光学の話
あけましておめでとうございます。
山登りやスキーをされた上で、着々とソースも記述してパワフルですね。
私は、ご近所の80mの山に登って足が痛くてごろごろしてます。
電気的な話ではなく光学に関する注意点です。
・CMOSセンサの赤外領域に関する感度
データシートPage.173では赤外領域がプロットされていませんが、実際はこの右側にもRGBのピークがあります。
通常はDieをセラミックパッケージに封止するときのガラスカバーに赤外領域のフィルターを設けるのですが、レンズに合わせてフィルタ強さが違っています。
この辺りは画を撮ってみないとわからないのですが、赤外LED(エアコンのリモコン等)を写した時の紫色の光の強さで判断できます。
携帯向けだと暗所での撮影用にフィルタ弱めでホワイトバランスの補正で逃げるようになっていますし、デジカメ用だと特殊用途(暗視カメラ)以外はほぼカットするようになっています。
野外での撮像がなければ問題ありませんが、運用初日が快晴で真っ白な画しかとれなくて大騒ぎになりました。
・自動フリッカー検出
最近はLEDでフリッカーレスの照明が簡単にできるので問題ありませんが、通常の蛍光灯(インバータ方式以外)だと撮像時にフリッカー周波数の検出に失敗することがありました。
こちらは50/60Hzの周波数のずれで、撮像ごとに画面の明るさが変わるだけですが静止画しかみてないと、auto exposureやらとかぶってわけわからん状態になります。
デジカメとかやってる方からすると当然の知識らしいのですが・・・・・
- 2013/01/07(月) 14:57:26 |
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- おる #qbIq4rIg
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いつも情報頂いてありがとうございます。
赤外線感度とフリッカー検出ですね。了解しました。テストは屋内でやるつもりですし、インバータ蛍光灯なので大丈夫だと思います。
- 2013/01/07(月) 19:08:48 |
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- marsee #f1oWVgn2
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