サネカズラは当地にも稀に自生していますが低地に遠征すればまだまだたくさん見ることができます。実の色変わりでも無いかな~と注目するんですが無いですね。この子は黒実ではなかろうか?近くにあった基本種と比較。黒いと思う。少し頂いてきてタネ蒔いてみましょ。...
四国カルストで花道楽
四国カルスト近隣の植物の紹介
昨日の朝、まだ雪が降る前のことです。前日お相手してやれなかったのでこの日は朝しばらくお相手してやりました。いきなり、見つめられました。多分、「昨日はどこ行っていたのよ」という意味だと思います。カメラのピント合わせて待っているといろんな状態が見られます。右から飛んできた子、急ブレーキです。直後、左の子に体当たりされて撤退しました。いつも仲良く行動しているように見えるけれど優劣順が決まっているようで時...
カンザブロウノキと言えば中村が本場かとお思いでしょうがもっと東の方の低山で出会いました。稀な樹でほとんど見かけませんがこの冬芽を見ただけでカンザブロウノキと分かりました。ハイノキ科の樹種は冬芽が変な形をしているのでそれが決め手となることがよくあります。状態がよくないが葉裏です。別の樹には実が生っていました。私、花を一度しか見たことが無かったし実を見るのも3回目くらいかも。牧野植物園では遍路道と合流...
アジサイ科ウツギ属は7種類あります(地域変種や品種は除く)がそのうち赤く紅葉するのはマルバウツギだけ。今頃沿岸部に遠征すると紅葉している木によく出会います。このマルバウツギ、どこにでもあるとお思いでしょうが標高600mの当地には自生していません。500m辺りには普通に見られるんですがそこから登ってくると突然無くなるんです。...
先日、キリシマミズキの実からタネを取り出す作業をお見せしましたがその後培場を確認したところ栽培しているキリシマミズキに初の花芽が付いていることが分かりました。樹高1mほど。来年7歳になる実生苗です。花の入った芽です。大きくて黄色が透けて見えるので花芽と分かります。左キリシマミズキ 右トサミズキトサミズキの方が古木です。古木だから花芽が大きいというよりも花期がトサミズキの方が早いので大きいんだと思いま...
当地にはカラスウリもスズメウリも自生していません。(あるのはモミジカラスウリだけ)遠征先で雀売りに出会いました。冬場に稀に出会うだけで自生地をよく把握してないから花を見たことが無いです。誤変換がありました 雀売り→スズメウリ液果をつぶすと中にはこんなタネが入っていました。タネはカラス色でした。...
12月には珍しい暖かい日が続きましたが我が家の煙突は煙が出ています。樫の木の薪が大量に手に入って煙突もなんかうれしそう~今年はサンタさんが来なかった~ とみんなが話しているのを聞いて私クリスマスのこと完全に忘れていたことが判明しました。あの晩も煙が出っぱなしだった~。...
暖地に遠征した際見かけたカナメモチです。実を見れば分かるとおりバラ科です。5月に写したお花です。そばの花に似ていることから高知県ではソバギまたはソバノキと呼ばれています。花と実と両方観賞に耐えられる樹種は少ない。特にこの近縁種のベニカナメは芽吹きが赤くきれいで以前はよく生垣にされていました。先日、斧の柄が壊れてすげ替えましたが今回このカナメモチを使用しました。当地には自生してないので5年くらい前に町...
トベラはトベラ科ミヤマトベラはマメ科です。普通、標高500m以下の林内に見られ樹高は20センチで1人前、50センチを超える程度までです。これ竹やぶの中で小群生していました。兄弟株がたくさん生えています。マメ科の実はさやの中が普通ですがこの実は割れない。中にタネが1個入っています。葉は3出です。昔、これを見たくて暖地に遠征していたものですがその後自宅から7~80mの所にあることが分かり遠征しなくてもよくなりまし...
