『ウォーキングを楽しむための靴の履き方・選び方!』
10月15日(土)、午前中の仕事が終わり、あまりに良い天気だったので紅葉の下見に行ってきました。
奈良県天川村「みたらい渓谷」周辺をうろうろドライブ! 紅葉にはまだ少し早かったですが・・・
まずは、パワースポットといわれる「天河大弁財天社」
そして、その周辺をうろうろしながら次は「みたらい渓谷」
遊歩道をゆっくり歩きたいところでしたが、この日はあくまでも紅葉の下見。
ウォーキングは後日に・・・
下から見ているだけでもドキドキ感満載の釣り橋
この日はお天気が良く、10月末といえども、滝から流れる水の音が心地良い(^^)。
夏なら川遊びがしたくなるところですが・・・さすがにちょっと寒いです(^^;)
360度の大自然。心が落ち着きます(^^)
ウォーキングを楽しむための靴の履き方、選び方
皆さん、毎日履く靴はどのように選んでいますか?
ウォーキング用の靴はどのようなものを選んでいますか?
靴を買う時は何を優先して選びますか?・・・デザイン? 履き心地? それとも?・・・
一生、自分の足で歩き続けるためには、足に合った靴を選ぶことがとても大切!!
靴選びのポイント💡
- 出来ればマジックテープではなく、紐靴の方が良い。(足の甲の高さで調整できる。足首が固定できる)
- 踵がしっかりサポートされ安定感のあるものが良い
- つま先部分には1.5~1.7cmの余裕が必要。(中敷きを出し、中敷きの上に足をのせて確認してみる)
- 足幅に合っているもの。(中敷きを出して、立った状態で中敷きの上に足をのせて、はみ出ていないか確認してみる)
- 足指が曲がる位置と靴の曲がる位置が同じもの。(足指のつけ根が動きに合わせて程よく曲がるもの)
- タコや魚の目ができるのは足に合っていないことが考えられるので、シューフィッターさん(靴を選んでくれる専門家)に相談してみるのも良い方法!
靴の履き方ポイント💡
- 椅子に座って、必ず紐を緩めて履きしましょう。
- 踵をつぶさないように、できれば靴ベラを使いましょう。
- 靴に足を入れたら、つま先側を上げて踵をトントンしましょう。
4. つま先を上げたまま、靴ひもを一番上まで通して適度に締めて結びましょう。
5. 紐を結んでからつま先を下ろしましょう。
*靴紐は、出来れば穴の下から上に向かって通しましょう。そうすると、ちゃんと締まります。穴の上から下に通していると締まらないので注意が必要。
このように靴を履くと、足のサポート感が全く違いますよ!
タコや魚の目の予防にもなります。
靴を見るポイント💡
足を守るためには靴の寿命や歩き方の癖を見極める必要があります!
靴を外からチェックするのも大切ですが、最近の靴は外見は長持ちするものが多いですね。
そこで・・・定期的に中敷きを取り出して観察しましょう!
- 中敷きのつま先側、かかと側にほこりがたまっている。⇒ 靴が大きい可能性があります。
- 中敷きの前側がすり減っている。⇒ 体重が極端に前にかかっている可能性があります。靴紐を一番上まで締めているか確認!
- 靴底(裏側)を見ると、極端に片方だけすり減っている。⇒ 左右の足の体重のかかり方がアンバランスになっている。
*極端に靴の変形がみられたり、クッションがなくなってきたら早めに新しいシューズに交換しましょう。
👆こちらは、息子が大学時代に履いていた野球用のスパイクの中敷き。どこに体重がかかっていたのか・・・右足よりも左足に体重がかかっていたことがよくわかります。
できればこのような状態になる前に、足のためにはもう少し早めにシューズを交換したほうが良いですね(^^;)
「ウォーキングは様々な病気の予防的効果あり!」
あちこちで紅葉が楽しめる季節ですね。
足元を整えて季節を楽しみに出かけましょう。
「運動は副作用のない薬です」とよく言われますが、手軽に行えるウォーキングは、様々な病気の予防的効果があるという研究結果もあります。
以下は、群馬県中之条 健康長寿研究所の研究結果です。
1日の歩数 | 予防できる病気 |
2000歩 | 寝たきり |
4000歩 | うつ病 |
5000歩 | 要支援、要介護、
認知症、心疾患、脳卒中 |
7000歩 | 動脈硬化、骨粗しょう症、骨折 |
8000歩 | 高血圧、糖尿病、脂質異常 |
12000歩 | 肥満 |
先日、11月5日(土)高野山に行ってきました。もみじやイチョウの葉っぱが色づいていて紅葉を楽しむことが出来ました。
景色を楽しみながらのウォーキングは疲れも感じず、いくらでも歩けてしまいますね。
皆さんも、「足」を整えて季節を楽しみに出かけてみて下さいね。
<運動指導者の皆さんへ>
NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会の「フットキネシス®インストラクター養成コース」や「フットキネシス®のための足の解剖学セミナー」で足のことを深く学べますよ~。
今回の足に注力したブログ、大変参考に成りました。僕は昔から、先生と同じように、自分に合った靴選びに苦労してきており、生まれつきの幅広、甲高で、既成靴ではなかなかフィットするものが見当たらず、結果靴に足を合わせていた事から、変形した足指に成っています。最近では既成の靴もチョイスの幅が増えて助かってます。
越野さん
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
越野さんも靴選びに苦労されていたんですね。
靴の中敷きを出して足を合わせてみる方法は、自分で靴を選ぶときに私自身もとてもわかりやすいと感じました。
それと、やはり自分の足型をとってもらい、自分専用のインソール(中敷き)をつくると、やはり快適にあるけるなあ・・・と感じます。
立つとき、歩くときの一番土台となる「足」=足首から下の部分を整えるのは、快適に歩くためにとても重要ですね。
人生の最後まで自分の足で歩き続けるための「足の手入れ」・・・これからもちょくちょく発信していきたいと思います。
井上明美