2009年 10月 30日
追悼・円楽師匠
僕の円楽師匠体験は、確か中学生の頃テレビで見た「淀五郎」に始まる。
あの頃、夜遅く放送していた落語番組はとても贅沢な番組で、円生の「唐茄子屋政談」、志ん朝の
「佃島」等を聞いて、落語とはなんと深々とした面白い世界であることか、と毎回楽しみにしていた。
落語から、生きるという事の哀しむや喜び、話藝というものの凄さをあの頃知ったのは、とても贅沢で貴重な体験で、今の僕の人格のかなりの部分に影響を与えているように思う。
円楽師匠のご冥福をお祈りします。
2009年 10月 30日
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