2015年 09月 01日
平和の尊さを思う旅「呉と江田島」
【 広島2日目 】
朝、野呂高原ロッジを出発し
呉から音戸大橋を渡って江田島へ
江田島にある
「海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)」 を訪れました
ここは一般向けの構内見学ができます
構内は広い敷地に
石造りやレンガ造りの
立派な建物が並びます
石造りの 「大講堂」
卒業式などの式典に使われる講堂ですが
一般人は正面玄関から入ることはできません
裏側から入りました
マイクを使わなくても講堂中に音が
響くように設計されたとか
和紙を使っているとのこと
天井の照明もきれいでした
「幹部候補生学校庁舎 (旧海軍兵学校生徒館)」
イギリスの建築様式だそうです
100年以上も前に建てられたとは思えないくらい
きれいな建物でした
イギリスから取り寄せた高価なレンガは
ベルベットのような手触りでした
ガイドさんの説明では
庁舎の横の長さは140mほどで
戦艦大和はこの倍の大きさだとか
ちょっと想像できません・・
庁舎の端から見た長い廊下
ドラマのロケに使われたとか
中に入ることはできませんでした
赤レンガ庁舎の裏側に建てられている
パルテノン神殿を思わせるような建物
「教育参考館」
ここには特攻隊員の遺書など
旧海軍の貴重な資料が展示されています
館内は撮影禁止です
沢山の資料で 全て見て回るには
時間が足りませんでした
不幸な時代の中で
命を犠牲にされた
若い方々のことを思うと
胸が詰まる思いがしました
1時間30分の見学の後
ちょうどお昼過ぎだったので
食堂で 「海軍カレー」 をいただきました
✽
そのあと呉に戻り
「呉市海事歴史科学館 (大和ミュージアム)」 へ
入ってすぐ目に入ったのが
10分の1の 「戦艦大和」
光の関係で後方からの写真です
「旧海軍兵学校」 に続き
戦争にまつわるものばかりを見ていたので
気持ちが重くなってしまいました
帰りの時間のこともあり
ゆっくり見ることはできず
ミュージアムを後にしました
✽
今年は戦後70年
終戦記念日前には
TVで戦争に関した番組を
たくさんやっていましたね
映画 「日本の一番長い日」 も観ましたが
戦争について知らないことが沢山あり
このような映画を通してでしか
知ることができません
私たちの年代では戦争を体験した人から
直接体験談を聞くこともできましたが
やがてそれもできなくなってしまいます
平和な世の中に生きている私たちが
今できる事は何なのか考えさせられました
平和な世の中を守っていくために
今の若い人たちにも
戦争資料館などを訪れ
戦争のことをもっと知ってほしいと思いました
by mezuka
| 2015-09-01 12:41
| 旅行