さて、2日目は函館から今度はJRに乗り札幌まで移動し札幌駅で再びレンタカーを借り富良野を目指す。4時間足らずの長距離ドライブである。
朝しっかり食べたので、道中お腹はたいして減らなかったのだが、ドライバーさんの為にも、休憩は取りたい。しかし延々と続く田舎道、中々めぼしい食堂もカフェも見つけられず(コンビニはあったんだけど)山道へと入ってしまったので、茶屋でもあればいいのだが、そんな雰囲気ではなくカーブが続く^^;3時間余りぶっ続けでハンドルを握るなんてことは、運転が得意なツレも最近はあまりない。私も若いころならいざ知らず山道の運転なんてのっけからする気もない。
かなり走ってやっと渓谷の前の駐車場を見つけた。何台かの車が停車していて、数人はカメラ撮影などしている。ベンチもあるし、景色のいい場所だった。
「座ろうよ」
然してこのタフなお抱え運転手さんは、自然が大好き^^;しかも、じっとしていられない回遊魚体質の哀しさよ。ここでも嬉々として、谷を下って川を見に行く。
「気持ちよかったで」「ソレはようゴザイマシタ」
ここには自販機もなかったので持ち合わせの水を飲んで、ふたたび車上の人となり、山道へ。
あと少し・・・・かな?
富良野プリンスホテルに併設されている施設で
林の中に、可愛い雑貨などを取り扱う小屋が並ぶ。
40代くらいまでの私なら、きゃわい~い^^
なんて言いながらいちいち見て回ったのだろうが
もはやあまり食指も動かず・・・。
とにかく、疲れと(あんさん、座ってただけやん)
何か飲みたくて、カフェでもないかしらとズンズン歩く。
↓ニングルテラスの前は駐車場。
そして後ろにそびえるのが、富良野プリンスホテル。
でも、今夜の私達のお宿はここじゃあないんだなあ。
まるで妖精の森のような、白樺林の中に、
ちょっとしたアクセサリーや小物を販売する小屋はあっても
カフェは・・・・・・・・あ・あった!
と思ったら閉まってる、ガーン!!!
でも、コチトラ長年カフェ巡りを趣味としてきた身。
嗅覚の鋭さではちょっと自信アリ。
ん?森の下の道路へと降りたところに
「カフェ 森の時計→」の立て看板が。
今は午後5時過ぎだけど、開いてるかなあ・・・
不安な気持ちを抱えつつ店の前までたどり着いた。
灯りはついてる‼
でも、どうかしらん。
近づいてみると
「OPEN」の札とメニュー表が^^
やったぜい、キャホゥッ^^
落ち着いた雰囲気の店内。
テラスもステキ
久しぶりのホットコーヒー。
私は珈琲は嫌いじゃないのだが
普段色のついた飲み物はあまり飲まない。
でもこのおコーシー、
五臓六腑に染み渡るとはまさにこのこと。
とっても美味しゅうゴザイマシタのよ。
生き返った心地・・・・
でね、キノコのクリームシチューバターライス添え
もいただいたのよ、おいしかった~~。
「今夜の夕飯が楽しみやから俺はいらん」
なんてやせ我慢してたお抱えドライバーのツレの胃袋にも
半分くらい収まり(;´Д`)・・・。
さ・今夜のお泊りは・・・
平日でもあり、宿泊客はまばら。
このホテルはゴルフ場も併設しているので
ゴルフクラブ会員の宿泊客の方が数人いらっしゃった。
もうこの前菜と白いご飯で十分なくらい^^;
和洋折衷メニューなので、ホタテやアワビ
新鮮なお刺身も。
ビシソワーズ
メインは三つから選択
私は黒毛和牛とオマール海老
ツレは黒毛和牛のサーロイン。
お肉も海老も半分ツレに。
パンはクロワッサンが美味しかった。
お寿司まで・・・。
この後、珈琲ももちろん。
サーブしてくれたスタッフさん、とても感じが良かった。
全面ガラス張りのお部屋もイイ感じ。
(室内の反射で見苦しいのはご容赦を(;´Д`)
前方は雄大な十勝岳連峰。
眼下には田園風景が広がり、さながらヨーロッパの雰囲気。
そして・・・
ア~サ~~~
窓外右手にはゴルフ場のグリーンが少し見え、
既にプレイしている方が^^
今回、6泊7日の旅だが、リゾートホテルはここだけ。
函館もアクセス重視で駅そばのJRINに泊まったし
明日からはまた札幌に戻り、ビジネスホテルに4連泊し
そこを拠点に観光する。最近のリーズナブルなビジネスホテルは
設備もサービスもとてもいい。
富良野では自然豊かな景色と、美味しいお料理を満喫できて
久しぶりに優雅な気分を味わえてよかった。
デザートは勿論富良野メロン。
私達世代には夕張メロンの方がおなじみ。
この後札幌で、席が隣り合ったお話し好きのマダムによると
夕張メロンの方が味が濃く甘いけど値段も高いとのこと。
でもあっさりと美味しかった。
四葉のクローバーはエディブル(食べられる)
わざわざ栽培されている農家さんがいらっしゃるらしい。
さて・・・・
お腹もいっぱいになり、
この後また車を駆って
美瑛から旭川まで足を延ばし
高速道路で札幌に戻るよん
良かったらまた覗いてネン^^