キンギョソウって、ドイツ語でLöwenmäulchen(レーヴェンモイルヒェン)と言い、訳すと「ライオンのちっちゃな口」という意味。日本語のキンギョソウの花言葉は「おしゃべり」「おせっかい」「出しゃばり」などというあまり印章の良くない言葉が並ぶが、ドイツ語ではVertrauen und Bewahren von Geheimnissenで、信頼と秘密を守ること。秘密を全て委ねられるような大切な人への贈り物に最適なのだとか。ほおぉ。そんなことを考えて選んだわけではなかったのだけどね。
買ったのはいつもの金曜日のマルクト市場の花屋スタンドで、3束で10ユーロ。お花が安くてホント有難い。うちのドイツ人は最初はバラをと思っていたらしいのだが季節柄かあまりいいのがなく、他にダリアとかグラジオラスとかひまわりとか色々綺麗なお花はあったものの、可愛くてキンギョソウに決定。
久々のマルクト市場は人が少なくてホッとする…まあデュッセルドルフでも金曜日の(特に夜の)街中は東京駅並みに人がいっぱいいるのだが。めぎの生活ではそこへほとんど行かないのだ。
いつもの八百屋スタンドで買い物中にパチリパチリ。
奥のごろんとしたのは小さいの大きいのも根セロリ。
これは葉っぱが縮れたタイプのキャベツ。その右の丸いのはコールラビと言い、蕪みたいなものだがキャベツの仲間。
赤ビーツもあった。
大根も綺麗だな~
グリーンピースを買った。さやから取り出して茹でる新鮮なのは、あまり豆に興味のないめぎも大好き。
トマトも種類が豊富な真夏。3種類購入。
それから果物のスタンド。秋から春先にかけてリンゴと洋ナシしか売られないここに、今は色々なベリーやらアプリコットやらサクランボやらが並ぶ。選ぶのが楽しい季節。
来年度(8月からの1年間)のめぎの授業時間割によると金曜日の午前中に授業が入ってしまい、金曜日の朝にここで買い物をすることができなくなる。午後には来られるが、朝の清々しく人の少ない時間帯に買い物をする楽しみは、少なくとも一年お預けになるし、来年また金曜日の午前中に時間ができるかどうかも定かではない。ここまで16年ずっと金曜日の午前中が開いていたこと自体が奇跡だったとも言えるけど、かなり残念である。でもまあ、仕事だから仕方がない。
この記事へのコメント
おと
夏野菜、美味しそうで眩しい^^
金曜朝の市場に来られなくなるのは残念ですね~未来のいつかに、その楽しみをとっておけますように。
向日葵
いくら花が安く買えると言っても、この花束は実に素敵ですね。
なんて大きくて可愛くて素敵!!
一般の方でも市場で新鮮なお野菜が買えるのですね。
一年間も買いに行けなくなってしまうのは残念ですね。
その後も「わからない」とのことですが、
期待しておきましょう。
Baldhead1010
いろいろあったなぁ。カカはよく辛抱してきたよ^^
Inatimy
トマトの赤、夏らしくて好き。
金曜のマルクトの写真を拝見するのがすごく楽しみだったので、
寂しくなるなぁ・・・・。
(。・_・。)2k
しかし 野菜ってフォトジェニックですね
何を撮っても画になりますね
のび太
またいつかドイツへ行きたいです。
YAP
私も結婚記念日とかみさんの誕生日には花を買って帰ります。
私はドイツ人さんのように種類を考えて買うわけではなく、最初からまとめてある花束の中から何となく見栄えのいいのを選ぶくらいで、ちょっとそこは手抜き感を自覚してます。
テリー
我が家は、結婚して、51年です。
ナツパパ
そういう記念日にお花を贈る習慣は素敵です。
わたしも、とは思うのですが、つい気後れしちゃって。
miffy
この前、こちらの野菜の直売所でも赤ビーツが売っていたので、ボルシチにして食べました。
angie17
私も(出会ってから)→(結婚)までが長かったので、
同じ感覚を持っているかも・・・です。
お花のプレゼント、素敵ですね!!