ワークマンの空調服・ウィンドコア リペアテック2WAYベストと18Vファンを使ってみた
台風ラッシュが過ぎ、少しだけ秋の空気になってきました!
キャンプのベストシーズンはもうすぐです。
さて本日は、キャンプだけじゃなく暑い日の屋外作業用品。
ワークマンのファン付きベスト、いわゆる「空調服」です。
空調服という言葉は登録商標でして、株式会社セフト研究所様・株式会社空調服様のファン付きウェアにのみ使える名称です。
なのでコンプライアンス意識が高いワークマンさまも当然空調服という名称では販売しておりません。
太字にしたのは他社デザインをパクリまくる某企業への嫌味を含みますw
SONYのウォークマンなどのように一般に空調服という名称で浸透しておりますので、この記事でも伝わりやすい空調服という名称で進めます。
ワークマン ウィンドコア リペアテック(R)2WAYベスト
https://workman.jp/shop/g/g2300035827022/
まずはファンを付けるベース、服の部分を用意します。
ウィンドコア リペアテック(R)2WAYベストを購入。
針が刺さって穴が開いても、揉むと塞がるというのがリペアテック生地。
着ていて汗をかく服ですから、洗濯機での洗濯もできます。40℃以下の水で、弱い水流で陰干し。
すぐ乾くというほどでもないですが、化繊なのでそこそこ早く乾きます。
WindCoreファンセット&バッテリーセット
ファンとバッテリーは別売です。出力に比例して値段が上昇。
年々進化しておりまして、今年は24Vが最高級のものですかね。私が購入したのは18.6V。
ウェアもファン、バッテリーもワークマン実店舗で購入しました。
ファンが4980円、バッテリーが9800円です。
服にファンを装着する
ウィンドコア リペアテック(R)2WAYベストに、ファンを取り付けますよ。
特に説明書は付いていませんでしたが、見た目でなんとなくいけます。
ファンの丸みを帯びた方が排気で内側、平面でロゴが付いた方が吸気で外側です。
ファンの羽根カバーを外しまして、服の穴に合わせてセットします。
カバー側を先に服の穴に付けて、ファン側をねじこんでも可。
カバーとファンで服の生地を挟み込んで固定します。
ファンカバーも付属しています。
粉塵が多い場所で使う際、ファンを守るためのカバーです。
解体現場などではもちろん、キャンプでも砂埃が多い時は使った方がファンの寿命が延びます。
こちらが18.6Vバッテリー。色は青以外に黒、オレンジ、木目があり。
ポケットに入れて使うので何色でもいいでしょう。
バッテリーの充電はUSB Type-C。主流ですね。
給電側はDC1つのみで、対応するファンのみしか繋げません。
スマホを充電したりはできず、空調服や電熱服を駆動する専用品です。
バッテリーにオンオフスイッチ、電圧の調整が付いています。
ONボタン長押しで電源を入れて、電圧で風量を調整します。
満充電時に最大の18.6Vだと2.5時間、15Vで4時間、12Vで8.5時間、8Vで24時間超の駆動。
風量を落とせば長く、上げれば短くなります。当然ですね。
付属の充電器。5V2Aのごく一般的なUSB充電器です。
購入時にバッテリー残量は十分にありまして、外出先で購入していきなり使えました。
必ずしもそうではないので、使う前に充電すれば間違いないでしょう。
実際に涼しいのか?感想まとめ
本当に涼しいのかどうかが、一番気になるところですよね。
涼しいと言えば涼しいです!
...ちょっと歯切れが悪いのは、気温35℃以上ある無風空間などですと、これ着てファンを回していても暑いんですよねw
もちろん無いよりは全然マシになり、熱中症リスクも減らせるので、使うと手放せなくはなるのですが。
私の場合の風量設定の目安です。
風量1(8V)だと静音ですがあまり涼しくもなく、それなりに空調のある屋内や28℃以下での使用になります。
風量2(12V)は少し音が大きくなり、涼しさも感じます。30℃ぐらいならこれで耐えます。
風量3(15V)はうるさいです。33~35℃で使いますが、駆動時間が4時間と短くなるのであまり長くは使えないです。
風量4(18.6V)はかなりうるさい。声も通りにくくなります。2.5時間と短時間しか使えないし、基本使わないです。しかし風量はたっぷりあります。
2WAYベストというのは、ファンを出す・隠す2通りの使い方ができるという意味です。
ファンを外した時は穴が開きっぱなしですが、それをカバーで覆って隠せるようになっています。
工場の制服として使ってもらおう、というような感覚かもしれませんね。
ベストに保冷剤を入れておく背中ポケットは無いのが残念。恐らくデザイン的にも工事現場とかのハードな使用ではなく、ちょっと暑い倉庫や事務所という使用場所を想定しているのかな。
汗をかいてもそれを風で乾かす時の気化熱で涼しくなりますので、吸水速乾シャツに冷却スプレーしておくという技もおすすめ。
エアコンの無い場所で熱中症リスクを下げる数少ない方法です。
通常ならアフィリエイトリンクを貼って記事をシメるところですが、ワークマン商品にはありません!
代わりに私の周りの職人さんに評判が良く、使用率が圧倒的に高いバートルのものを貼っておきますw
バートルの作業服はデザイン性が高いものが多いですね。
ファンとバッテリーはこちら。セットもバラもあり。
服はともかくバッテリーが少々お高めになりますが、この手のバッテリーはケチって安物にしない方が良いです!
少々お高くても、信頼できる企業のちゃんとした製品を選びましょうね。
ワークマンのバッテリーは認証とか何も書いていませんでしたが、株式会社チロルという空調服業界で実績がある日本企業が売っているという点で問題ないのではないかと思います!
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