窓の中で
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残暑と言う勿れ

三日ぶりに外出。
流石にずっと冷房の中での閉じこもりは、足腰が弱るばかりと反省。

10時半くらいに家を出たけれど、あまりの暑さにクラクラ。日傘にサングラス、水筒持参で武装しているとはいえ、最寄りの駅までの7分がもう精一杯。
そんなに近いのにと顰蹙を買うかもしれないけれど、7分だから出ていく気になるのです。

いつも駅のそばのバス停から市バスで、快速の止まる副都心まで足を伸ばすのだけれど、今日はそんな気力も無く、手近の私鉄の駅ビルへ。
エレベーターで2階に上がり、一旦出て銀行で用を足す。銀行来るのも一ヶ月ぶりくらい。

又駅ビルに戻り、ドラッグストアで買い物して、100均であれやこれやをつい買ってしまう。
ここも、ほぼセルフレジ化されている。

その後、久しぶりに本屋に入って、あれこれ文庫の棚を見ていたら、「あ!出ている!」
米澤穂信の「黒牢城」が文庫化されて角川文庫から出ているのを発見。
当然、買わずにはいられない。本屋に入ったらこうなるのわかっているけれど…

近くのベーカリーショップでサンドイッチ買って、併設の広いカフェでアイスコーヒー頼んで、買ったばかりの本を開いて、冷房の中でランチ。我が至福の時間です。
まだお昼前なので、いつも混んでいるカフェがまだ空いていた。
主婦層とシニアばかり。近くの大学がまだ夏季休暇中なのと、幼稚園もまだお帰りの時間じゃないからだろう。この時間が狙い目です。

30分ほどゆっくりした後、スーパーで買い物。こちらはこの時間がいつもシニア層で大混雑。お昼ご飯買いにくる勤労者もいるし。レジも一杯です。
暑い中又出ていくと思うと、荷物増やすのわかっていても、ドライアイス用のコインもらって、アイスキャンディー買ってしまう。抹茶練乳にハマってるので。

帰路の7分は、来た時よりも何度か上昇している感じで、日差しも真夏並み。
ギーラギーラの太陽の下、何とか家まで辿り着いた。

僅か、2時間の外出だったけれど、今の私には精一杯。
猛暑の夏の間に、ますますヘタレになったかもと、我ながら反省しております。
それでも、歩数計は久々に3000越え。
涼しくなったら、もっと歩かなきゃね。
でも、一体それはいつ??

# by agneau2020 | 2024-09-10 14:55 | 日々のこと

William Morris をSeria で



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いつもバスで買い物に行くJRの駅の近くに、可愛いので有名なSeria が、数年前に出来た。
元はTSUTAYA があった所だったので、閉店した時はかなりショックだった。
でも、こんなに配信全盛期になったら、閉店するのも仕方ないですね。

少し前に出かけた折、寄ってみたら、大好きなウィリアム•モリス柄の文具が特集されて目立つ場所にあった。
元々文具好きだし、ウィリアム・モリスも大好きなので素通り出来ず、目的もなく、あれこれと雑貨を買ってしまった。来年の手帳は使うと思うけれど、後は、何かを入れる四角い箱と丸い箱、そして何かを書き込むノートです。

終活に入っているから、大物はもう買わないけれど、本来雑貨好きなのでついつい手が伸びる。
でも、可愛い!

ウィリアム・モリスと言えば、ロンドンのヴィクトリア朝の詩人で装飾家、実業家、そして社会運動家と多彩な方面で活躍した芸術家ですが、日本では壁紙で有名かな。

何となく知っていたモリスの実際の業績をこの目で見たのは、バブルの頃に六甲アイランドにあったヴィクトリア&アルバートのミュージアムショップ。一目で魅せられました。結構、高価で買えなかったけれど。

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これは1997に京都の岡崎の国立公園近代美術館で開催された大規模なウィリアム・モリス展の図録。
残念ながら、私が行ったものではなく、行ったのは私の母。譲ってもらいました。
当時母は72歳、まだ車を運転していた頃で、父と二人で行ったと思う。

当時、家の中はある家族の事で取り込み中で、老後をゆっくり過ごすはずだった両親は随分と悩まされて苦しかったと思う。
私も近くに住んでいたけれど、震災直後のゴタゴタで三宮に勤務する夫と市立中学に通う子供達の世話もあり、その深刻すぎる問題の解決には、話を聞いてあげるくらいで、余り役に立ってあげられなかった。
そんな折、両親は京都の美術館でひと時、憂いから解放されて、慰められたのではないかと思う。
チケットまで取ってあるのが、そんな想像を私にさせる。
今では、遠い思い出で、家族の問題も落ち着く所に落ち着いたのだけれど。

その図録を見ていると、私が買ったものの本家も載っていて、嬉しくなった。

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流石に本家の方が発色が鮮やかで綺麗だけれど。
死後、年数が経っているからか、遺族が大らかなのか、100円でモリスデザインの物が買えるって、いい時代ですね。

でもそれは、熱心な社会主義者で、古い建築物保存運動にも取り組み、イギリスの田園風景を心底愛していたモリスの魂が、私たちにもメッセージとして届いているという事かもしれない。

# by agneau2020 | 2024-09-04 14:42 | 日々のこと

オリンピックも終わり、人騒がせだった台風10号も消えて、自民党総裁選は大分先と言うことで、ワイドショーは連日、兵庫県斉藤知事問題を取り上げる。
正直、もうお腹いっぱいでうんざりだけれど、県民としては、人二人(阪神オリックス合同パレード関連の過労死と言われている方も含めて)亡くなっているこの事態の、真実を一刻も早く明らかにしてほしい。

