こんにちは🌟
韓国では9/28より、日本の「お盆」である秋夕(チュソク)になります。
韓国では親戚でで集まる日ですが、今年のチュソク、義両親に会うのが憂鬱です…
チュソクとは?
秋夕と書いてチュソクと読みます。
チュソクとは旧暦の8月15日のことです。
名節とも呼ばれる韓国の重要な祭日。
農耕民族であった韓国では収穫の季節を迎え、豊年を祝いご先祖様に感謝する日として新羅時代より始まった風習だと言われています。
この日はご先祖様へお供え物をする제사(祭祀チェサ)をし、親戚で集まって食事をしたりお墓参りをして過ごします。
ちなみに今年のチュソクは9月28日(金)になりますが、前後も祝日になるので韓国では連休に。
この期間は多くの会社やお店が休みになります。また宅配便や郵便もチュソク明けてからの再開になることが多いので注意してくださいね!
主婦が忙しい日?
最近チェサをする家庭は減っていますが、この日女性たちは早く起きて事前に用意したお供え物や料理を並べて儀式の準備をします。
引用先 https://www.lecturernews.com/news/articleView.html?idxno=76468
この日はさまざまな料理を作ります。
- チャプチェ
- 동그란땡(トングランテン)…豆腐と挽き肉、微塵切りにした野菜を丸めて小麦粉をまぶし卵でコーティングして焼いたもの
- 전(ジョン)…魚や野菜に味付けをした後、小麦粉をまぶして卵でコーティングして焼いたもの
- 三色ナムル…ほうれん草、もやし、ワラビのナムル
- 소고기산적(ソコギサンジョッ)…牛肉を醤油や砂糖などで味付けし焼いたもの
- 조기(チョギ)…チョギという魚を焼いたり蒸したりする
- 소고가무국(ソコギムック)…大根と牛肉、豆腐がはいった汁物 etc..
料理やチェサの写真がスマホに残っていなかったので、気になる方は昔私が撮った動画をご覧ください。
(2:50~チェサの様子が少しだけ出ています)
ちなみにこうしたチェサですが、チュソクのときだけでなくて、家族の命日や2月にある旧正月にも行います!
我が家の場合
チュソクや旧正月では、親戚たちの女性たちが集まって一緒にお供え物や料理の準備を行うことが多いと思います。
わがやは、義父の兄弟たちが海外に住んでいるため、父方の義祖父母、義両親、私たち夫婦だけで集まります。
参加人数も少ないので、私が嫁ぐまではチュソクと旧正月の時の料理は義母が一人で全て用意していました。
けっこうな量なのでかなり大変だと思います。
私が2019年に結婚してからは義母と私で手分けして作っていましたが、2022年からは私にバトンタッチされ私が一人で用意をする代になりました。
ここからだんだん暗い話になります笑
怖いお義母さん
旦那の義母は再婚後の新しい母なのですが、ちょっと気難しい人。
旦那もこの義母の前ではかなり気を遣っています。
お義母さんは不満があるとき、はっきりと私に言葉で言ってくる人ではなく、遠回しでの言動で表してくる人です。
チュソクの料理も、本来ならお義母さんと私で手分けして作るものだとおもいますが、今まで義母が一人で作ってきたことを考えると、今後は私が一人で作った方が良いと思った2022年の旧正月。
お義母さんは言葉にしませんが、おそらくそれを望んでいると考え自ら「今後は私が全部作る」と宣言しました。
とは言ったものの、一日中台所に立って作らなければならず、当時は妊娠中だったのでやっぱりちょっとキツかったです笑
旦那も手伝ってくれたのですが、長男の相手をする余裕もなく放置状態。ここまでして誰か一人が料理を用意しなきゃいけないの?と疑問でした。
今まで何年もずっと一人で用意してきた義母は本当にすごいと思います。怖くて苦手な人ですが、それは尊敬します…!
旦那と優しい祖母の提案
私が料理を作ることになりましたが、優しい義祖母と、普段からこの”誰か一人が苦労して料理をしなければならないチェサ”をよく思っていなかった旦那の提案で、今度から料理は注文して食べよう!ということになりました。
ネットで事前に予約をすると、チュソク当日に料理を宅配してくれるサービスがあるんです。今後は旦那がお供え物や家族皆で食べられる分を注文するといった形になりました。
ありがたいですが、お義母さんは良く思っていなかったと思います…汗
義両親との間に亀裂が…
ちょっと気難しく癖のある義両親。旦那もいろいろ思うことがありましたが、我慢して上手く付き合っていこうと努力していました。
しかし、今年の10月頃、私の両親が日本から来て一緒に食事をしたのですが、そのときの義両親の態度を見て今まで我慢していた旦那がぶちギレました。
その日から義両親とは距離を起き、私は一度も会っていません…。
韓国では안부전화(安否の電話)という、嫁が義両親に定期的に電話をする習慣がありますが、それさえも旦那にしなくて良いと言われたため、一度もしませんでした。
しかし、11月の海外移住を前に、最後に孫を会わせた方が良いということで今年のチュソクは義両親と会うことにしたのですが…
チュソク前に義父から一本の電話が
例年のように旦那がチュソクの料理を注文しました。
すると昨日久しぶりに義父から旦那に電話が来ました。
義父は
「チュソクは来るのか?」
「料理はどうするのか?」
チュソクは行くこと、今年も料理は注文したことを伝えると、
「お金だけ払うのは誰でもできる」
と、私たちが作らずに注文したことに対して不満があるよう。
更に、
「こっちはぜんぶ料理をして準備した」と。
料理が2つ準備されることになるので
「なぜ二度手間なことをするんだ」とも。
え、チュソクの料理は私たちが注文して準備することになったよね…?なんでお義母さん、準備したの?
義母は怒っていると思う
お義母さんがチュソクの準備をしてくれてありがたい、良い人…と言うことにはならないです。お義母さんの性格を知っているので。
わざと自分が苦労する状況を作って、私の反応を見るような人なんです。
以前子供を連れての外食中、少し子供が愚図ったのですが、お義母さんが子供を連れて外に出てしまったことがあります。そこは個室なのでわざわざ出なくても良いのですが。
申し訳ないので私も外に出ましたが、「大丈夫」だと。なので私が15分くらい子供を任せて食事をしていたところ、戻ってきたお義母さんに「自分だけ食べてるよ」ってボソッと言われました…!
今回は、チュソク前に「私が作りますね」と連絡しなかった私に対する不満を、遠回しに言ってるような気がします…。
“あなたが連絡もしない、料理もしないから私が苦労したのよ” って。
旦那の意外な一言
旦那も私と同じことを感じたようで、「チュソクは行かなくても良いよ」と言いましたが、行かないのはさすがに失礼なので行くことに。
お義母さんに会ったら謝らなきゃなあ、怒っているだろうな…と言う私に旦那が、
「すみませんとか言わないでね。こっちが悪いことした訳じゃないんだから。頼んでないのに両親が勝手に料理を準備したんだから」と。
苦労して作って下さったので一言言うべきかなと思いますが…。
…たぶんこれを読んでいる方も思われていると思いますが、チュソクの料理ひとつで悩むのも本当にくだらないですよね…。
普通に久しぶりに家族で会って、皆で美味しくごはん食べて…ってそれで良いのになぁ。
お義母さんに久しぶりに会うのもちょっと憂鬱ですし、どんな顔して会ったら良いのか分かりませんが、頑張ろうと思います。
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