追悼・円楽師匠 : 新・クラシック音楽と本さえあれば
人気ブログランキング | 話題のタグを見る

追悼・円楽師匠

円楽師匠逝去の報を聞き、また一つの時代の終焉を感じる。
僕の円楽師匠体験は、確か中学生の頃テレビで見た「淀五郎」に始まる。

あの頃、夜遅く放送していた落語番組はとても贅沢な番組で、円生の「唐茄子屋政談」、志ん朝の
「佃島」等を聞いて、落語とはなんと深々とした面白い世界であることか、と毎回楽しみにしていた。

落語から、生きるという事の哀しむや喜び、話藝というものの凄さをあの頃知ったのは、とても贅沢で貴重な体験で、今の僕の人格のかなりの部分に影響を与えているように思う。

円楽師匠のご冥福をお祈りします。
by maru33340 | 2009-10-30 21:22 | 落語 | Trackback | Comments(0)

音楽・本・映画などについての私的な感想


by maru33340
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30