2016年11月 - 四国カルストで花道楽

四国カルストで花道楽

四国カルスト近隣の植物の紹介

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2016-11-30 (Wed)

サカキカズラ

サカキカズラ

南予にアシズリノジギクを見に行った時サカキカズラを見つけました。常緑樹に絡まっているので気づきにくい。蔓性で対生した葉、これはサカキカズラかホウライカズラのいずれか。見上げれば実が見つかりました。↓キョウチクトウ科独特の鏡返しの実、一対だけ見つかりました。サカキカズラですね。 ホウライカズラよりも希少です。...

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No title * by edelweice2
>ホウライカズラよりも希少です
いいもの見つかりましたね

今年、お花を見損ねたのですが、実がついているかな~
年内に一度は行ってみなくては…

No title * by 花道楽
> edelweice2さん
過去2回来てる場所ですがその時には気づいて無かったことになります。観察眼の欠如にカツですね。

ここは四国最西端の地、3時間ほどかかるんですが1時間半ほどで行ける太平洋沿岸でも探せば見つかると思います。

No title * by 花道楽
>***さん
1年前にいただきましてその冬は大丈夫でした。
今年も早く取り込まないといけないのに忘れるところでした。

No title * by bi~no2
私に於いてはホウライカズラの花の方が希少ですネ。
蔓は何回も見るのにこの花をまだ見たことないのですヨ。
ホウライカズラ、強そうな蔓ですネ。挿し木して植えときましょうかね。

No title * by とらた
>ホウライカズラよりも希少

えっ、そうなんですか!
ホウライカズラ、まだ一度しか見たことがないです。気づいていないだけなんでしょうか…

No title * by 花道楽
> bi~no2さん
両方とも花付きが良くないし実を見ることも少ないですね。
次はホウライカズラの実を探してみます。

No title * by 花道楽
> とらたさん
どちらもあまりお目にかからないんですが両方とも高知県の沿岸部には連続的に分布してるようです。

さらにホウライカズラは内陸部でも広く確認されてるようです。群生する傾向もあるので個体数も多いと思います。

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2016-11-30 (Wed)

絞りカワラナデシコ

絞りカワラナデシコ

絞り咲きカワラナデシコは入手して3年。たくさんに増殖しています。6月に一斉開花しますがその後もちょこちょこ咲き続けています。数度の大霜や表土の凍結も経験したのにまだ咲いてます。実生すると絞らない花や、濃色花、白花も咲いてくることがあります。欠点は茎が真っすぐ立たないところ。...

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2016-11-30 (Wed)

ユキワリイチゲ

ユキワリイチゲ

暖地系の植物は別として、山野草の栽培技術でどうしても牧野植物園にかなわない種類があります。ユキワリイチゲです。今春もまばらにしか咲かすことができなかった。今新葉が展開したところです。他の物が見えないくらいユキワリイチゲの葉が充満しておかないといけない。まだまだ修行が足りない。※ 本日(11月30日) 夕方6時10分からのNHK高知ローカルニュースに注目。 当園の大文字草園が ビデオレターで紹介されるようで...

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No title * by asa*9*51
牧野のユキワリイチゲはすごいですね。
私も毎年見に行っています。花の色も違うので楽しみも多いです。

No title * by 花道楽
> asa*9*51さん
増殖率がいい種類なので2~3年で牧野植物園に追いつくと考えてたんですが10年近く経つのにぜんぜん追いつきません。
これだけは脱帽です。

No title * by bi~no2
環境に対する植物の向き不向きもありましょうし、単一の植物で被い尽すというのは難しいのでしょうね。

陽当たりの問題もありますか?

植栽の寄植え…造園的にはサツキなど…とは勝手が違いますからねぇ・・・。

私などすぐ何種類か組み合わせる雑な方向へ流れるでしょうね。

No title * by 花道楽
> bi~no2さん
ユキワリイチゲは11月から4月まで地上部に出てきます。私の場合その反転期に別の山野草を咲かせる2期作を狙っています。その欲張りがいけないんでしょうかね~

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2016-11-29 (Tue)

カンラン(寒蘭)

カンラン(寒蘭)

寒蘭の本場、宿毛の寒蘭展を4年振りかな、覗いてみたんですが写したお花を整理するのがややこしく報告が遅れています。私の元でも無銘品ばかり20鉢ほど咲いてたんですが棚から取り出して写す作業がおっくうでそのまま終わりかけてしまいました。初花だけでも写しておかないと・・・全体像は写さないほうがいいでしょう。単花だけ写しました。この4鉢が咲きました。末期に近く色あせかけてるんですがいずれももうちょっと赤いはずで...

