6月23日の散歩から~その2~ [小さな出来事]
今日は先週日曜日の散歩の風景から。
紅葉が進んできていたデュッセル川のほとり。
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ろくに暑くならないうちに秋ですかという気がしていたのだが、今週は30℃と突然夏になった。
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4日間ほど30℃が続き、木曜日の午後は教室が暑すぎて中学校までがとうとう休校になったのだが、高校は休校とならず。その夜に雨が降り、気温は急降下。土曜日は28℃まで上がったが、日曜日からまた下がり、一週間は雨がちで最高が19℃の予報。
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なんだかもう秋かなあという実が目につく。
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Linde(菩提樹)が咲いていて、甘い香りが立ち込めていた。そういうところは6月らしさ。(名前に関しては細かいことを言うと菩提樹ではなくセイヨウシナノキだが、これがシューベルトの「菩提樹」の木なのでめぎはこう呼んでいる。)
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場所によってはもうその菩提樹も終わり。
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この日特にいっぱい写真を撮ったのがこのノブドウ。
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めぎ家のバルコニーでは紅葉してきたが、ここはまだ青々。
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よく見ると…
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花が咲いていた。
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トリミング。
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早くも6月が終わる。あと一週間で夏休みになるけど、7月も8月も23~25℃程度の予報。暑すぎないのはいいことだが、農作物が冷害を受けない程度であってほしいし、バルコニーで座って楽しめる程度の暖かさが続くといいな。
紅葉が進んできていたデュッセル川のほとり。
ろくに暑くならないうちに秋ですかという気がしていたのだが、今週は30℃と突然夏になった。
4日間ほど30℃が続き、木曜日の午後は教室が暑すぎて中学校までがとうとう休校になったのだが、高校は休校とならず。その夜に雨が降り、気温は急降下。土曜日は28℃まで上がったが、日曜日からまた下がり、一週間は雨がちで最高が19℃の予報。
なんだかもう秋かなあという実が目につく。
Linde(菩提樹)が咲いていて、甘い香りが立ち込めていた。そういうところは6月らしさ。(名前に関しては細かいことを言うと菩提樹ではなくセイヨウシナノキだが、これがシューベルトの「菩提樹」の木なのでめぎはこう呼んでいる。)
場所によってはもうその菩提樹も終わり。
この日特にいっぱい写真を撮ったのがこのノブドウ。
めぎ家のバルコニーでは紅葉してきたが、ここはまだ青々。
よく見ると…
花が咲いていた。
トリミング。
早くも6月が終わる。あと一週間で夏休みになるけど、7月も8月も23~25℃程度の予報。暑すぎないのはいいことだが、農作物が冷害を受けない程度であってほしいし、バルコニーで座って楽しめる程度の暖かさが続くといいな。
5公演目その2:アンドラーシュ・シフのピアノコンサート後半 [2024年5月 ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭]
今日は2024年5月のザルツブルク音楽祭のシフのコンサートのお話の続きを。
アンドラーシュ・シフのMCが面白く、幕間にスマホに書き留め、頭をリセットして後半に臨む。これは幕間に撮った写真。先日の前半の記事にも似たようなのを載せているが、先日のはスマホで、今日のはクールピクスAという古いコンデジで撮ったもの。
