こんにちは、ミエナです。
今回は、モラハラ加害者に「モラハラする人の3つのタイプ」について書いていきます。
関連記事:モラハラに打ち勝つ方法
モラハラをやめさせる方法
今回は、コトハさんからご相談いただきました。
質問ですが、モラハラの人が、自分のモラハラに気付いて克服する方法ってありますか?
調べる限り、ほぼ無いに近いと思うのですが、もしあるとすればどんな事でしょうか?
本当に、モラハラの家庭は、犯人に監禁されているかの様な感覚に何度もなるくらい、地獄です。
コトハさん、ありがとうございます。
このご質問を頂いたときに、私は「ん〜?モラハラをやめさせる方法かぁ」と頭を抱えてしまいました。
モラハラというのは、複雑な人間関係により起こるために、たった1つの解で、答えが出せるものではありません。そのために、ミエナでは、個人セッションを通じて、1つ1つのお悩みに対し、解決をサポートしているわけです。
しかしながら、モラハラ加害者に対し、モラハラをやめさせる方法はあります。
まずは、モラハラされる理由を考える
モラハラをやめさせる方法を考える上で、たった1つの解を見つけるのは、難しいです。抽象的すぎて役に立たない解決方法など、いらないですよね。
ですので、まずは、ご自身がモラハラされる理由について、3つに分類していきたいと思います。
なぜ、モラハラされるのか?【スピリチュアル的な3つの背景】
そもそも、なぜ、モラハラされるのでしょうか?
「相手が非人格者だから」でしょうか?…私は、違うと思います。
仮に、加害者が非人格者である場合、きっと、その人は、社会から自然淘汰されるでしょう。現代は、コンプラの厳しい社会ですし、サイコパス、無慈悲な配偶者に対しては、厳しい制裁が加わる時代です。明治、大正、昭和の時代のような一方的な人格非難は、社会が許さないのです…
では、なぜ、モラハラが起こるかというと…事実として
加害者は、「モラハラしても大丈夫な人」だけに、モラハラする
からです。
そして、仮にも、あなたが、この「モラハラしても大丈夫な人」なっているのです。モラハラ加害者は、みんなにモラハラしていない…だから、被害者は他者の協力や理解を得がたいのではないか…と思います。
では、なぜ、仮にも、あなたが「モラハラしても大丈夫な人」になってしまうのか…それには、3つの理由があると思います。(いずれかのパターンに当てはまると思います。)
▼なぜ、モラハラされるのか?【スピリチュアル的な3つの背景】
- 自分が相手にモラハラされる程に、相手を傷付けている【因果応報】
- 相手のモラハラにより、心の修行を背負わされている【心の修行】
- 社会的、および経済的な上下関係が不可避で存在する【立場の問題】
以上の3点です。1つ1つ、ご説明しますね。
①[因果応報]タイプ
因果応報とは、 一切が、自らの原因によって生じた結果や報いであるとする考え方です。
①[因果応報]タイプは、自分が相手にモラハラされる程に、相手を傷付けているパターンです。知らず知らずに、モラハラ加害者に対して、心を傷付けることをしていませんか?
例えば、相手を除け者にしたり、相手に対し陰口を言ったり、心の奥底で見下したり…
当人の前では、普通に接し、口では何も言わなくとも、その気持ちが相手に伝わり、相手のモラハラを誘発することがあります。
これは、ご夫婦間でのモラハラに多い事象です。
ご自身が、モラハラ加害者に対して、どう思っているかを、改めて確認してみましょう。
ご夫婦であれば、相手を尊重しているか、認めているか、夫婦としての「後ろめたさ」がないかどうか…
そう考えると、モラハラ加害者よりも、自分の方が相手を傷付けていることがあるかも知れません。
②[心の修行]タイプ
人は、苦しいときに、心が成長します。そのため、モラハラの被害も、自分の心の成長に欠かせないときがあります。
ですので、意図的に天界が、あなたにモラハラを通じて、修行の場を与えているときがあります。このパターンは、ご夫婦関係よりも、職場や学校、また、両親によるモラハラのときに当てはまります。
モラハラを通じて、自分の心と向き合い、気づきを得るプロセスを、人は、辿っているわけです。現代は、かつては許容された「愛のムチ」に対しても、加害者に厳しい制裁が加わる時代です。
社会的に誤ったコンプライアンス違反、体罰であっても、ときに、被害者当人に対しては、「心の気づきをもたらす」ケースがあります。
昔は、学校の先生が生徒に「オマエはゴミだ」なんていう暴言をよく聞きましたが、今では、保護者会からすごいクレームが来そう…
でも、自分の過去を振り返ると、そういう言葉も、「心の成長」に必要だった時期もあったように感じます。
今の時代は、「サイコパスや非人格者によるモラハラ」と「気づきを与える厳しい発言」も一緒くたに、社会的な制裁を受けます。
しかしながら、厳しい言葉の中に、真実の愛が隠れていることはあるのです…
③[立場の問題]タイプ
社会的、および経済的な上下関係が存在し、それが不可避である場合、モラハラが起こります。例えば、モラハラするご主人と離婚したくとも、経済的な自由のない女性は、逆らいようがありません。