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2016-11-29 (Tue)

ツルニンジンのタネ

ツルニンジンのタネ

つりがね型の花を付けるツルニンジン、花が散った後5枚のガクを残したまま基部が少し膨らみます。ここにタネが入っています。分解してみるとこれだけタネが入っていました。翼の付いたタネが50個以上~これ白花ツルニンジンンのタネです。2年前に入手したタネから数株育ってそのうち2株に今年花を付けました。実が5個くらい生っています。2代続けて自家受粉のタネということになるので発芽率や生存率が良くないかもしれませんが全...

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No title * by 花道楽
> ***さん
1⃣ どちらでもOKだと思いますが採り蒔きの方が失敗が少ないかもしれません。

2⃣ 覆土はしなくてもいいんですがタネが飛んでしまう恐れがあるので小豆粒大の用土を振りまいています。
真冬は散水しないですね。置き場所の環境にもよるかと思いますがあまり乾燥が激しい様なら散水した方がいいかな。

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2016-11-29 (Tue)

アシズリではないノジギク

アシズリではないノジギク

※ 前記事はファン・友だち限定にさせていただきました。さて先日、アシズリノジギク見てきたわけですがさらに南下して足摺岬に近い所まで行きました。当然この辺りはアシズリノジギクオンリーだと思ってたんですが自生してるのは普通のノジギクでした。国道ののり面で咲いていました。海辺に降りて探せばいがり先輩が写してる大群落があるはずなんですがこの日は日差しが強くいい写真が撮れないのであきらめました。...

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No title * by 花喜野
アシズリノギクの自生地域に行政が観光ピーアール目的でノジギクを植栽して、交雑が問題になったと以前聞いた事がありますが
それとは別に自生なのでしょうか?

No title * by クミコ
おはようございます。
「日本の野菊」でいがりさんの海辺の大群落見ました。すばらしいですね。いろいろな方がアシズリノジギクをブログでアップされていますが、ちょっと違うかなというのも見かけることが多いです。

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
私が以前取り上げた事件と似てるもののちょっと違った一件のようですね。それは聞いたことが無いです。

10~20年くらい前に道路改良工事が行われて山手の岩盤が切り崩されてそこに自然に生えてきたようです。

No title * by 花道楽
> クミコさん
「日本の野菊」を持って行ってれば写ってる場所が特定できるはずでした。
この日ここまで足を延ばす予定では無かったので予習もしてなかった。
最初に訪問した愛媛県の半島はアシズリノジギクばかりでした。

まだ当分咲いてるので見に行くチャンスがあるかもしれません。

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2016-11-28 (Mon)

フナバラソウ

フナバラソウ

フナバラソウにたくさんの実が生っています。縦に継ぎ目があってここが割れて中のタネが出てきます。これなど完全に割れてます。めったにお目にかかれないんですが中のタネが整然と並んでるのが確認できます。普通はこれだけ開いたら種髪が膨らんでタネは風に乗って飛んでいきます。割れ目が先端に達してないから種髪の先端が固定されたままでとどまってるんですね。先端部が解放されたら瞬時にして種髪が膨らんで次々と飛んでいき...

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No title * by 花喜野
フナバラ草はこれまで海岸近くでしか自生個体には出会っていませんね。今年も海岸の潮かかかる場所に生育していたので少々驚きました。

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
昆虫が羽化して一匹づつ順番に飛び立っていくがごとくこのタネも順番に飛んでいきます。
割れ目の先端を少し広げてやれば種髪が開き始めます。

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2016-11-28 (Mon)

ツチトリモチ

ツチトリモチ

先日キレイツチトリモチを見に行ってきました。自生地は限られるものの個体数が多いので毎年安定して見られます。ツチトリモチ、これは広く分布していますが九州南部のような大群生地はなく一か所に数個かせいぜい50個くらいまで。ヤッコソウと両方見られる所で写してきました。ここにもあったのは9個だけ。クロキなどハイノキ属の根に寄生します。...