沿岸部には普通に見られるトベラです。個体数は多いがトベラ科は小さな科で本土には他にコヤスノキが知られるだけ。黄色い実が割れて赤いタネが出てきました。葉が厚いのは沿岸性植物の証。生育期の葉はシャクナゲにも似ています。私は同属種のコヤスノキをまだ見たことが無い。岡山、兵庫にあるそうです。...
この変な曲がりの赤松、先日登って枝打ちしたやつです。後方の真っすぐ立っているのは五葉松です。電線や電話線、引き込み線など傷めてはいけないので先日高枝を伐りましたね。でも枝ぶりがよくないので本当は根元から伐って廃棄したいんです。それができないのは樹上にたくさんのセッコクが着生しているからです。セッコクを楽しむために松を残してるようなものです。先日落とした枝です。右端にあるのは五葉松。五葉松の今年の松...
絶滅危惧種のシダ、マツバランがいっぱいありました。モルタル吹き付けした絶壁です。モルタルは古く劣化も進んでいるし水抜きパイプの穴には草や小灌木が生えています。そこにマツバランも生えているんです。高所なので近づくことはできません。望遠レンズで写しています。こんなにたくさんのマツバランを見るのは初めてかも。...
太平洋岸の小山で見かけました。常緑樹で黄色い直径15ミリくらいの実が生っています。これはカキノキの仲間だと言っても同行者の誰もが疑問顔。葉が固くていかにも常緑樹。小さいけれど葉裏の網目模様はカキノキそっくり。柿に似ているでしょ。ちゃんとヘタがあるのを見てカキノキと皆さん納得。トキワガキでした。...
旧宅の庭の松の木(赤松と五葉松)が電線の上に伸びてやばいことになっています。この松は先代が植えて誰も手入れしないもんだから枝ぶりも悪く伸び放題。何年かごとに電線の上に被さったのに気づいては急きょ伐るもんだから枝ぶりはなお悪くなる。根元から伐ってもいいんだが近年はセッコクがいっぱい生えてきてだから伐る分けにもいかない。登って枝を落とします。電線より上まで登って枝落としました。登って伐っている姿、サー...
フクジュソウの開花宣言を3日前にしましたがもう5花くらい咲いているようです。こちらはユキワリイチゲこれだけ増やすのにかなり手こずりましたが何とか充実してきました。なんと、花芽が~ここにも~フクジュソウは気温3℃もあれば咲きますがユキワリイチゲは10℃くらい無いと咲きません。厳寒期を過ぎるまで10℃を超えることは無いのでこれ咲くことができず傷むことでしょう。...
我が家の薪事情です。今秋に樫の木の古木が5トンほど手に入りました。直径40センチ近くある大物でしたが寒い朝を利用して割りつくしましたよ。そのうちここに4トン積み上げています。これ画像で見た印象よりずっと大きいですよ。長さも50センチあります。いつも聞かれるたびに薪の使用量が1日20~30キロ、一冬に4~5トンいると言ってきましたがどうもそれでは計算が合わないので実際の使用量を計ってみました。1日30キロは最低ライ...
ツルコウジのあけぼの斑です。黄葉で出てきて後に茶色くなります。ツルコウジはランナーを伸ばして増えるので小群落を作る傾向があります。ヤブコウジの十両に対して一両と呼ばれ縁起物の一つです。実の付き方がいまいちなのが格下扱いになるのでしょうか?地域差か、葉の鋸歯が荒いタイプです。...
ヤマガラ殿の餌場は一日何回も補充しています。一度にたくさんやると無駄にされるしありがたみも感じなくなるから。私が不在の日のために自動餌やり器を作りました。小さな穴からひまわりが覗いています。ヤマガラ殿、見つけられるかな?早くもやってきました。私がすぐ横にいるのに~穴を覗いてますよ。ちゃんと取り出しました。面白い家族です。...