政治家は保身が一番だから、維新はもう「斉藤降ろし」に向けて走り出している。
知事に関連しては、維新をバックに当選したことばかりが報道されるが、事実はそうではない。
井戸前知事が五期勤めた後、引退を表明して、後任に副知事が指名された。
県議会最大会派の自民党県議団は、当然副知事を推薦するはずだった。
が、県自民党内部でも色々あるようで、一部の議員が反旗を翻して、維新推薦の斉藤側についた。
解決は自民党本部に委ねられたが、当時の安倍政権の自民党本部は、維新と連携することを選んだのだった。蜜月状態でしたもんね。吉本新喜劇出たりして(笑)
その結果、吉村大阪府知事の下で、財政課長をしていた斉藤知事が立候補し、副知事を上回る票を獲得して当選した。維新あげあげムードだったんでしょうね。
(私は維新アレルギーなので、夫と行った期日前投票で副知事に入れた)

いずれにしても、百条委員会にしっかりやってもらって、一日も早く収束を図ってもらいたいけれど、不信任案可決、知事辞任せず、議会解散、無駄な県議会選挙なんて最悪のシナリオになりそうな予感。あの人なら任期全うしそうですが…

あんなに楽しかったフラワーロード優勝パレードも、今では苦い思い出です。

# by agneau2020 | 2024-09-03 10:31 | 日々のこと

九月は来たけれど

カレンダーでは、今日から9月。だが、迷走台風10号も居座り続けるし、相変わらずの蒸し暑さが続く。
カレンダーの月など、もう意味を為さなくなっているんじゃないか?
今は台風の被害があまりない神戸だけれど、今夜にかけて大雨と言う予報も出ている。
台風は怖いけれど、来る予定が分かり、去っていくのも確実なのが救いだったのに…
確かな季節などもう無いと覚悟して、生きていかなければいけないのかしら?

暑い夏が終わり涼風の吹き始める9月は、昔から歌のテーマにもなりやすいのか、
名曲September Song を始め、竹内まりやのセプテンバー,太田裕美 九月の雨などが、すぐに思い浮かぶ。
でも、そんな九月へのこちらの期待など、あざ笑うかのように気候変動は容赦ない。
それでも、びっくりしたのだけれど、夜になると鈴虫がもう鳴き出している。
虫の体内時計は、ものすごく正確に出来ているのか?

そして九月になった今日、王子プール解体が始まる。
慣れ親しんだ街、王子公園(西灘)は、私の知らない別の顔をしている何かとなって、数年後に完成するのだろう。
それまでは、阪急電車の窓から、出入りするダンプカーや、工事の足場を見続けることになるのだろうか?長峰や摩耶山の緑に慰めを求めながら…
多分、私はもう、王子公園駅で降りることは無いような気がする。

「さよなら さよなら 君に会えて嬉しかった
とってもとっても 嬉しかった
さよなら さよなら いつまでもいつまでも 思い出に」



# by agneau2020 | 2024-09-01 14:53 | 日々のこと

真夏のリビング

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何ともイヤらしい台風で、待っている間が長くて、何だか身がもたない。
被害が少ないのを祈るしかないが、我が家は地震以外はあまり心配しなくていい地域。
24年前に夫が二世帯住宅を建てたときに、鉄筋コンクリート三階建てにしたので、冬寒く、夏暑い家にはなったけれど、台風は今まであまり影響が無くてすんで来た。

ところが数年前から、台風の時だけ、リビングのドアの天井から雨漏りがするようになった。
その箇所は三階の東側の子供部屋(息子の部屋)とルーフバルコニーとの境目になる。
外壁塗装を頼んだ業者さんにも来てもらって調べてもらったが、雨漏りの原因箇所は見つからなかった。
普段の雨の時は、多少の豪雨でも雨漏りはしない。
台風が九州やら四国に上陸して、神戸大阪を通り抜けて行く時にだけ、雨漏りするのだ。
多分、三階の外壁の東側のどこかから吹き込んでるのだと、私はずっと主張しているんだけれど、誰にもどうにも突き止められない。
テレビでしか見たことなかった、洗面器を床に置くというのを初めてやった。
一晩で数センチくらい溜まる。年々ひどくなっている気がする。

でも一年に一回あるかないかというくらいなので、夫も真剣に取り組んでくれない。
ルーフバルコニーに出るガラスの引き戸の近くの床板をめくって調べたけれど、わからなかった。
夫は対策として、ペット用の尿取りパッドを大量に買って来て、床板をめくった部分に敷き詰めている。それが案外功を奏して、この頃は2階で雨漏りが落ちてこなくなった。
ちなみに、三階の息子の部屋は、今は夫の寝室になっている。
この家を建てた建築業者とはもう付き合いが無くなったそうで、今は別の工務店に見てもらっている。多分、建てた時の何かが悪かったとしか思えない。あきらめモードです。

ともかく、夏暑い我が家のリビング。雨戸もつけなかったので、日差しがダイレクトに当たる。
シェード買って吊るして、遮光カーテンにして凌いでいます。
せめて、見た目だけでもと、毎年、夏モードにリビングをお着替えします。
ソファにタオルケットでカバーして、床はカーペットから竹製の床敷きに。
本当は籐にしたいけれど、お高いので竹で我慢。
後は小物で涼しげにするのが精一杯。まあ、日中ここにいるのは私だけなので…

冷房も昨年くらいまでは28度設定でいけたけれど、今年は27度で風量大。扇風機も使います。
何だか、太陽の日差しのキツさが今までと違うような気がしている。
年取って、暑さ、寒さへの耐性が無くなっているという事もあるんだろうけれど。

涼しさを感じられるようになるのは、10月かもしれない。

# by agneau2020 | 2024-08-28 11:15 | 日々のこと