地面師たち 第5話「Episode#05」 - memomaru

地面師たち 第5話「Episode#05」

地面師たち 第5話「Episode#05」

大きなリスクがあるにもかかわらず、同僚の忠告を無視して決裁を推し進めようとする青柳。一方、倉持はハリソンの周辺を本格的に探り始める。

昨日のうちに第4話まで観て一気に感想を書き上げて投稿してしまいました。続きが気になってしまい今日も朝から続きを見てしまった私...。第5話の感想です。

注意:ここからネタバレを含みます。

前回突き落とされた下村のお葬式から始まりました。倉持はさすが、これは自殺ではなく「ハリソンが殺した」と勘ぐっていた様子。下村の奥さんにも会いに行き「自殺だと思いますか?」と問うと、奥さんも遺書には違和感を感じていたようです。倉持は奥さんから、下村から生前に預かっていた連絡先を託されます。

早速倉持はその連絡先の男と喫茶店で会っていました。彼は裏社会のことをいろいろ知っている情報屋。この男も意外と仕事が早く、拓海や拓海の父を騙した詐欺師が現在マニラに逃亡していることまで突き止めてました。その詐欺師を捕まえるところまで持っていけるのか気になりますね。

川井を連れ出すよう頼まれた楓は川井に沖縄旅行に行かないかと誘います。沖縄でいつかハンバーガーショップを作りたいという少年のような夢を語り、まんまと騙される川井。拓海から沖縄への航空券を渡されホテルなども全部手配してあるとのことで、尼さん連れ出し作戦に関してはもう準備万端です。

ハリソンと拓海がウイスキーを飲むシーンも相変わらず不気味でした。ハリソンがポートエレンという拓海が生まれた年にできたウイスキーについて語り始め、人類の歴史は土地の奪い合い、土地が人類を滅ぼすなどと持論をひたすら展開してました。最後拓海に「私に誘われて地面師になろうとした本当の理由」を聞いていたのが意味深でしたね。口数が決して多くないハリソンだから一言一言に意味があるんだろうけど、後で伏線回収ができるようなストーリーになってたら面白いだろうな。ただちょっと哲学的で変人なだけかもしれないけど。

石洋ハウスでは社内稟議が通らないと青柳が焦っていました。ライバルの須永があの件は詐欺かもしれないと取締役たちに警告していたようです。ライバルさすが、鋭いですね。でも青柳はもうこの件は絶対逃せない状況だから当然引かず、社長と例の土地の視察に行き稟議書にそのことを書いて取締役たちに判を押させることに成功。稟議が通り喜ぶ青柳たちと同時に裏でそれを喜ぶ後藤や麗子たちが映ります。なりすまし役も決まりもう遊びに行く余裕があるぐらいに準備はほぼできているので、あと一歩ですね。

ラストはついに倉持が墓参りをする拓海のもとに行き「あなたは地面師です。」と言ったところでエンディング。拓海もさすがにやばって顔してました。えーまた気になるところで終わってしまいました。拓海に会うことはできたけど、今後倉持はどうやって動くのかに注目です。それより29歳の新人女性なのに1人で地面師に会いに行くってすごく勇気ありますね。私なら絶対無理だ..。