北京ダックのフルコース!シンガポール老舗中華「ミンジャン」
中国の四川省を流れる河川「岷江(Min Jiang)」の名を冠した四川・広東料理店「ミンジャン」。
1982年に、オーチャードのグッドウッドパークホテル内にオープン後、数々の賞を受賞をしてきた老舗レストランです。
特に「ミンジャン」のシグニチャーとして知られるのが、北京ダック。
「インペリアル・トレジャー・スーパー北京ダック」と並び、シンガポールの2大巨頭と謳われるミンジャンの北京ダックを求めて、お店にお邪魔します。
シンガポールに2店舗ある「ミンジャン」
■ オーチャードのグッドウッド・パーク本店
現在、オーチャードとデンプシーヒルに2店舗を展開する「ミンジャン」。
本店は、オーチャード駅から徒歩7〜8分ほど。とんがり屋根が目印の歴史的建造物「グッドウッドパーク・ホテル」の1階にあります。
最近、リノベーションされたばかりで、上品で洗練された店内。さすが、高級ホテルの中華ダイニングといった雰囲気です。
■ 緑溢れるデンプシーヒルの2号店
2019年、緑溢れるデンプシーヒルにオープンした「ミンジャン・アット・デンプシー」。
大きい窓から光が差し込み、明るいモダンな雰囲気の店内となっています。
ミンジャン名物!北京ダック
■ 4通りで味わう北京ダックのフルコース
メニューを開くと、ドーンと目に入ってくるのがシグニチャーである「北京ダック」。
お値段は、1羽$118。
北京ダックは焼きあがるまでに時間がかかるので、予約のときに事前注文しておくのがおすすめです。
ドリンクや前菜が運ばれてしばらくすると、しずしずと北京ダックを乗せたワゴンが登場。
シェフがテーブル横で切ってくれるパフォーマンスに、テンションが上がります。
ミンジャンでは、北京ダックそのものを堪能する1stサービングと、残りの肉を調理した2nd サービングに分けて、4通りの食べ方で提供するコース形式。
❶ 皮を砂糖につけて味わう
まず最初にサーブされるのが、こちら。
こんがり黄金色にローストされた皮を、砂糖につけて味わう一品です。
パリっとした皮をからジュワっと滲み出す優しい脂身と砂糖の甘み。
北京ダックの皮だけを味わうことで、素材の旨味を噛みしめます。
❷ 万人受け!正統派「北京風」北京ダック
2皿目に供されるのが、伝統的な「北京風」北京ダック。
具にキュウリと白ネギと一緒に包んだオーソドックスなスタイル。
甘めのダークソースで、誰にでも好まれる間違いのない味。美味しい!
❸ ピリ辛!「四川風」北京ダック
次に運ばれてきたのが、「四川風」の一皿。
こちらは、大根、天津キャベツを具に、ピリッと効くガーリックがアクセント。
お肉の甘さと、野菜のさっぱり感、ガーリックの辛さが奏でるハーモニー。
クセになる美味さで、あっという間に平らげてしまいました。
❹ 鴨肉を使った料理でシメ
最後の締めくくりとなるのは、残った鴨肉を使った料理。
炒め物、炒飯、麺など、決まったメニューの中から選択できます。
クリスピーな皮からジューシーな鴨肉まで、余すところなく食べ尽くす北京ダック全4皿。
大満足の絶品フルコースでした!
老舗の実力!王道の中華料理
■ ランチタイムには飲茶メニューあり
北京ダック以外にも、レベルが高い料理が揃うミンジャン。
昼は、ランチタイムだけの「飲茶」メニューが人気。
アツアツ・プルプルで運ばれてきた小籠包、シュウマイ、腸粉。
厳選された素材を使った点心は、老舗中華レストランのクオリティ。
ピリッとしたXO醤が効いた大根餅も美味。
■ アラカルトの定番メニュー
アラカルトには、四川・広東料理を中心に、中華の王道メニューがずらり。
おすすめは、プリプリの海老料理。
わさびマヨネーズとクリスピーミルクの2種類のソースで楽しめます。
中華の定番、酢豚も間違いのない一皿。
大ぶりのお肉がゴロゴロ入って、ボリュームたっぷり。
■ 食後の中華デザート
高級レストランらしく、どれも美しく盛り付けされたデザート。
目にも舌にも美味しい品々が、有終の美を飾ってくれます。
シンガポールにおける2大・北京ダックの一つ「ミンジャン」。
評判通りの逸品は、一度と言わず何度でも訪れる価値あり!
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