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後半が始まった。曲目についてはドイツ語のこちら。今はこうして曲目が音楽祭のホームページに載っているけど、このときは曲の名前もシフの解説を聴きとらないと分からない状態で、あとで恩師夫妻に説明するためにめぎは一生懸命暗記中。でも、ケッヘル番号まではとても覚えきれないわ…最初の曲は「ロンド イ短調K.511」。シフはモーツァルトの音楽のメランコリーに触れ、ショパンの予感がすると言っていたが、たしかにショパンですと言われてもそうかもと思いそうな曲だ。この動画はシフが若いときに弾いた録音のピアノ音声のみ。
モーツァルトが短調のソナタを2曲しか作っていないということにも触れた。その1曲目はパリで母親を亡くした直後に作ったソナタ第8番で、それはイ短調だった。このロンドも同じイ短調だが、ソナタ第8番の約10年後にできた作品だと説明。ウィーンで友人の死を悼んで作曲したものだそう。
同じ曲を韓国人のチョ・ソンジンが弾いているのを見つけた。去年の夏におとさんと聞いて感動したピアニストだ。あの日はモーツァルトの若い時代のイケイケな曲をイケイケで弾いたのでまさにマッチしててエネルギッシュで本当に素晴らしかった。このロンドを聞くと、弾き方はかなりロマン派的。めぎは基本的にモーツァルトをこういう風に弾くのはあまり好きではない。が、この曲はショパン風であるのだから、これもまたありかもしれない。上のシフの弾き方だと彼だってかなりロマン派的弾き方なのだがバッハ的バロック様式的要素が非常によく聞こえてくるのに対し、ソンジンのはずっとショパン風に聞こえる。同じ曲なのに全然違って聞こえてとても面白い。
さて、第2幕目の締めくくりに弾いたのが、ソナタの中のもう一つの短調の「ソナタ第14番ハ短調」。これは前半で弾いた幻想曲の姉妹曲だが、それを前後に続けて弾かなかったのは、「悲劇が多すぎるから」とのこと。これもシフのピアノ音声のみ。リンク先は1楽章のみなので、3楽章まで聞きたい方はYouTubeでどうぞ。
これで正式なプログラムは終わりなのだが(曲数の多かった1幕目と違って2幕目はたったの2曲で、暗記には非常に助かった)、アンコールとして「さあどうぞ」と言って弾き始めたのがこの超有名な曲で、弾き出した途端に観客は大爆笑。これは1楽章のみ。
そして本当に最後として、モーツァルト最後のピアノソナタ第18番の2楽章。
後半はYouTubeでシフが弾いている映像を見つけられなくて残念。他の人のは色々あるのだが、めぎはこのシフの職人的弾き方が非常に気に入った。曲に酔っているかのようにカッコつけなくても十分素晴らしいんだよなぁ…と多くのピアニストたちに強く伝えたい。どっちみち、どんな素晴らしいピアニストでもモーツァルト自身にはかなわないのだし。
コンサートが終わってから、ビールを飲みながらこのMCの説明をして、良い演奏だったね~と意見が一致したところでまた次の公演まで別行動。めぎは昼寝した後カフェに行った。いつも行っている馴染みのところがお休みだったので、同じ通りのカフェ・モーツァルトというところへ。モーツァルトの生家のすぐ近くにあるが、たぶんモーツァルトとは関係ない。ただ、昔ながらのカフェの雰囲気で、一人でのんびり寛いだ。
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続く。
アンドラーシュ・シフのMCが面白く、幕間にスマホに書き留め、頭をリセットして後半に臨む。これは幕間に撮った写真。先日の前半の記事にも似たようなのを載せているが、先日のはスマホで、今日のはクールピクスAという古いコンデジで撮ったもの。
後半が始まった。曲目についてはドイツ語のこちら。今はこうして曲目が音楽祭のホームページに載っているけど、このときは曲の名前もシフの解説を聴きとらないと分からない状態で、あとで恩師夫妻に説明するためにめぎは一生懸命暗記中。でも、ケッヘル番号まではとても覚えきれないわ…最初の曲は「ロンド イ短調K.511」。シフはモーツァルトの音楽のメランコリーに触れ、ショパンの予感がすると言っていたが、たしかにショパンですと言われてもそうかもと思いそうな曲だ。この動画はシフが若いときに弾いた録音のピアノ音声のみ。
モーツァルトが短調のソナタを2曲しか作っていないということにも触れた。その1曲目はパリで母親を亡くした直後に作ったソナタ第8番で、それはイ短調だった。このロンドも同じイ短調だが、ソナタ第8番の約10年後にできた作品だと説明。ウィーンで友人の死を悼んで作曲したものだそう。
同じ曲を韓国人のチョ・ソンジンが弾いているのを見つけた。去年の夏におとさんと聞いて感動したピアニストだ。あの日はモーツァルトの若い時代のイケイケな曲をイケイケで弾いたのでまさにマッチしててエネルギッシュで本当に素晴らしかった。このロンドを聞くと、弾き方はかなりロマン派的。めぎは基本的にモーツァルトをこういう風に弾くのはあまり好きではない。が、この曲はショパン風であるのだから、これもまたありかもしれない。上のシフの弾き方だと彼だってかなりロマン派的弾き方なのだがバッハ的バロック様式的要素が非常によく聞こえてくるのに対し、ソンジンのはずっとショパン風に聞こえる。同じ曲なのに全然違って聞こえてとても面白い。
