最小限のもので生活することを目指すミニマリスト。
そんなライフスタイルを志向する中でも、なかなか捨てられない物をご紹介します。
逆に言うと、これさえあれば暮らせる?
第1位 洗濯機
こればっかりはむしろハイグレードな洗濯乾燥機を選ぶミニマリストが多いですよね。
田舎暮らしのミニマリストで、いわゆるオフグリッド(電気・ガスを極力使わない)志向の人でも、こればっかりは使うのだとか。
洗濯でいちばん大変なのは、脱水だそうです。
服を雑巾のように絞るのはたいへんだし、脱水しないと乾燥がすごく遅くなる。
洗濯機の遠心力で脱水する機能は、極めて効率的な機能だと。
逆に都会のミニマリストはコインランドリー生活に挑戦する人もいます。
しかしコインランドリーはなかなか高価だし、屋外に洗濯物をいちいち持っていくのもめんどう。
っということで、如何にミニマリストでも洗濯機は必須という人がほとんどです。
第2位 スマホ
本や動画を見ること。
あるいは文章や動画をつくること。
さらには決済、コミュニケーションと、スマホはミニマリストに限らず現代人の必須アイテムです。
でもよく考えると、ブログやYouTubeで見つかるミニマリストは、そりゃあみんなデジタルに強いでしょう。
スマホを使って発信しているんだから、スマホが必須アイムなのは当たり前。
一方でスマホは依存性も醸成する、なかなか取り扱いがむずかしいアイテムです。
でもスマホでミニマリストを探す限り、「スマホ持っていないミニマリスト」は見つからない…。
わたしはスマホから離れる時間がとても大事だと感じています。
近年のミニマリストはスマホ前提のライフスタイルになっているフシもあるので、個人的にはあえてスマホのデメリットも強調したいですね。
第3位 カーテン
カーテンも断捨離するミニマリストは少なくありません。
しかし、場合によってはハイグレードなものを購入したほうが良いことも。
例えばミニマリストは物の少なさを利用して「狭いけど、安い賃貸に引っ越そう」と提案することが多いです。
しかし得てして狭くて安い賃貸は、サッシのクオリティが低いことが多い。
わたしは木造アパートに好んで住んでいるので、サッシの断熱が弱いことのデメリットは身に染みてみわかります。
暖房をつけても、なかなか部屋温まらない…。
あるいは隙間風があることも…。
サッシのようなディテールは住んでみないとわからないことも多いので、入居後に対応が必要なことも多いでしょう。
カーテンは夏の日差しを遮ったり、冬の冷気を遮ったり、エアコンを効率的に使うには欠かせないアイテムです。
それに太陽と共に起きて、寝れる生活を送れる人ばかりじゃないので、基本的にはカーテンは必須アイテムだと思います。
カーテンを断捨離できるとしたら、窓に「リモコン付きのシャッター」がついている物件ぐらいでしょうか。
わたしはむしろカーテンライナーを取り付けて、さらに遮熱と遮光性能を高めています。
関連記事:遮光カーテンの裏地を後付け!「裏地ライナー」ならデザインそのまま遮光にできる
次点 加湿器
カーテンと同じく、快適な部屋をつくるのに必要です。
冬の乾燥を抑える術が加湿器の他にほぼない。
加湿器は掃除・メンテナンスの手間がかかる家電です。
しかし濡れタオルを干すとか、ペットボトルに差し込むタイプの加湿器とか、簡易的な方法だとほぼ効果がない。
風邪予防にもなるし、加湿すればエアコンの設定温度を下げても肌寒さが抑えられます。
関連記事:ARROWPLUSの加湿器をレビュー!リーズナブルなのに機能が全部入り
最小限を、考える
ミニマリストが目指す「最小限」は、実のところ定義は人それぞれ。
「家に物が20個しかないから偉い!」
という競争でありません。
そもそもプライベートのライフスタイルの話なので、競争とはいちばん無縁とも言えます。
SNSによってライフスタイルすら競争の対象になりつつありますが、ぜひ自分らしいミニマリストを目指してほしいと思います。
ミニマリストについて知りたい人のために、
ミニマリストになるステップアップガイド
を書きました。
ミニマリストの定義と歴史。
ミニマリストの始め方、続け方。
そして頼れる先輩まで、網羅的に解説しています。
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