ミニマリストの暮らしを見ていると、とっても参考になりますよね。
具体的に「キッチンの片付けアイディア」なんて検索するのも良いですが、やっぱりミニマリストその人物を追いかけるのが、いちばん勉強になります。
そこで、この記事では
有名な人気ミニマリスト
をまとめました!
今、ネットを検索するとミニマリストを名乗る人はたくさんいます。
ここではできるだけ出版している人をピックアップ。
ぜひ、心にピタッとくるミニマリストを探してみてください!
- 佐々木典士さん
- 筆子さん
- 阪口ゆうこさん
- 森 秋子さん
- しぶさん
- mamiさん
- mai minimalismさん
- nozomiさん
- なちさん
- おふみさん
- ドミニク・ローホーさん
- The Minimalists
- ジョシュア・ベッカーさん
- レオ・パボータさん
- コートニー・カーヴァーさん
- 鴨長明
- スティーブ・ジョブズ
- ヘンリー・デイヴィット・ソロー
- ミニマリストになってみよう
佐々木典士さん
1979年生まれ。香川県出身。学研『BOMB』編集部、『STUDIO VOICE』編集部、ワニブックスを経てフリーに。初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(英語タイトルは「goodbye,things」)は26カ国語へ翻訳、世界累計で60万部突破。習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』(英語タイトル「hello, habits」)は10カ国語へ翻訳。
わたし自身、この本からミニマリストを知り、大きな影響を受けました。
現在はモノだけでなく「習慣」や「お金」といった分野まで興味を広げられています。
佐々木典士 / Fumio Sasaki (@minimalandism) | X(Twitter)
筆子さん
ブログ「筆子ジャーナル」が大人気のミニマリスト筆子さん。
カナダ在住ということで、海外のミニマリスト事情にも精通し、ブログにはミニマリストのTED Talkの翻訳を掲載してくれており、かなり勉強になります。
筆子さんのミニマリスト論は非常に理性的で理論的。
著書を読んでも、スッと内容を理解できておすすめです。
筆子ジャーナル | シニア目前、60代主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々。
阪口ゆうこさん
ミニマリスト兼業主婦。
4人家族+猫
子育ての終わりが見え始めたアラフォーです。
小さめの家で簡単に暮らすひとです。
アメブロトップブロガーで、常に上位にいる人気ブロガーさんです。
そのアクセス数は驚異の月間200万PVだとか!
良い意味での関西ノリで楽しい発信をブログやインスタグラムで続けてらっしゃいます。
森 秋子さん
自由に暮らすミニマリストのブログ。家族3人、猫、カメと50平米のマンション暮らしの40代。時間とココロの余裕、貯金が増えるシンプルな暮らしへシフトする小さな幸せと工夫を書いてます
Ameba公式トップロガー。
やはりブログ村ミニマリストカテゴリーでも大人気です。
しぶさん
少ない物で身軽に生活すること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。
写真のインパクトがものすごいですよね。
THE・ミニマリスト!という感じのがらんどうの部屋は衝撃です。
近年は財布やiPhoneケースなどプロダクトデザインも手掛けているようです。
mamiさん
ミニマリストの生活を発信しているYouTuberです。
実はわたしはmamiさんのパートナーで同じくYouTuberの奥平眞司さん経由で知りました。
現在、おふたりはいっしょに住まわれているようで、動画内容もたまに連動していておもしろいです。
ついつい続けて観てしまいます(笑)
mai minimalismさん
同じくYouTuberのmaiさん(名前も似てる 笑)。
パートナーの方とワンちゃんと暮らしてらっしゃいます。
モノ選びのセンスが良く、代用アイディアが参考になります。
nozomiさん
