに配慮されていますが、どうしても職場への電話連絡を避けたいなら、アイフルやアコムなどのカードローンがおすすめです。
- ※アコム:原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施。
ほかのカードローンを解約しておく
住信SBIネット銀行カードローンの審査に通りやすくするために、使用していないカードローンは解約しておきましょう。
たとえ完済していたとしても、解約しない限りはいつでもお金を借りられる状態と見なされ、審査においてマイナスの評価になるからです。
他社借入の件数や金額が多いほど、カードローン会社から返済能力が低いと判断されます。
特に複数のカードローンを契約したままになっている人は、住信SBIネット銀行カードローンの審査に通りにくくなります。
審査に通過する可能性を高めたいのなら、できるだけ借り入れを控え、完済しているカードローンがあれば解約しておくことが大切です。
最低限の借入希望額で申し込む
住信SBIネット銀行カードローンに申し込む際、借入希望額を必要最低限にしておくと審査に通過する可能性が高まります。
収入に見合わない金額を希望すると、カードローン会社から本当に返済できるのか疑われて審査に落ちてしまいます。
特に、無理な金額で申し込むことで審査に落ちてしまっては、申し込み自体が無駄になってしまうため注意が必要です。
また、利用可能額が多いと万が一のときに備えられる一方で、必要以上に借り入れをすると支払う利息が無駄に増えるデメリットもあります。
余計な負担を避け、審査通過の可能性を高めるためにも、借入希望額は慎重に設定しましょう。
住信SBIネット銀行カードローンのほかにも融資をおこなっている金融機関はありますので、自分に合ったカードローンを探したい場合は、以下の検索ツールを利用してみてください。
住信SBIネット銀行カードローンでお金を借りる手順
住信SBIネット銀行カードローンは審査に通過できれば、提携ATMで原則24時間いつでもお金を借りられます。
来店不要でWebで契約まで完結するため、自宅で申し込みたい人におすすめです。
それでは、住信SBIネット銀行カードローンの申し込みからお金を借りるまでの手順を解説します。
ホームページの申し込みボタンを押します。
申し込みには住信SBIネット銀行口座が必須のため、持っていない場合は、「口座開設とカードローンの同時申込」を選択しましょう。
画面に従って必要な情報を入力します。
申し込みが完了すると、入力した情報をもとに仮審査が行われます。
審査結果は、メールアドレスとメッセージボックスに通知がきます。
仮審査に通過したら、借入可能額や金利を確認し、必要書類を提出しましょう。
次に、勤務先への在籍確認の電話を含めた本審査です。
本審査の時間は少なくとも数日かかり、審査状況によってはさらに時間がかかる可能性もあります。
審査結果は登録したメールアドレスとメッセージボックスに送られます。
「カードローン口座開設のお知らせ」のメールを受け取ったら、すぐに借り入れが可能になります。
Webサイトから住信SBIネット銀行口座に振替、もしくは提携ATMでお金を借りられます。
セブン銀行ATMやローソン銀行ATMも提携しているため、コンビニでお金を借りることも可能です。
少しでも早くお金を借りたい場合は、事前に必要書類を用意しておくと手続きがスムーズです。
本人確認書類などの必要書類を用意しておこう
住信SBIネット銀行カードローンは、本審査の前に本人確認書類や収入証明書類を提出する必要があります。
スムーズに手続きを進めるためにも、あらかじめ審査に必要な書類を用意しておきましょう。
住信SBIネット銀行カードローンの必要書類は、以下のとおりです。
- 運転免許証
- 各種健康保険証
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 在留カード、特別永住者証明書
- 源泉徴収票
- 市区町村が発行する所得証明書
- 確定申告書
- 給与明細直近1ヶ月分
また、本人確認書類のほかに、借入希望額が50万円を超える際は収入確認書類の提出が必須になります。
収入証明書類を役所等で発行する場合は、混雑状況によって時間がかかるため、余裕を持って準備しておくと速やかに審査を進められます。
返済方法は普通預金口座から自動引き落としのみ
毎月の返済方法は、住信SBIネット銀行の普通預金口座からの自動引き落としのみとなっています。
残高不足で引き落としができないと信用情報に傷がつくため、返済日の前日までには返済額以上の金額を口座に入金しておきましょう。
住信SBIネット銀行カードローンの返済日や金額は、以下のとおりです。
返済日 | 毎月5日(休業日の場合は翌営業日) |
---|---|
返済額 | 前月末の借入残高によって決まる |
返済口座 | 住信SBIネット銀行代表口座の普通預金 |
また、住信SBIネット銀行カードローンは繰上返済や一括返済も可能です。
返済期間が長くなるほど支払う利息は増えるため、お金に余裕があるときは多めに返済して最終的な支払額を抑えたほうが良いでしょう。
増額は自分のタイミングで申請できない
住信SBIネット銀行カードローンは、借入限度額の増額申請を自分のタイミングで行えません。
ほかのカードローンと異なり、住信SBIネット銀行が増額可能と判断した人に対して、「増額申込みの案内」のメールが届く仕組みです。
メールを受け取らない限り、借入限度額を増額することはできません。
『カードローン増額申込みのご案内』の通知を受け取られていないかたのお申込みはお断りしております。
引用元:よくあるご質問|NEOBANK 住信SBIネット銀行
また、メールで送られてくる「増額申込みの案内」の期限が過ぎると、申し込みができなくなるので注意しましょう。
住信SBIネット銀行カードローンのよくある質問
住信SBIネット銀行カードローンの審査日数は、最短数日となっています。
銀行のカードローンは審査に時間がかかり、実際に融資を受けるまでは数日かかるケースがほとんどです。
当日中の借り入れは不可能なので、すぐにお金を借りたい場合は即日融資に対応しているカードローンを検討しましょう。
住信SBIネット銀行カードローンの口コミはそれほど多くありませんが、Web完結できる手軽さが人気を集めています。
スマホやPCで身分証明書のアップロードが可能となっており、郵送物を送る必要がないため、自宅で申し込みから契約まで完了する点が嬉しいポイントです。
さらに、金利は年1.99%~14.79%と、消費者金融より低金利でお金を借りられる魅力もあります。
住信SBIネット銀行カードローンは、低金利のカードローンを探している人にもぴったりの商品です!
住信SBIネット銀行カードローンの申込条件は、以下のとおりです。
- 申込時の年齢が満20歳以上満65歳以下
- 安定継続した収入がある
- 保証会社の保証を受けられる
- 住信SBIネット銀行の普通預金口座を保有している
- 外国籍の場合は永住者である
これらの条件に該当しない人は、住信SBIネット銀行カードローンに申し込んでも審査に通過できません。
66歳以上の人や無職の場合は、ほかの借入方法を検討したほうが良いでしょう。
住信SBIネット銀行カードローンとフリーローンは借入限度額や利率、毎月の返済額などの条件が異なります。
特に大きな違いとして、カードローンは借入限度額内で借り入れと返済が自由にできるのに対し、フリーローンは借り入れをしたら、完済まで定期的に返済し続けなければいけない点があげられます。
また、フリーローンで再度借り入れをしたい場合は、申し込み・審査を経て再契約が必要です。
住信SBIネット銀行カードローン以外でおすすめのネット銀行カードローンは、以下のとおりです。
- 楽天銀行スーパーローン
- auじぶん銀行カードローン
- paypay銀行カードローン
- ソニー銀行カードローン
金利や使いやすさを比較し、自分に合うカードローンを見つけましょう。