園内のいろんな所にタニジャコウソウが咲いています。軍艦岩に寄り添って咲いているこの株が一番濃色花です。花を写しているのでどいてくれませんか~花は何とか見えますが~内側にも色がのっています。つぼみの頃は黒光りがするほど濃色です。...
四国カルストで花道楽
四国カルスト近隣の植物の紹介
10年ほど前にここでミョウガの実を紹介したらすごい反響がありました。その後毎年紹介しているんですが今でも「初めて見た」などのコメントを頂きます。ミョウガが結実すると実ができます。実が開くとその内側が赤いので初めて見たらびっくりしますね。白いタネが3個くらい入っています。...
ヨモギの花などあまりカメラを向けることもないがこれは希少なヒロハヤマヨモギ、めったに出会うこともないから写しておきましょう。葉です。並んで生えていたのでヨモギと比べてみました。右がヒロハヤマヨモギ、左下の方にヨモギが写っています。...
県境を縫うように走る県道沿いの斜面にタチコゴメグサが自生しています。でもここは道路の用地となるので草刈りが行われます。私がこのお花を写そうと停まった時に草刈り隊があと50mの所まで来ていました。ぎりぎりで私は写せましたがそのあとここも刈り払われたはずです。このように岩陰に咲いている個体は助かるでしょう。...
希少種、ヤマジソを探しに行きます。ここ、通行量ゼロの古い林道です。道路の真ん中に生えているのはほとんどヒメジソです。このヒメジソの中にヤマジソもあるはずと探してみましたが無いようです。20mほど移動した先に見つかりました。これがヤマジソです。高さ10センチくらい。真ん中がヤマジソ、左にヒメジソです。この辺りにヤマジソが集中して生えていました。車両が通行しなくなって道の真ん中までススキなど大型の雑草が占...
四国カルストに咲くアザミ属で最も多いのがこのニセツクシアザミ。ハンカイソウと同様放牧牛が食わないことから爆裂的に増殖している。全国的に見ると自生地が限定される希少種扱いとなる。花粉を出している。...
ヒナノカンザシの高知県での自生地の一つはボランティアさんによって手厚く保護されているがもう一か所は特に保護など行われておりません。ちょっと覗いてきました。やっと一株見つかりました。もう一株見つかりました。今年は2株だけ。探せばもっとあるかもしれませんが探すときに踏みつぶす恐れもあるのでこれで退散。...
私どもの園内ではメガネツユクサがたくさん増えてちょっとした人気者になっています。元々あった普通のツユクサは毎日見つけ次第抜き捨てております。メガネツユクサを残していくためには普通種があってはいけないんです。さて、町南部に遠征した際見かけたツユクサの一群は特別色の濃いタイプでした。そしてその中に混じって咲いていた単色花です。紫色のお花から青がぬけてピンク花が出現することがよくありますがツユクサの場合...
初春に蒔いたナンテンは今頃発芽します。ナンテンの実は普通赤か白。蒔いたのは当地では全然見かけないうるみ実です。この親からいろんな色の実が生る子ができるかもしれない、と蒔いたわけです。白実(素心)になりそうな苗も見られます。本葉が出始めています。...
栽培コンテナ内に毎年大量発生する雑草ヤマミズ(だと思う)です。タネを飛ばすまでに抜き捨てないと厄介なことになります。数年前からこのヤマミズに斑入り種が出現しました。雑草とはいえ斑入りとなると抜かずに残したりするのでだんだん増えてきてこんな状態です。せっかく育ってきたのでお花の観察でもしましょうか~先端に雄花が咲いています。春に咲くカテンソウの雄花にそっくりですが完全に開いた花がほとんど無くてやっと...
園内の入り口から最奥まで歩いて行くと右左にいろんなお花が咲いています。時間がたっぷり無いと無理ですが所々の栽培場に立ち寄ればまた違ったお花にも出会えます。ウメバチソウは第4駐車場のアジサイ園や第3駐車場近くの培場に咲いています。まだ咲き始めたばかりでこれから花数が増えていきます。...
栽培しているオオクサボタンとツクシクサボタンが交雑してしまったようです。葉の形と花の大きさは中間タイプ。花色は紫色になるはずですがピンクを帯びた白に咲きました。この色はいい。オオクサボタンとツクシクサボタンの自生地は重ならないので自然界では起こりえない交雑種となります。私どもの園内で咲いているだけならまだいいが野生に逸出させてはいけない。...
四万十川中流域まで下るとシンミズヒキが群生していました。ミズヒキより大型で葉が厚く光沢があります。黒い斑紋は無い。花はミズヒキと同じ様ですが下から見ても白は目立たないミズヒキの仲間は果期に花柱が飛び出したまま残っています。...
スズメウリは寒さに弱いのか当地には自生しておりません。何回かタネを頂いて蒔いたことがあるようにも思うんですが育ったこともないものと思っていました。ユキワリイチゲ園の片隅に育っているこれ、スズメウリですかね。雄花が咲いています。花を見るのは初めて。雌花も巻きひげは右巻き、左巻き、右巻き、左巻き、とたびたび変化しています。なぜ?...
伊予人とお話ししているとイヨトンボの話題が出たので私も過去にイヨトンボを見たことがあったと思い出し、探しに行ってきました。散策始めて30分、1株見つかりました。ちょっと旬を過ぎていますがイヨトンボとわかります。このリップの構造はイヨトンボ、ムカゴトンボ、ミズトンボがよく似ています。葉はロゼット状で茎葉は2枚くらい。探し始めた元の位置に帰ってくるとそこにも数本ありました。...
性質が弱く育てにくいバアソブですが第3駐車場の近くでも育っていることが分かりました。もう終盤ですがもう一個つぼみがあります。同じ所にヒヨドリジョウゴもありました。これも何度か植栽しましたが失敗ばかりでした。やっと根付いてくれたようです。...
キノクニスズカケも咲いています。分かりにくい所にあるのでご希望ならばお教えします。これ前回紹介したトラノオスズカケ。第3駐車場のカーブミラーの所に咲いています。夏に咲いていたスズカケソウ。いい時期に写しそびれていました。...