四国カルストで花道楽
四国カルスト近隣の植物の紹介
いつかどこかでこの植物のことが話題になることがあるとしたら「もしやあの時のあれでは~」などと思い出してくれる人がいるものかは。
第一、『牧野富太郎伝』など聞いたことが無い。
白花スズムシバナがいっぱい咲いています。斑入り白花スズムシバナ。前に“斑入り酔白イワタバコ”という2芸品を紹介しましたがこれも似たような2芸品です。こちらは出現履歴が明らかです。白花スズムシバナの大株から枝変わりで斑入り種が出現しました。これ草なのでそのまま放置すれば冬には枯れてしまってそれまでです。私が斑入りの出現に気づいたため切り離して挿し木し独立株を作ったわけです。そうすれば根にも斑入りの素質が...
イワタバコの2芸品となります。斑入りイワタバコに初めて咲いたお花が酔白。自然界でイワタバコに斑入り種が出現する確率が10万分の一としますか。イワタバコに酔白花が出現する確率も10万分の一としましょう。単純に、斑入り+酔白が出現する確率は(10万×10万)分の1となってしまいます。日本中探しても1株あるかないか~実際には遺伝子のアクシデントが同時多発することがありこのように私の棚から出現したのかもしれません。ま...
アオツヅラフジがいっぱい咲いているので写しました。あらまぁ、異物が・・・これがアオツヅラフジの花です。雄花です。たくさん写したので雌花も写っているだろうと思ったのに全部雄花でした。雌花が写ってない、残念。ガックリ...
ノササゲが咲いています。失礼しました、異物が写りこんでいるので写しなおしてきます。これがノササゲの花です。マメ科のつる草は園芸的には邪魔者ととなる種類が多いんですがこのノササゲはきれいな実が生るので抜かないようにして積極的に増やしております。...
前回、白花ヤブランを写しました。もう一度見ますか。花は完全に平開します。今日写したのは白花ノシランです。ヤブランとノシランは葉がよく似ていますが属が異なります。花は明らかに違います。ノシランの花は下向きに咲きます。花は平開ではなくややラッパ状です。花柄に注目。葉の途中から花柄に変化したような色になっています。...
時季外れではありますがアズマシロガネソウ。3~4月に開花し1か月半でタネを飛ばしたら今シーズンは終わりのはずです。ところがそのあとも竹とんぼような実が次々と作られていきます。正常な花ではなく白い小さな閉鎖花から次々と実を付けていくようです。...
ヤマツツジが咲いています。再度ヤマツツジが咲いています。このヤマツツジは2季咲き性です。1回目は基本種同様当地で5月上旬に咲きます。2回目はこのように8月に咲いたり10月だったり11月だったりします。...
クロタキカズラは数株植栽しており5年くらい前から開花結実もするようになりました。今年は実がたくさんなりました。実は柿の種のような形です。四国カルストの原生林内にはたくさん自生している所もありますがこんなに実が生っているのは見たことが無い。...
ヒナシャジンです。失礼しました、異物が写りこんでいました。撮り直してきます。大変失礼しました。また異物が写りこんでいます。画像処理しました。ヒナシャジンは四国西部の石灰岩地固有種です。我が園内でもたくさん咲いています。これ牧野さんが横倉山で発見したものなので来年の『牧野富太郎伝』に使うならば準備できるんですがお話が無いですね。...
先日紹介したのは白花ハガクレツリフネ。今度は白花ツリフネソウ咲いてきました。基本種は赤、我が園のは珍しい白花です。白花ハガクレツリフネも白花ツリフネソウもここが日本一の群生地だと評された方がおりました。西日本にだけしか自生しないハガクレツリフネにおいては日本一と言われても反論する方はおられませんがツリフネソウは東北、北海道にも自生するので日本一ではないかもしれない。我が園内に500株ほど咲きます。...
毎年楽しませてくれる大野見・萩中のイワタバコ、このポイントは最近雨が降らないと見え葉は枯れる花は咲かないひどい状態でした。そのポイントから10キロと離れてない谷沿いは普通に雨が降っていたようできれいに咲いていました。あちこちの自生地に遠征すると色変わりなどに稀に出会います。ピンク花です。拡大↓酔白花です。(純白花と違ってわずかに濁るタイプ)なお、我が園ではピンク花がいっぱい咲いております。酔白花は少...
キレンゲショウマ園の横道を夜間Kトラックで通過するとお花が星のように輝いて幻想的な光景を映し出すんですよ。その感動を画像に納められないものかと挑戦してみました。ダメですね~葉の虫食い穴が目立ってしまってこれでは絵になりません。キレンゲショウマの花は60%終わりました。残り40%、9月半ばまでです。こちらはレンゲショウマ。株数が少ないのでこれが最後のつぼみとなりました。...