ヌマトラノオ（沼虎尾）

多年草 本州〜九州の湿地に萎える。高さ40〜70cm。地下茎を長くのばしてふえ、茎の基部は赤みを帯びる。葉は互生し、長さ4〜7cm、幅1〜1.5cmの倒披針状長楕円形で、先端は急に細くなってとがる。茎の先に総状花序を直立し、白い小さな花を多数つける。花期は7〜8月。（野に咲く花） 学名は、Lysimachia fortunei サクラソウ科オカトラノオ属 似た花のオカトラノオは、葉の幅が広く、花穂の上部が垂れる。 オカトラノオとヌマトラノオの交配種にイヌヌマトラノオがある。

▼2013年7月17日　八雲	▼花序は直立し、垂れない。
▼花は直径約7mm。		若い果実。
	▼葉は細く、長さ約5.5cm。

▼2012年8月19日　東忌部
	▼花穂は垂れずに直立する。
▼幼株
▼2011年7月13日　八雲
▼2010年8月28日　宍道
▼2005年7月17日　大庭
▼2004年8月10日　乃白
▼2004年7月11日　大庭
▼2007年8月10日　果実　東忌部
▼2014年1月7日　果実　八雲
▼果実は直径約2mm、花柱が残る。		▼果実の中の球形の胎座に種子がある。
▼球形の胎座にはめ込まれた種子。	▼種子は0.3〜0.5mm。
▼種子は円錐状。		▼種子の表面に格子状の模様がある。
▼2012年6月18日　幼株　東忌部
▼2011年11月9日　幼株　東忌部

島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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