5年前のことです。ヤマガラの餌箱を作るにあたって、手乗りの練習も兼ねて左手型の餌箱を作りました。餌箱にやってくるうち手乗りもできるようになるかもと~でも実際のところその方法はあまり意味が無かった。こうして手乗りする子はするし乗らない子は乗らないまま。5年経ちました。色も変色してしまって手と間違える子も居ない。義手と私の手と並べたら私の手に先に来ますよ。手乗りできない子は3m離れた電線で私が去るのじっと...
フクジュソウに肥料をやろうと行ってみるとなんと、もう咲いていますよ。当地のものはシコクフクジュソウとなります。気分はもう新年です。去年(というか、今年)は1月1日に開花宣言しました。それよりも9日早い開花です。(昨日)...
続きです。毎年4~5トンの薪割りに耐えてくれたカマツカ製の柄、9年か10年も使えました。こんなに長持ちするとは思ってないから予備の材料は早くから準備していました。上の一本カマツカです。ちょうどの大きさですが割れが入っていて使えない。下の2本は同じバラ科のカナメモチです。これに決定。カマツカもカナメモチも曲げ強度が強く斧の柄には最高です。丸太のままでは重すぎるしグリップも太すぎるので強度を落とさない程度削...
11月頃から寒い朝は薪割りに励んでおります。樫類が5トンくらい手に入ったので2シーズン先まで安泰です。節が無ければ長さ50センチ、直径35センチくらいまでこの斧で割ることができます。ただ、この径の樫に斧を打ち込むと柄が当たって傷みます。一発で真二つにならないと柄のこの部分が当たるんです。この後、何とかここに写っている樫のほとんど割り終えることはできました。98%完了しました。この柄はカマツカ(バラ科)製で9...
タブノキは当地ではほとんど見られませんがホソバタブは自生しています。タブノキより葉が細いのと葉縁が軽く波打ちます。葉裏は緑白色。葉形のよく似たバリバリノキは葉裏の側脈が浮き上がってよく目立つのに対しこのホソバタブは浮き上がらないので確実に見分けられます。冬芽は赤味を帯びる。春の新葉は赤味を帯びない。タブノキは逆に冬芽は赤味を帯びず新葉は赤味を帯びる。直径10センチくらいの樹肌です。花や実にはあまりお...
モチノキ科のツゲモチです。樹は10mくらいになるが葉は長さ3~4センチと小さい。実は3~4ミリと極小で数も少ない。モチノキ科の常緑樹は赤い実が目立つ樹種が多いなかこの樹は近づいてよく見ないと生っていることに気づかない。樹の下に落ちていました。...
トサミズキやヒュウガミズキはよく植栽されていますがこのキリシマミズキが植栽されているのを見ません。それどころか自生株さえ見ることができません。これキリシマミズキの果序です。実が4個写っています。実1個の中に黒いタネが2個づつ入っています。右上のは抜け殻となっています。これだけ割れてもタネは出てこないので爪で強引に割いて出します。黒くて光沢のあるタネ。タネが殻から外れる瞬間、ストレスが解放されて遠くに...
庭先でたまに見るヒュウガミズキ・トサミズキには花に香りがないのが残念ですが、キリシマミズキには芳香があるそうです。
四国に自生するキリシマミズキの花を観察する機会があれば、ぜひ芳香の有無について確認してみてください。
クスノキとタブノキはどちらもクスノキ科、暖地に自生し大木となり照葉樹林を形成する樹種でもある。自生地に住む方、クスノキは普通に知られているのにタブノキがどれなのかはあまり理解されてない様です。タブノキです。葉裏です。冬芽の形はいかにもクスノキ科だが丸くて大きいのはタブノキが1番。四万十町窪川おみやげ物屋さんのユーイングにて。...
何トンも薪割りしてきて10年も持つのですね。
木の図鑑で、鎌の柄にする程堅いことを知り、山で拾ったカマツカをこん棒のサイズにして玄関に置いています。
不審者が侵入してきた時の防犯用です(苦笑)
赤い実は少し酸っぱかったですが、食べられる実というのは嬉しいですね。