今日も天気は晴れ。けれども風が強く、午前中は時おり曇ったりするので出かけるのがためらわれた。午後2時ごろから気温も21℃くらいまで上がり、風も弱まってきたので急いで近場へ向う。途中、道路脇のセンダングサでイシガケチョウが吸蜜していた。
かなり擦れた翅ながら、蝶の少ない昨今は綺麗に見えるから不思議だ。フィールドへ着き、あたりを見回すと、砂利道にヒラリとルリタテハが降りてきた。
今度は羽化したてのような鮮やかな個体である。カメラを向けると二、三度舞い上がり近くを旋回したが、じきに元の場所へ戻ってくる。おかげで開閉翅とも楽に撮ることができた。
オキナワサルトリイバラが蔓を木に絡ませ、花を咲かせていた。リュウキュウコスミレも可憐な紫の花で草地を彩っている。
数は少ないものの、二時間ほどの間に、ジャコウアゲハ、モンシロチョウ、ウスイロコノマチョウなども撮れたので満足。最後のウスイロコノマは追跡していたから撮れたようなものの、このように、枯葉のなかでじっとしているのを見つけるのは不可能に近い。(木の股の間にいます。)