風俗やキャバクラなど夜の仕事に勤めている女性は思った以上に多いものです。
「この仕事をずっと続けられるのかな」
「もう夜の仕事は辞めて昼の仕事に戻りたい」
「最近お茶ばかり」と様々な不安を抱える女性が多いのもまた事実です。
未だに偏見が消えない夜の仕事。ですが、夜の仕事出身の方でも昼の仕事に転職し、堂々と生活をしている人も沢山います。
今回は夜の仕事出身の方が昼職に転職するには?をご紹介していこうと思います。
昼職に転職するメリット
まずは夜の仕事から昼の仕事に転職した際のメリットをいくつかご紹介します。
・カラダや肌の調子が良くなる
人の身体は夜起きるようにできていません。そのため、夜しっかり眠る事によって肌やカラダの調子が整い、結果として美肌にも繋がりますし、ダイエット効果も期待できるのです。
・キャリアップが期待できる
夜の仕事の年齢制限は著しいものがあり「この先どうしよう」と将来を不安に思う方も大勢いらっしゃいます。ですが、昼の仕事でそれは解決できるのです。というのも、昼の仕事にはキャリアアップというものが存在するのです。年齢を重ねても、スキルを磨く事によってきちんと評価をされていくのです。
・金銭感覚が戻る
これまで派手に稼いできた分、派手に遊んでいた使い込んでいたという方も多いのではないでしょうか。昼の仕事になると狂ってしまった金銭感覚を徐々に戻す事が出来ますよ。収支のバランスをしっかり整えてあげる事が大切です。
昼職へ転職するときのコツ
夜職の事を履歴書に書くべきかどうか悩んでしまう方も多いと思います。
勤続年数3ヶ月未満であれば履歴書や職務経歴書に記載する必要はありませんが、勤続年数半年以上であれば記載する必要が出てきます。その理由は、離職していた期間をチェックするためなのです。
記載をしていないと、「その間無職だったのかな?」と離職期間が長いと思われてしまい、書類選考で落とされてしまう可能性が高くなってしまうのです。
ですので、半年間以上勤めている場合は記載をするようにしましょう。
その際、店名や業種は書かず社名や企業名を記載したり、アリバイ会社を利用してみたり、個人経営や家事手伝いなどにするといった方法もあります。
履歴書に「吉原ソープ××」「デリヘルXX川口店」などと書く必要はありません。
殆どの風俗大手は会社形態をとっているので、この社名を記載しておけば問題ありません。
職種は“飲食業””接客業“”事務“と記載する方が多いです。正直に”風俗“”水商売“と書く必要はありません。
掛け持ちをすると昼職に転職しやすくなる
実は風俗や水商売をしている女性の中に、全く別の職種で掛け持ちをしているという方も少なくありません。
一般職を掛け持ちしておくと、そちらの経歴を履歴書に記載することもできますし、嘘をつくことなく本業(昼職)の話をすることもできるからです。
更に、掛け持ちには様々なメリットがあります。
一般職を掛け持ちしておくと、中々治しにくいとされる金銭感覚をキープすることが出来るのです。一度狂ってしまった金銭感覚を元通りにするのはかなり大変なのですが、この金銭感覚を保つ為にも一般職との掛け持ちがオススメです。
ただ、フルタイムでの勤務は体力や時間共に難しいと思います。お勧めは、時間がある時だけ参加できる派遣のアルバイトです。単発や週1だけでも夜職オンリーでいるよりはだいぶ気持ちも違うので是非試してみてくださいね。
昼職に転職する場合は金銭感覚を戻す
難しいと言われているのがコレです。金銭感覚を戻す方法です。
何よりも収支のバランスをきちんと把握すること、これが重要なのですがそれ以前に無駄遣いを減らすようにします。
買い物に行った際、「本当に必要なものなのか?」「十分活用できるのか?」「他の物で代用は出来ないのか?」などをその都度自分自身に問いかけるようにするだけでもだいぶ無駄遣いは減らせます。