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No title * by 花道楽
> ***さん
お近くには無いんですね。
四国では太平洋側には広範囲に分布してて標高のかなり高い所でも見られますが瀬戸内側にはほとんど情報がありません。

No title * by 花道楽
> ***さん
そこだけにあるというのは不思議ですね。

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2016-11-27 (Sun)

ムラサキシキブ

ムラサキシキブ

瀬戸内側の海岸線を走ってるとムラサキシキブがいっぱいありました。葉っぱは10センチほどありもしかしたらオオムラサキシキブかと思ったんですが・・・やっぱりムラサキシキブですね。...

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No title * by 花喜野
キブシやイヌマキと同じような適応の仕方なのでしょうか?
キブシやイヌマキも海岸近くになると大型化します。
一方で、ガマズミは小型化するようです。

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
ムラサキシキブをほとんど見たことが無いもんでオオムラサキシキブかと勘違いしたわけですが、これが標準的なムラサキシキブですね。
オオムラサキシキブの果序はこんなにコンパクトではなく枝分かれして大きく広がります。

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2016-11-27 (Sun)

青軸ツルギミツバツツジ

青軸ツルギミツバツツジ

まだ誰も見たことが無いツルギミツバツツジの白花種を作出しようと連年の実生で突然変異が起こるのを期待しております・開花まで7年ほどかかるんですが白花種の場合樹全体の赤い色素が無くなるので花を見なくても白花種であることが推定できます。実生からの白花出現率は数万分の1か、10万分の1かもしれない。そんな気の遠くなることを考えても仕方ないので毎年1000とか2000とか蒔いてささやかな期待をするわけです。何度か報告...

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No title * by 花喜野
おお~確かに青軸、もう一年肥培してから植え出しですね。
開花が待ち遠しくなります。

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
どうなることかと心配しましたがなんとか助かりました。

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2016-11-27 (Sun)

ツルギミツバツツジの花芽

ツルギミツバツツジの花芽

ツルギミツバツツジの花芽です。おとなしくしててくれればいいのに11月中旬が暖かかったので膨らみかけています。これはもっと早くから~こんな感じで10月頃から常時数花づつ咲いています。昨日の朝は初の氷点下。これでおとなしくなってくれるでしょうか。四国固有種のツルギミツバツツジ、苗の入手困難なことから私以外に栽培してる人はおりません。他のミツバツツジ類には白花種の出現情報があるんですがツルギミツバツツジの白...

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No title * by 花喜野
実生から青軸出てきましたか!楽しみですね(^0_0^)
自生地での白花個体、見つかったら貴重なものになるでしょう。
保護増殖が期待されます。

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
私どもの青軸は先日も報告したように新葉をシャクトリムシに食われて悲惨なことになっておりますが一命はとりとめました。この株だけ紅葉しないことからも白と思ってほぼ間違いないようです。

自生地の情報は信用できます。

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2016-11-26 (Sat)

銀葉アキグミ

銀葉アキグミ

この一本、銀色に輝いています~とは大げさですが、普通より白っぽい。アキグミですが、もともと葉裏は銀色です。この一本は葉表もほとんど同じ色。専門的なことはよく分からないが、葉表にも星状毛があるから銀色に見えるんだと思います。...

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No title * by 花喜野
潮風に対抗して表にも出来たのでしょうか?
シルバーリーフとして楽しめそうですね。

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
画像を拡大してみると本当に星状毛がいっぱい。
こんなのをどうやらカラアキグミというみたいですね。各地で確認されてるのかもしれません。

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2016-11-26 (Sat)

ツメレンゲ・海岸型

ツメレンゲ・海岸型

その前日は奥仁淀でツメレンゲを見てきたんですがまったく環境の異なる太平洋の沿岸にも同じツメレンゲが咲いていました。前日見た内陸部はコケ蒸したコンクリート擁壁面に根付いてました。秋冬はほとんど陽の当たらない所です。この日見た所、固い岩場でガンガン陽があたり潮風も当たって水分がどんどん奪われるような厳しい所でした。海の男の肌のように葉も赤銅色となっていました。まったく違った環境に咲くのに同じ植物なんで...

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No title * by edelweice2
本当によくやけていますね

No title * by 花道楽
> edelweice2さん
こんなのを銅葉と言って園芸界では珍重されるとも聞きますがこれ移植すれば間違いなく青葉になりますね。

No title * by edelweice2
へぇ~っ 銅葉って言うんですね

>園芸界では珍重される
生育場所が限られているからでしょうね

No title * by 花道楽
> edelweice2さん
安定してこの色ならば園芸価値ありですが、環境によって変わるようではだめでしょうね。

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2016-11-26 (Sat)

ヤッコソウ

ヤッコソウ

ヤッコソウの自生地は近くはないが毎年見に行ってあげています。ところが去年に比べてかなり少ない。去年の残骸が黒くなって残っていますが今年はまばら。1年草なので年によって大きく変化するのは仕方ないんでしょうね。ここの谷が氾濫して自生地が水没してた形跡があったのでその影響があるのかもしれません。...

