Case Study #559
『コロンとしたフォルムが愛らしい覆輪留めの婚約指輪』
サプライズでのプロポーズを念頭に
男性お一人でご来店いただきました。
様々なデザインがある中で、
お相手様が着けることを想像しながら
サンプルのリングを見ていただきました。
初めは少しカーブ感のあるデザインも視野に、
ダイヤモンドの存在感を感じられる
一粒でのデザインを見ておられましたね。
そんな中お選びいただいたリングは
「ソリテール」と呼ばれるまっすぐなリングに
一粒のダイヤモンドが留められた王道の婚約指輪。
ソリテールは
凛として洗練された印象があり、
輝くダイヤモンドを主役にしてくれる
飽きのこないデザインです。
石留め方法は
ダイヤモンドを包み込む、
ころんとした形が特徴的な覆輪留め。
覆輪留めは石を留める石座が筒形になっており、
その壁をダイヤモンド側に倒して留める石留め方法です。
丸くて柔らかい印象がありながら、
尖っている部分がないため
引っ掛かりが少なく、
日常使いでストレスのない
デザインにもなっています。
リング自体も中心に向かい
細くなっていくフォルムのため、
ダイヤモンドの存在感を引き立たせてくれますね。
リングのお色味はプラチナ。
青白い輝きが手元で存在感を放ちます。
美しくカットされたダイヤモンドの輝きとも
とても相性が良いカラーです。
またトレンドに左右されない色味になるので、
カジュアルな服装や、フォーマルな場面でも
場所を選ばず合わせることができますよ。
表面の加工は鏡面仕上げ。
鏡面仕上げはその名の通り
鏡のように磨き上げる加工です。
プラチナの輝きをより引き立たせる
傷ひとつない鏡面仕上げは
職人技が光る加工と言えます。
またリングの内側は着け心地が良いように
内甲丸の加工を入れています。
指にあたる角を丸くすることで
着脱をよくしたり、
着けた時の圧迫感などをなくすことができます。
シンプルながらも着け心地や好みを
しっかりと考えてデザインを作り上げた
想いの詰まった婚約指輪になりましたね。
完成したリングのご納品時には
箱を開けてからじっくりと眺めてられていたのが
印象に残っております。
プロポーズにご使用になられる大切な婚約指輪を
無事間に合うようお作りができて
ほっといたしました。
ご来店いただいた際に既にプロポーズの時期は
決められておりましたが、
その後いかがだったでしょうか。
光り輝く婚約指輪が
これからのお二人の生活を
明るく照らしてくれることを祈っております。
メンテナンス等ございましたらお気軽にご連絡くださいね。
末永くお幸せに。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:中村
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