このような経済的な上下関係を利用したモラハラは、被害者にとっては本当の地獄かも知れません。逃げ道がないためです。
モラハラの中で一番苦痛を伴うのは、このパターンです。
【タイプ別】モラハラをやめさせる方法
加害者に、モラハラをやめさせるには、ご自身が上記の①〜③のどれに該当するかをまずは、考える必要があります。
なぜなら、それによって、モラハラをやめさせる方法が異なるからです。では、ご自身が受けるモラハラのタイプが判ったら、それぞれ該当する項目を読んで下さいね。
①[因果応報]タイプの解決方法
①[因果応報]タイプに当てはまる方は、相手を尊重してあげることで、モラハラは改善に向かいます。
相手は、自分により、心を傷付けられていると感じているので、反対に、相手の存在価値を認め、相手が存在することに対して、「ありがとう」という気持ちを持つのです。
具体的には、何でもかんでも相手に「ありがとう」を言う習慣を持ちましょう。自然と、モラハラ発言は減ると思います。
②[心の修行]タイプの解決方法
②[心の修行]タイプは、いち早く自分の心が成長することで、モラハラは解消します。
モラハラが、天界の意図によって起こっているので、ご自身の中で大きな「気づき」が得られたときに、モラハラという修行が終わるのです。
より早く気づきを得るには、ご自身の過去を振り返り、「心のわだかまり」に、焦点を当ててみて下さい。そして、「現在のモラハラによる苦しみ」と「過去の心のわだかまり」に共通点がないか考えてみてください。
この全く関係ない2つの事象が、実は、スピリチュアル的に繋がっていることがあります。
神様の言葉
ここで、神様の言葉を1つご紹介します。
真実の愛とは、姿を変えて現れるものなり。ときに憎き人に姿を変えて現れる。自分の中の固定観念に惑わされていると、それには気付けないのだ。
この神様の言葉は、他人によるどんなヒドい発言も、自分の考え方を変えて捉えると、自分の心を成長させる「愛」に変わるということを示しています。
気づきを得た後は、モラハラした相手に感謝したくなる気持ちが芽生えるでしょう。
③[立場の問題]タイプの解決方法
この[立場の問題]タイプだけ、①と②と全く系統が違います。
このパターンは、スピリチュアル的に考えることよりも、しっかりと現実を見て行動するしかありません。
このタイプは、ケースバイケースが多すぎるので、例を挙げてご説明します。
【例】モラハラ夫と、経済的な理由で離婚できないケース
ご主人によるモラハラを受けても、経済的な問題で離婚できない場合、1つは、自分の誤りを認めることが重要です。
「結婚相手を誤った自分」、「経済的な自立を果たせない自分」を受け入れて、相手を責めず、ひたすら現実に目を向けることが重要です。
そして、次に、稼ぐ方法を見つけることが大切です。つまりは、離婚しても生きていける道を探すのです。
最後に
今回は、加害者にモラハラをやめさせる方法について書いてきました。モラハラは千差万別です。ですので、本当にケースバイケースです。
苦しくて、堪えられなくなったら、ミエナにご相談くださいね。
関連記事:モラハラに打ち勝つ方法
貴重な記事をありがとうございました。
やっぱりミエナさんの見解は、深いというか…
他のモノとは違います。
本当に参考になります!!感謝です🥲
私は①③当てハマります。※②は自分では判断できませんね。
①:どんなに憎くても、感謝すべき所はあるので、
「ありがとう」頑張ってみます。
③:自立するのみですね、、、。
コトハさん
コメントありがとうございます。
記事がお役に立って嬉しいです。
今後も、何卒よろしくお願いします。
ミエナ
【質問です】
モラハラに関して、ブログ書いて頂きありがとうございます。
モラハラは、なかなか気軽に話せる悩みではないので、一人で抱え込まざるを得ないのがまた辛いところです。
最近、LINEのオープンチャットなどで、グチって少し吐き出したり、情報を参考にしたりもしているんですが、やはり同じネガティブな状況の人の集まりなので、みんな苦しんでますし、SNSとは言ってもそういったモノに頻繁に参加すると、引っ張られてしまいますか⁇
情報として実際に参考になったモノは有ります。
Mさん
コメントありがとうございます。
> SNSとは言ってもそういったモノに頻繁に参加すると、引っ張られてしまいますか⁇
そうですね。そのような書き込みは、保守的なメッセージが多いので、見たりすると、
運気は悪くなります。
生きるヒントも書かれていると思いますが、デメリットの方が圧倒的に多いです。
ミエナ
自分では頑張っているのに、そのことを否定されたことがあります。それ以上はできない状況でも、否定されたので、怒りをぶつけてしまい、後で謝ったのですが、無視されてしまいました。なぜ否定するのか理由を尋ねても教えてくれません。あと、ひどいことを言われても感謝できたならその人と仲良くできますか?
トミーさん
コメントありがとうございます。
> ひどいことを言われても感謝できたならその人と仲良くできますか?
そうですね。心から感謝できるのなら、改善の方向に向かうと思います。
相手がご自身を否定する理由をとことん突き詰めることが私は重要だと思います。
ミエナ