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No title * by ガッチやん
おばんです
 植物らしくない容姿をした~「ヤッコソウ」は、図鑑でしか 見た事がないので、(いつ行けるか!? 分からないけど…)ぜひ一度は、実物を自生地で 見ておきたい植物です
   

No title * by 花道楽
> ガッチやんさん
県内に3か所、知っていますがいずれも1日がかりの遠征になってしまいます。それでも毎年見に行ってます。

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2016-11-25 (Fri)

アシズリノジギク・高茂岬

アシズリノジギク・高茂岬

先日写したのはノジギクで今回はアシズリノジギクです。こんな所に行ってましたね。アシズリノジギクがこの斜面に咲き誇ってると思ってたんですが残念ながらまばら、と言う感じでしたね。きれいなポイントも少しはありました。ノジギク、アシズリノジギクの違いは連続的で明確には分けられないんですが、アシズリノジギクは葉裏が白くそれは表から見ても葉縁が白く覆輪状に見えることで分けられます。この岬に育つものは常時強風に...

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No title * by 花道楽
> ***さん
キク以外にもいろいろあったのでゆっくり観察したかったんですが他にも行きたい所があって心残りです。

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2016-11-25 (Fri)

ツメレンゲ

ツメレンゲ

遠征してきました。内陸部のツメレンゲの自生地です。苔むしたコンクリート擁壁に大群生。太平洋にも瀬戸内にも等距離の四国西部真ん中あたりで写しました。開花した株は枯れます。来年用の株も準備できていますが今年咲いた株があまり多いと後の子苗が育つスペースが足りなくなって一旦衰退するかもしれません。現に2~3年前に大群生していた愛媛県側の自生地は今年は少なかったです。...

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No title * by 花喜野
おお~沢山そだっていますね。
銅葉とか色花探したくなります。(^0_0^)

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
海岸近くの岩場に咲くことが多いらしいんですがここは潮風など届かないところです。
同一種か疑問ですがそれを研究するのは私のレベルではないのでただ眺めるだけです。

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2016-11-25 (Fri)

ノジギク

ノジギク

沿岸部へ降りて行く県道沿いではノジギクが満開でした。改良工事が遅れてまして近年になって少しづつ道幅が広がっています。工事中に山手斜面のノジギクははぎとられてしまって少なくなっていましたがまた少しづつ復活してきました。私が地元民ならこの県道沿いをノジギクだらけにして県内一の名所にしてあげるところですが今の身分では無理ですね。かわいらしい葉型の一群がありました。単なる幼苗の状態かもしれませんがこの形で...

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No title * by 花喜野
へ~、これは変異個体の可能性大きいかも、追跡調査楽しみです。ちなみに、ナカガワノギクでも小葉で矮性の個体が見出されてるそうです。(^0_0^)

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
この時冷たい雨が降ってて長居しなかったんですが年末までにもう一回行ってよく調べてみます。

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2016-11-24 (Thu)

ヤマユリの発芽

ヤマユリの発芽

タネを蒔いても1年目には発芽せず、2年目に一斉発芽というのはボタン科やキンポウゲ科などによくあることです。ヤマユリやササユリも1年目に発芽しないので開花は5年目になるのが普通ですがキンポウゲ科の場合とはちょっと違う事情があるようです。これヤマユリです。1年前に蒔いてたやつどうなってるかやさしく掘り上げてみました。1年目に地上には出ないものの地下ではしっかり球根が形成されてるんですね。これ来年から4回目の...