「小さい子どもがいるのでミニマリスト的になれない…!」というのはよく聞く悩みです。
その悩みに答えてくれるのがnozomiさんの発信です。
ミニマリストの中でもかなり物が少なく、極端に感じる人もいるかもしれませんが、だからこそ参考になる部分も多いですね。
なちさん
平成生まれOLの家計・断捨離・一人暮らしをテーマに更新中です。
はてなブログで2017年からブログを更新されています。
「毎年、1年間に100万円を貯金する」という明確な目標を掲げてられるので、定期的にみるのが楽しみなブログです。
おふみさん
30歳/イラストレーター/ライター/整理収納AD1級
夫婦揃ってミニマリスト。汚部屋状態から一念発起、2014年から断捨離を開始。
ほぼ日手帳に、暮らしにまつわる絵日記を綴っています。著作は『ミニマリスト日和(ワニブックス)』ほか。近著に『夢をかなえるノート術(エクスナレッジ)』
早くからミニマリストとして情報発信されており、著書は5冊に及びます。
YouTubeやインスタグラムなどブログ以外での発信にも積極的です。
ドミニク・ローホーさん
著述業。フランスに生まれる。ソルボンヌ大学で修士号を取得し、イギリスのソールズベリーグラマースクール、アメリカのミズーリ州立大学、日本の仏教系大学で教鞭をとる。アメリカと日本でヨガを学び、禅の修業や墨絵の習得などをとおし、日本の精神文化への理解を深める。フランスはもとよりヨーロッパ各国で著書がベストセラーに。『シンプルに生きる』『シンプルリスト』『シンプルに暮らす』など、日本でもその著作は大きな支持を得ている。
本格的に禅を学んだ人でエッセイスト。
どちらかというとミニマリストよりシンプルライフを志向しているようですが、その考え方はミニマリストも大いに参考になります。
いくつかある著書の中で、わたしは『屋根ひとつ、お茶一杯』が好きですね。
「魔女の宅急便」のキキが住む屋根裏部屋に憧れて、パリの部屋を買う冒頭から親近感を感じます。
ゆったりとしながらも実直なエッセイで素敵です。
The Minimalists
ジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデマスの2人組、ザ・ミニマリスツ(The Minimalists)は、もっと少ない所有物でもっと意義深い生活を送ることを探求、実践するユニット。
彼らのウェブサイト「TheMinimalists.com」でエッセイを発表し、世界中から200万人を超える読者を集めている。
ミニマリズムを提唱する、その名も「ザ・ミニマリスツ」というユニット。
現在もブログはじめ、YouTubeやPodcastで積極的な発信を続けています。
関連記事:『あるミニマリストの物語』を読みました!小説のようなミニマリストドキュメント
https://www.youtube.com/c/Theminimalists
ジョシュア・ベッカーさん
現代のミニマリズム運動を代表する1人。
ミニマリズム生活を紹介するウェブサイト「ミニマリストにな(BecomingMinimalist.com)」の創設者、編集者。このサイトは毎月100 万人以上が訪問する。
国際的に活躍する講演家で、これまでに「タイム」誌、「サクセス」誌、「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙、「ボストン・グローブ」紙、「クリスチャニティ・トゥデイ」誌、イギリスの「ガーディアン」紙など、多数のメディアで紹介された。
主な著書に、ウォールストリート・ジャーナル・ベストセラーになった『Simplify』や、『Clutterfree with Kids』などがある。
妻のキムとともにNPO「ホープ・エフェクト」を設立。孤児に本物の家族のような環境を提供する活動を行っている。
牧師さんということで、キリスト教とも絡めながら説得力のあるミニマリズムを提唱しているのが印象的。
アメリカを代表するミニマリストインフルエンサーです。
Becoming Minimalist – Own less. Live more. Finding minimalism in a world of consumerism.