さて、第2幕目の締めくくりに弾いたのが、ソナタの中のもう一つの短調の「ソナタ第14番ハ短調」。これは前半で弾いた幻想曲の姉妹曲だが、それを前後に続けて弾かなかったのは、「悲劇が多すぎるから」とのこと。これもシフのピアノ音声のみ。リンク先は1楽章のみなので、3楽章まで聞きたい方はYouTubeでどうぞ。
これで正式なプログラムは終わりなのだが(曲数の多かった1幕目と違って2幕目はたったの2曲で、暗記には非常に助かった)、アンコールとして「さあどうぞ」と言って弾き始めたのがこの超有名な曲で、弾き出した途端に観客は大爆笑。これは1楽章のみ。
そして本当に最後として、モーツァルト最後のピアノソナタ第18番の2楽章。
後半はYouTubeでシフが弾いている映像を見つけられなくて残念。他の人のは色々あるのだが、めぎはこのシフの職人的弾き方が非常に気に入った。曲に酔っているかのようにカッコつけなくても十分素晴らしいんだよなぁ…と多くのピアニストたちに強く伝えたい。どっちみち、どんな素晴らしいピアニストでもモーツァルト自身にはかなわないのだし。
コンサートが終わってから、ビールを飲みながらこのMCの説明をして、良い演奏だったね~と意見が一致したところでまた次の公演まで別行動。めぎは昼寝した後カフェに行った。いつも行っている馴染みのところがお休みだったので、同じ通りのカフェ・モーツァルトというところへ。モーツァルトの生家のすぐ近くにあるが、たぶんモーツァルトとは関係ない。ただ、昔ながらのカフェの雰囲気で、一人でのんびり寛いだ。
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続く。
やっと再びバルコニーライフ [食べ物・飲み物]
野菜の美味しい季節になった。
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突然30℃の夏になり、めぎ家はバルコニーで夕食。この日はめぎ家の夏の定番メニュー、ハンバーガー。お肉はマルクト市場で買った後は焼くだけの出来合いのチェヴァプチチというもので、こんな風にĆevapčićiと書き、バルカン風の味付けのハンバーグ。それを4つ買って、うちのドイツ人がそれを一つにしてもう一度こねて二つに分けてハンバーガー風に平たくして焼いた。バンズはスーパーで買った出来合いで、オーブンでトースト。
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大きくて食べにくいので、めぎはハンバーグを予め二つに分け、こんな風にオープンサンドにして食べた。
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先日今年初のバルコニーライフの記事を書いた後、雨が多く気温も下がってコート必須の日々になり、またバルコニーでの時間はお預けとなっていた。今週は30℃を越し、屋根の真下のキッチンは一日中窓を閉めてカーテンなどしてても熱がこもって夕食を楽しめない。でもバルコニーは19時を越すと25℃程度になり、外に座ると気持ちがいい。カラッとしているから、パラソルで陰を作れば昼間でも気持ちがいい。コップの中身は冷たい麦茶(麦茶パックは日本食材店で購入)。夏休みになったら、そんなに暑すぎず、でも寒すぎず、こうやって楽しめたらいいな。
突然30℃の夏になり、めぎ家はバルコニーで夕食。この日はめぎ家の夏の定番メニュー、ハンバーガー。お肉はマルクト市場で買った後は焼くだけの出来合いのチェヴァプチチというもので、こんな風にĆevapčićiと書き、バルカン風の味付けのハンバーグ。それを4つ買って、うちのドイツ人がそれを一つにしてもう一度こねて二つに分けてハンバーガー風に平たくして焼いた。バンズはスーパーで買った出来合いで、オーブンでトースト。
大きくて食べにくいので、めぎはハンバーグを予め二つに分け、こんな風にオープンサンドにして食べた。
先日今年初のバルコニーライフの記事を書いた後、雨が多く気温も下がってコート必須の日々になり、またバルコニーでの時間はお預けとなっていた。今週は30℃を越し、屋根の真下のキッチンは一日中窓を閉めてカーテンなどしてても熱がこもって夕食を楽しめない。でもバルコニーは19時を越すと25℃程度になり、外に座ると気持ちがいい。カラッとしているから、パラソルで陰を作れば昼間でも気持ちがいい。コップの中身は冷たい麦茶(麦茶パックは日本食材店で購入)。夏休みになったら、そんなに暑すぎず、でも寒すぎず、こうやって楽しめたらいいな。