アオキの斑入り種です。銘は『名月』だと聞いています。私はよく知らなかったんですが古くから流通していたようです。我が園でも頂いた株があるものの夏場は他の草類に隠れて存在感がありません。冬になって存在感を示しています。他の樹種ではありえないような斑の入り方です。幹も斑が入ります。...
四国カルストで花道楽
四国カルスト近隣の植物の紹介
自然界に斑入りテイカカズラがありました。まだ幼苗ですが。流通種に『ハツユキカズラ』と言う斑入り種があってそれに似ているも誰かがここに植えたとは考えにくい。『ハツユキカズラ』ではないことが証明できれば突然変異で出現した新品種となります。...
タネから育てたタマミズキ、今年8歳になります。落葉樹ですがまだ頑張って散らずに残っています。入手した黄実種のタネを蒔いたもので普通なら孫の代まで育てて黄実種の再現の可能性があるわけですがこの系統は子の代で黄実種が出る可能性があります。この個体(雌株ならば)黄実種になってくれるはずです。青軸です。今年はまだ初開花とはならないかも~...
暖地に遠征した際ナギランを見かけました。当地には自生してないし花期が夏場と言うことで咲いているお花を見ることができません。夏場はどちらかと言うと冷涼地に遠征することからナギランのお花に合うことができないんです。実が生っている株がいくつもありました。ナギランの花は側花弁が垂れてしまってだらしない咲き方をすることから園芸的に人気が無くそのことが盗掘から免れている理由です。...
今年5歳になるウバメガシの苗です。5株育っています。これ斑入り種のドングリを実生したものですが子供たちは斑入りにはなってない。多分、もう一代後には斑入り種が再出現するだろうと思われるがはるか未来のことでそれを期待してもしょうがない。でもこの5株のうち、両側の2株は正常だが中の3株は異常に葉が小さい。斑が出現しなかった変わりに矮性種が誕生したのかもしれないと少し期待を膨らませています。...
シデコブシの花芽です。先代が育てていた株が1本だけあり毎年よく咲いてくれます。今年も花芽がいっぱい野生絶滅種のコブシモドキです。原産地の徳島県木頭村では民家に植栽されていることもありますが全国的には植物園等でしか見られない希少種です。それが縁あって我が園にも育っています。今年は20花以上咲きます。開花は3月末頃です。樹高2.5mくらいに育っています。花が咲いてもタネができないことから増殖は栄養繁殖のみと...
我が園内ではたくさんの種類のホトトギス類が育っていますが近年は管理が行き届かず植え替えができないまま消滅している種類もあります。キバナオツキヌキホトトギス、これも激減しているので後継株を作った方がいい~時期的にもうタネは飛び散っている頃ですが・・・まだ残っていました。鉢植えの分は毎年植え替えすればよく増えるが植え替えを怠ると衰弱してしまいます。...
新しい年になりました。珍しく2日続けて快晴。見晴らしの良い山に登って大野ヶ原を見てきました。1等三角点があり標高は1402m。見えている斜面は高知県側、降った雨は四万十川に流れます。この尾根の向こう側は愛媛県側降った雨は肱川と仁淀川に流れます。つまりこの三角点は二つの分水嶺の交点となります。四国西部3大河川の源流点です。ほぼ人跡未踏の斜面ここも下からは入山できない。上の尾根から降りてくる二度と元へは戻れ...
直径40センチほどのケヤキ、岩をがっちり掴んでいます。ケヤキは根が丈夫でよく伸びることからこのような姿をよく見かけます。すぐ横から大きなツルが2本伸びてケヤキのこずえに達しています。つるの直径は7センチほど。このツルはツルウメモドキで雌株です。毎年頭上でたくさんの実を付けるんですが今期は不作でまったく見当たりませんでした。...
イズセンリョウは耐寒性の関係で当地には自生しない。冬場保護することで栽培している株があります。これは幹が長く伸びず寸詰まりの姿に育ちます。こんな個性を持っているのか悪性の病気なのか分からないまま育てています。これ花芽。雄株です。...
斑入りシロダモ1年ぶりの登場です。去年紹介した後青葉を切り落としたので痩せたようにも見えますが芸は安定してきました。こちらは別の系統です。斑の部分は生育できず枯れてしまう傾向があるが仕方ない。2系統あるので雌雄別々ならありがたいが開花株に育つまでそれは分からない。...
モチノキ科のタラヨウ、耐寒性の問題で当地には自生してない。カリナさんに頂いた斑入りの鉢植えを数年栽培していたが何とか寒さに耐えてくれそうだとわかったので去年4月に地降ろししました。斜面の下の方に植えたので大きく育つまでは見えない。よって今まで気づかなかったが実が生っていますよ~開花したことには気づいてないので花の写真は無い。これ雌株ですが近隣に自生地が無いため雄株の花粉は飛んでこないはず。遠くから...
ヤブコウジに覆輪の入った無名品です。自然界でこれだけの斑入りに出合うことは一生に1回あるか無いかの希少なことですがすでに全国でよく似た系統がたくさん見つかっていることから今さら世に出ていくことはありません。庭先に以前白実ヤブコウジが植えられていたことを思い出しました。近年見てないがこれかな1個だけ実が生っていました。園芸界では古くから知られている系統のようですが自然界での出現率は極めて低いと思われま...
1年前には シコクフクジュソウがちらほら咲いていました。今年は残念ながらぜんぜん咲く気配がない。シコクフクジュソウの中に生えていたヤマユリが9月頃イノシシ殿に掘り返されそのことでフクジュソウもダメージを受けたかもしれない。この辺りが掘り返された所。...
去年の台風10号で屋久島の『弥生杉』が倒れたそうですね。生きている枝が入手出来れば挿し木してクローン苗を造りたいと考えてしまうのは私の性です。それはかなわないがその『弥生杉』の分身枝があります。...