レオ・パボータさん
作家、ランナー、ベジタリアン。やることを減らして豊かに生きるシンプルライフを提唱し、圧倒的な支持を集めるカリスマブロガー。ブログで取り上げるテーマは、目標達成の技術からダイエット、借金の返し方まで多岐にわたる。
月100万人を超す読者がいる世界的人気ブログ『Zen Habits(禅的生活)』は2007年に「世界ブログ総合大賞」を受賞。さらに「タイム」誌による「ベストブログ2010」「トップ50ウェブサイト2011」に選定された。
妻と6人の子供とともにサンフランシスコ在住。
こちらは禅の影響が色濃いミニマリストのレオ・パボータさん。
前述のThe Minimalistsとジョシュア・ベッカーさんも参照したという人気ブログ「Zen Habits」を書いています。
この3組のアメリカのミニマリストは後の日本のミニマリストブームに大きな影響を与えたと思われます。
zen habits - breathe zen habits
コートニー・カーヴァーさん
アメリカの作家、ミニマリスト。2006年に多発性硬化症の診断を下されたことをきっかけに、自分の生き方を見直す。2010年、シンプルな生活を提案するブログ“Be More with Less”を開設。ミニマリスト関連のブログで世界屈指の人気になる。その後、厳選したアイテムで自分らしいおしゃれを楽しむファッション・チャレンジ“プロジェクト333”を発案。ファッションをきっかけにシンプルで豊かな生き方を見つけるこのメソッドは、多くの人に影響を与えた
ついつい楽しくて増えやすいのがファッションアイテム。
服の断捨離はミニマリストにとっても大きなテーマです。
その服にフォーカスして、ミニマリストらしいメソッドを開発したのがコートニー・カヴァーさん。
ワンシーズン33着で過ごす#Project333を提唱しています。
このメソッドはインスタグラムを中心に今なお親しまれています。
Simplify Your Life - Be More with Less
鴨長明
上記のミニマリストの人たちのブログや書籍を読むと、たびたび登場するのが鴨長明です。
ご存知『方丈記』を書いた人物で、学校の授業でも勉強しますよね。
方丈庵という元祖タイニーハウスのような家で晩年を過ごし、生涯に渡って孤独を愛した人として知られています。
日本における元祖ミニマリストという文脈で紹介されることが多いです。
わたしもやっと方丈記を読んでいるところ。
今よりもっとモノの少なかった800年前からミニマリストを志向する人がいるなんて、なんだか人間は変わっていない気がしますね。
原文の方丈記が読みにくいという人は『フツーに方丈記』という本がおすすめです。
これはエッセイストの大原扁理さんがご自身の砕けた文体を存分にいかした”超訳”方丈記。
とても読みやすいので、方丈記に挫折した人にも読んでみてほしいですね。
スティーブ・ジョブズ
ご存知、Appleの創業者スティーブ・ジョブズ。
彼のファッションは特徴的で、ある時期から
- NewBalance991のスニーカー
- リーバイスの501のデニム
- イッセイミヤケの濃紺のタートルネック
以外は身に着けなくなったそうです。
そしてその見た目だけでなく、日本の「禅」など現在のミニマリズムの原点になる思想にも精通していました。
ビジネスの世界でミニマリストを語るときは、必ず引き合いに出される人物ですね。
ヘンリー・デイヴィット・ソロー
歴史的名著として知られる『ウォールデン 森の生活』の著者。
多くのミニマリストにとって、心の支えになっている本ではないでしょうか。
わたしはちょっとボリュームがありすぎて、まだ途中までしか読めていないのですが(笑)
わかりやすく、イラストでまとめた本もあります。
170年前に書かれた『森の生活』では、勢いを増してきた資本主義や消費主義に対する憂いが描かれています。
近年になってようやくSDGsなどが盛んに叫ばれるようになり、その行き過ぎた消費主義を反省する時代へと変わりつつあります。
今こそ『森の生活』は読む価値が増している本だと思います。
ミニマリストになってみよう
「ミニマリストに興味を持った!」
「できる範囲で実践してみたい!」
そんな人のために、
ミニマリストになるステップアップガイド
を書きました!
ミニマリストの定義と歴史。
ミニマリストの始め方、続け方。
そして頼れる先輩まで、網羅的に解説しています。
関連記事:ミニマリストになるには?ステップアップガイドを実践者が紹介