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No title * by tuki
花道楽さん、こんばんはー。

ヤマユリの可愛い芽を観るとワクワクしますネー(^^♪

上手に発芽させてあるのに、とっても感動です。

参考までですが、一番お手軽な発芽方法として高温温度処理があります。

発砲スチロール箱の中に、電気アンカを入れて、チャック付袋には、種子とバーミュキューライトを混合します。

後は温度と期間を設定して、箱の中で夏、春、秋、冬(冷蔵庫)を体験させて、強制的に発芽させてます。

自宅では、カノコユリとヤマユリを、現在処理中ですよ。(サクユリは来月予定です。)

土蒔きしても1年経過すれば、十分に発芽する事が分かり、とっても参考になりました。

ありがとうございました。

No title * by 花道楽
> tukiさん
私はやりませんがこちらでもササユリに同様なことやってる方がおられました。
1~2年短縮できればすごく有利ですね。

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2016-11-24 (Thu)

ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ、四国カルストでは9月から10月上旬に咲くのでもう今年は見られないと思ってたんですが下界の蛇紋岩地では今頃咲いていました。小さなラベルが立ってて何か咲いてるみたいなので近づいて見るとそれがムラサキセンブリでした。この仲間、普通は花弁が5深裂するんですがこの花、4深裂、5深裂、6深裂と3者3様なので先人がラベルしてくれてたみたいです。薬用には利用しませんが紫色がとてもきれいで人気があります。2...

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2016-11-24 (Thu)

ツルグミ×ナワシログミ

ツルグミ×ナワシログミ

当地ではツルグミやナワシログミの花期はとうに終わってるが海岸では今咲いていました。ところがこのグミ、姿はツルグミなのに葉はナワシログミにそっくり。両種の推定雑種、マルバツルグミまたはウラギンツルグミというそうです。過去にもどこかで見ていますがその画像を探し出すのは困難であきらめました。...

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No title * by edelweice2
>姿はツルグミなのに葉はナワシログミにそっくり
特徴がよく分かりますね

雑種らしいと思っても、何×何なのかがなかなかワカリマセン
それに名前のややこしいことに戸惑います
ツル×ナワシロ=マルバツルグミ
別名/マルバナワシログミ・ウラギンツルグミ

一方でオガサワラグミ(小笠原特産)と言うのがあって
別名がマルバナワシログミらしいとか…

No title * by 花道楽
> edelweice2さん
父、母が入れ替わった雑種もあるのでそれによってマルバツルグミ、ウラギンツルグミと呼び分けるのかと思ってましたがそんなことは無いようですね。

覚えられないのでこれからもツルグミ×ナワシログミと呼ぶことになると思います。

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2016-11-23 (Wed)

トキワバイカツツジ1歳

トキワバイカツツジ1歳

トキワバイカツツジの今年発芽した苗です。3センチくらいです。挿し木も試みましたが挿し穂が健全でなかったこともあり全部失敗。やはり私は実生男ですね。...

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No title * by 花喜野
バイカツツジと同じようにトキワバイカツツジも挿し木難しいのですかね(~_~)
機会が有ればチャレンジしてみよう(;^ω^)

No title * by さくら
やっぱりバイカツツジは挿し木は難しいんですね。試してみましたが中々活着してくれません。もう少し大きくしてからチャレンジしようと思っています。

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
常緑のツツジなので挿し木は難しくないはずです。
折られて捨てられてたみたいな 枝を拾ってきて挿したので私の場合不調でしたが健全な枝なら発根しそうです。

No title * by 花道楽
> さくらさん
ツツジ属では落葉種の挿し木は困難とされています。バイカツツジ、私は栽培したことが無いですが挿し木は簡単では無いでしょうね。

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2016-11-22 (Tue)

ネコノシタ

ネコノシタ

山に住む人、怖くて海岸には行けないんですがこの日は恐る恐る波打ち際を歩きました。こんなのありました。これ、ネコノシタというやつですね。先輩のブログによくよく登場しています。どこに親株があるはず~堤防の元にありました。猫の舌、と名が付いた分けはだいたい見当が付きます。花か葉が猫の舌に似た感触なのでしょう~葉裏でした。まさに猫になめられた経験ある人は納得の命名。先日美佐ちゃんが飼ってる中型犬になめられ...

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No title * by edelweice2
結構遅くまで咲いていますね
葉っぱのザラザラ感触を思い出しました

暖地の海岸に生える、と言うことですが
どこの海岸にもある訳ではなくて、私は角島でしか見たことないです

No title * by 花道楽
> edelweice2さん
県内の先輩のお部屋でたびたび登場するので
一目でそれと分かりましたが海岸だけに生えることは知りませんでした。

No title * by 花喜野
1枚目は浜大根の幼苗のようですね。大きな大根は見当たりませんでしたか!
もっともガチガチで固く食用には不向きでしょうが。(;^ω^)
先日訪ねた島で、ほんとに久しぶりにネコノシタに出会いました。同行した息子に説明、さっそく葉の感触確かめてましたね。