通販も一緒です。衝動的に「カートに入れる」前に少し時間をおいてみてください。暫くするとそれが本当に欲しい物なのか必要な物なのか冷静に判断することが出来ます。
家計簿をつけた事がない方も多いと思いますが、最近はレシートをアプリで入力するだけでOK!という便利なアプリが沢山あります。
家計簿をつけるのが苦手という方は是非、こういったアプリで収支をきちんと把握してみましょう。まとめて一気にやろうとすると大変なので、毎日コツコツと、でなければ3日1回はレシート整理の日を決めると管理しやすくなりますよ。
待機時間を有効活用
今後昼職に転職したいと考えている方は是非、今から昼職が有利になるように行動をしましょう。
待機時間を有効活用する方法の1つに“資格取得”があります。
転職をする際、資格の有無は結構重要なポイントになります。独学で取得できる資格などは待機時間を有効活用できるので是非この機会に転職に有利な資格を勉強してみてはいかがでしょうか。
オススメの資格・・・日商簿記・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)・FP技能検定・秘書検定・社会福祉士・社労士・行政書士・TOEICなど。
夜型から昼型へ
いずれにせよ、夜型の生活を昼型に戻さなければ話は始まりません。
夜型から昼型に戻すための方法はたくさんありますが、自分がすぐに実践できるものからどんどん始めてみましょう。
早く寝る
夜型の人は遅い時間に眠り遅い時間に起き上がる、という体内時計が完成しています。これを正す為に早く寝る事を心がけて、しっかりと朝日に当たりましょう。朝日を浴びる事によってカラダは「朝だから起きなくちゃ」と思うようになります。防犯上あまりオススメは出来ないのですが、カーテンを開けたまま眠り朝強制的に朝日を浴びるというのも1つの方法です。
ブルーライトに注意
パソコンやスマホ、テレビなどの光は睡眠の質を下げるとも言われています。この光は自律神経や免疫系にも影響を及ぼすのですが、眠る直前までパソコンやスマホを観ていると、眠りが浅くなったり寝つきを悪くします。逆にブルーライトの量が減ると脳は自然と「夜になった」と判断し、メラトニンの分泌が活発になるのです。
朝日が良いとされるのはブルーライトを含んでいる朝の眩しい太陽光によってカラダのリズムをリセットするからだと言われています。夜は出来るだけ暖色系の照明を活用するようにしましょう。
寝溜めは存在しない
休日になるととにかく寝溜めをしておく!という方も多いのではないでしょうか。
実はこれ、夜型の人が昼型に戻すのには不都合でしかありません。この寝溜めによってせっかく昼型に戻った体内時計はあっという間に夜型に逆戻りしてしまいます。
休日でも平日でも、普段と同じような生活リズムをキープするようにしましょう。日中どうしても眠くなった場合は効率の良いお昼寝がオススメです。「15分だけ」「30分だけ」と時間をしっかり決めてお昼寝をします。目を瞑るだけでもかなり効果があるので、夜型→昼型へ戻す際は是非13時~14時の間に短い時間のお昼寝を挟んでみてください。
まとめ
夜職の人が昼職に転職・・・前途多難のように思えますが、実はそんなに難しいものではありません。
何よりもまずは夜型になってしまった体内バランスをしっかりと昼型に戻してみましょう。
毎日朝日をしっかりと浴びるだけでもカラダは自然とリセットされていきます。夜はブルーライトに気を付けましょう。
このブルーライトは寝る前に良い影響を与えません。最低でも寝る1時間前はブルーライトを浴びないように工夫する必要があります。
暇な待機時間は転職を有利にするために資格取得の勉強がオススメです。独学でも取得できる資格は沢山あります。是非この機会に時間を有効活用して、キャリアアップも期待できる昼職に転職をしてみてはいかがでしょうか。