四国カルストで花道楽
四国カルスト近隣の植物の紹介
ガマズミの仲間はガマズミ、オオミヤマガマズミ、オトコヨウゾメに実が生っていますがもう一つコバノガマズミにも生っていました。このコバノガマズミはピンク花が咲きます。実生すれば次世代にも遺伝しますかね?コバノガマズミには珍しい斑入り種もあります。青葉返りがひどいので切り戻しをたびたびするため大株に育っておりません。よってまだ開花したことが無い。...
これ以上増やすことはムリ~と分かっていながらイワタバコのタネを蒔いてしまい、順調に発芽して育つも植え出す労力もなくそのままになっています。発芽率が良くないコンテナ、でもこちらの方が有望種。今頃咲いてきたお花があります。なぜか純白花。...
近隣に500株以上育っているヤマユリですが数年ごとにイノシシ殿に全滅するほど食われてしまいます。5年ぶりに食われました。ここは2月にフクジュソウが咲く斜面です。2株ほど立っていたヤマユリ、全部の球根が食われています。これから連夜出てきては場所を変えながら食いつくすはずです。有効な対策はありません。夜8時ころバットを持って見回りすることになります。...
町内産のシマカンギクを植栽している園内の石垣はまだほとんど咲いてないんですがそれとは別系統なのか満開になっている群落があります。珍しい白花シマカンギクもたくさん増えてきました。去年紹介した白花種はもっと白かったように思いますが徐々に白くなっていくのかもしれません。...
私どもの植物園内ではミツバツツジの仲間など原種のツツジを鉢植えでたくさん育てています。鉢の表面のわずかなスペースも無駄にならないようシソ科のオウギカズラを植えています。夏場の日照りが続いた時でも確実に散水は行っていることからオウギカズラが大繁殖しています。隣の鉢はおろか、コンテナを乗り越えて地面を這い広がっています。このオウギカズラ、珍しいピンク花なので咲いたらとてもきれいです。他の雑草が生えにく...
ミゾソバに似るも葉の中央部あたりがくびれないことからヤマミゾソバに分類しました。前回紹介したヤマミゾソバは花数が少なく花色が白でした。今回のタイプは花はミゾソバと同様です。茎の棘や托葉鞘の形、地下に生じる閉鎖花など調べればどちらかがヤマミゾソバでは無いと判定されるかもしれません。私はこの仲間にはまだ新種が出現するものと思っています。牧野植物園の標本庫に収めることになりました。...
今年は紅葉も遅れているんでしょうね~遅れていてもきれいならいいがどうなんでしょう?我が園ではシラキの紅葉から始まるんですがかなり遅れて今いい色になってきました。鉢植えのシラキはいい色になりましたが地植えの古木の方は遅れています。あと、メグスリノキも鉢植えはきれいになっています。...
ジョウロウホトトギスはNHKの朝ドラの撮影用に注文受けた年にはしっかり健全な株に育て上げたんですがその翌年からは手抜きするようになりまして植え替えなど怠っています。植え替えしないと花付きが悪い~2枚目、3枚目 花付きは悪いもこんなに巨大な葉に育った株があります。...
私どもの園内最奥の方にハツタケが出現しました。アカマツの古木が何本かあるんですがここに出現するとは知らなかった。普通はキノコ鍋には入れないがたった2個だけなので入れます。去年薪用に入手した雑木の中に薪としては不適な栗の木があったの放置していたらシイタケ生えてきました。ハタケシメジ、1週間前に採取した所、またこれだけありました。我が家のキノコ鍋は愛媛県の郷土料理・芋炊き風に作ります。...
クロウメモドキ科のイソノキ、まだ小苗ですが見つかりました。この場所は5月に大勢で植物調査した神社の一角、その時は誰も気づかなかった~分布域は広いけれど個体数は少ない。1株だけ、ということも多いですね。ハキリバチに葉を食いちぎられていることもよくある。栽培品のイソノキ、7月に写しています。...
マンリョウ(万両)は園芸植物でその原種はオオミマンリョウ、海岸沿いの小山によく自生しています。園芸種と違って樹高1~2m、稀には3mと大型になります。ひじょうに稀ですがこれの白実種があります。(3月撮影)この実を頂いてきて蒔きました。発芽しています。出てきた苗は青軸ではなく全部色がのっています。これ白実種にはならないかもしれないがとりあえず育ててみます。...
当地でも夏は過去に経験したことが無い猛暑に見舞われ9月、10月になってもずっと平年よりも高い気温が続いております。園内に3万株ほど育っているキレンゲショウマ、今はこうなっています。去年までなら咲いた花が全部と言ってもいいくらいたくさん実を付けていましたが今年は半分以下ですね~でも株自体は元気です。こちらはレンゲショウマ、こちらは高温による作落ちは無いようです。100~200株くらいしか無いので今年...
ツクシクサボタンの斑入り種、その2世苗で斑はちょっと物足りないんですがこれは作りこめばもっと安定させることも可能だと思います。今年初花が咲いたんですが何とピンク花です。親株の斑入り種とたまたまあったピンク花種が交配していいとこ取りの小苗ができたんでしょうか~...
県道から山手に10mほど登った所でクマガイソウに出合いました。1株だけなので昔からあったのではなく近年発芽してひっそり育っているようです。クマガイソウは我が園内でも何か所かに増殖しています。夏場繁茂していたカリガネソウを刈り開けたら下から出てきました。このように実ができると体力消耗するのでよろしくないんですがまあいいでしょう。なお、実の中にはおびただしい数のタネが入っていますが発芽して開花株まで育つ...
ヤマジソはヒメジソなどと近縁ですが非常に稀。高知県では2018年に確認したのを最後に今は現存が確認されていません。最後に確認された林道にもう一度行ってみましたがススキに覆われてしまってやはり確認できませんでした。少し移動して愛媛県側の林道に入ってみるとここには少しばかり残っていました。多くは草丈5~10センチほどです。左のくたびれている株はヒメジソです。ヒメジソは無尽蔵にあります。花はヒメジソなどよりす...
当地にはヒキオコシは普通に自生しているもののヤマハッカはまったくありません。我が植物園では和田さんから入手したヤマハッカのピンク花を植栽しています。咲き始めにも紹介しましたが今はたくさん咲いてきました。...
かつて、甘さ砂糖の20倍、カロリーゼロという希少糖が摂れるとの触れ込みで期待を集めたズイナです。注目種ということで我が園内にも植栽しております。今、実になっています。実を採取、中のタネは~小石の破片みたいなのがタネですかね~...