No title * by 花道楽
> 花喜野さん
でしたか~
画像は除外します。

No title * by あれんこれん2-2
猫の舌、まだ花が見られるのですね
私は県内では見たころがないですが鹿児島の花友おかげで鹿児島では何度か見ました
今年夏に群生を見ることができました
猫からもイヌからもなめられたことがないですがそんなものかな~って思ってます

No title * by 花道楽
> あれんこれん2-2さん
豊の国では見られないんですか~
海岸線の長い当県では広く確認されているようです。似たような近縁種もあるようですね。

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2016-11-22 (Tue)

サネカズラ

サネカズラ

10年くらい前までは我が園内にサネカズラが自生してることを知らず遠征先で花や実を見つけて喜んでたものです。その後実生栽培で手元でも去年から開花結実を見られるようになったわけですが一方では園内にも自生してるのが数か所で確認できました。軍艦岩の所、ここにもあります。植栽の分よりもきれいな実が生っています。キレンゲショウマ園の上の方にも自生してるのが見つかっていますが高木に這い登っていて結実を確認できませ...

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2016-11-21 (Mon)

キイレツチトリモチ

キイレツチトリモチ

キイレツチトリモチがキレイに咲いていました。咲いてるのか、つぼみなのか、もう終盤なのかよくわかりませんが3番目の画像など出てきたばかり、しばらく大丈夫そうです。...

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No title * by bi~no2
家の山から水源を引いている所に“キイヤッモツ”というのがありました。“黄色のツチトリモチ”の意味ですが、多分キイレツチトリモチだったのでしょう。
こちらではトリモチを作るために赤いツチトリモチの根っこをすり潰して何度も漉して作ってましたね。

“キイヤッモツ”からはトリモチは作らなかった。成分が違うのでしょうかね?
ですから、クロキの色濃い葉を目印に今頃山をウロウロしたものです。

福島には津波が来てますね。NHKでは6時ごろからず~っと小名浜港が映し出されてます。アナウンサーも“急いで今すぐ逃げよ”の連呼・・・。心配ですネ・・・。

No title * by 花道楽
> bi~no2さん
そちらが本場でしょうね。
四国に自生があることは近年分かったんですが群生する性質があるようで数百個も出てました。

赤いツチトリモチは広い範囲に分布が確認されていますがそちらのように群生することは無く10~20個あれば多い方です。

No title * by edelweice2
可愛いですね~~
それに凄い数

今年は1個も見られず、草臥れたツチトリモチが2個見られただけでした

No title * by 花道楽
> edelweice2さん
主の自生地は保護されてて手続しないと入場できないんですがそちらは多分数百とか1000個とかあるはずです。
不思議な生き物です。

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2016-11-21 (Mon)

ジョウロウホトトギスのタネ

ジョウロウホトトギスのタネ

栽培してるジョウロウホトトギスはもう全部枯れてます。タネを見ると回収したくなるんですが・・・もうこれ以上蒔いても育てられない。でもこのタネの中に斑入り種か優秀な花を咲かせる遺伝子が入ってるとすれば無駄にもできませんね。...

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2016-11-21 (Mon)

花期の長いニセツクシアザミ

花期の長いニセツクシアザミ

白花ニセツクシアザミまた咲いてきました。これは栽培してる白花種ですが、基本のピンク花も野に咲いています。一部は8月から咲いてましたがそれは特別としても9月半ばから10月半ばまでが全盛期だと思っていました。その頃は花穂を上げて無かった株がその後生育してどんどん咲いてきたようです。種名はニセツクシアザミ。他のイシヅチウスバアザミやヨシノアザミはそんなに長くは咲かないのでニセツクシアザミの個性のようです。11...

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No title * by 花道楽
> ***さん
いいのありましたか~
アザミの白は私が大騒ぎしてるだけで誰も興味を示してくれません。

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2016-11-20 (Sun)

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギの花は今咲きますが意識してないと見落としてしまいます。庭の片隅に散ってる花発見。白い花弁が雄しべ2個伴って落ちています。小さいけれどたくさん落ちてるとよく目立ちます。この樹は花が高所にあって写すことができません。反対側の樹は何とか写せます。この樹は雄株。咲いてるのは雄花です。先ほどの落下してるのは両性花です。雌しべは結実して樹上に残ってるはず。ご近所さんの旧庭に古木があるので見てきました。...

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