映画『探偵マーロウ』オフィシャルサイト

探偵マーロウ

出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジェシカ・ラング 監督:ニール・ジョーダン 脚本:ウィリアム・モナハン 原作:「黒い瞳のブロンド」(ベンジャミン・ブラック/小鷹信光 訳 早川書房刊)

6月16日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
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劇場情報
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リーアム・ニーソン(フィリップ・マーロウ役)
1952年6月7日生まれ。北アイルランド出身。『シンドラーのリスト』(93)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされる。代表作に『スター・ウォーズ エピソードⅠ ファントム・メナス』(99)、大ヒットシリーズ『96時間』(08、12、14)。他の出演作は『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02)、『ラブ・アクチュアリー』(03)、『バットマン ビギンズ』(05)など。これまで出演した作品の世界興行収入の累計は70億ドルを超える。2人の息子の父親で、ユニセフ親善大使も務めている。本作『探偵マーロウ』は彼にとって映画出演100本目であると同時に『ブラックライト』(22)、『MEMORY メモリー』(22)に続く2023年本邦公開主演作3本目でもある。
ダイアン・クルーガー(クレア・キャヴェンディッシュ役)
1976年7月15日生まれ。ドイツ出身。ウォルフガング・ペーターゼン監督『トロイ』(04)でハリウッド進出を果たし、クエンティン・タランティーノ監督の大ヒット作『イングロリアス・バスターズ』(09)で一躍有名に。ドイツ出身のファティ・アキン監督による主演作『女は二度決断する』(17)でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞。その他の主な出演作はロバート・ゼメキス監督『マーウェン』(18)、『355』(22)など。世界三大感染症であるHIV/エイズ、結核、マラリアの流行を終わらせることを目的として設立された「グローバルファンド」のアンバサダーで、エイズ研究財団「amfAR」、ユニセフ、がん研究のための基金「Stand Up To Cancer」を熱心にサポートしていることでも知られる。ニューヨーク在住。
ジェシカ・ラング(ドロシー・クインキャノン役)
1949年4月20日生まれ。アメリカ出身。ジョン・ギラーミン監督『キングコング』(76)でハリウッドデビューを果たし、シドニー・ポラック監督『トッツィー』(82)でアカデミー賞助演女優賞、『ブルースカイ』(94)でアカデミー賞主演女優賞を受賞。他の主な出演作に『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(81)、マーティン・スコセッシ監督『ケープ・フィアー』(91)、リーアムと共演した『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』(95)など。テレビドラマの出演も多数あり、2011年から放送された「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズで4シーズンに主演、ゴールデングローブ賞と全米映画俳優組合賞(SAG)をそれぞれ受賞、エミー賞は2度受賞した。舞台でも活躍しており、2016年にブロードウェイで上演されたユージン・オニールの戯曲「夜への長い旅路」の主人公メアリー・タイロン役を演じ、トニー賞演劇主演女優賞を受賞。演技の三冠を達成している。
アドウェール・アキノエ=アグバエ(セドリック役)
1967年8月22日生まれ。イギリス出身。『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(01)、『ボーン・アイデンティティー』(02)などで人気を博し、『スーサイド・スクワッド』(16)ではアイコニックなキャラクター・キラークロックを演じ話題に。他の主な出演作に『G.I.ジョー』(09)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(13)、『ANNIE/アニー』(14)、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(15)、『コンカッション』(15)など。テレビドラマの出演も多数あり「ゲーム・オブ・スローンズ」「HUNTED/ハンテッド」「LOST」など、人気シリーズで印象的なキャラクターを演じている。
ダニー・ヒューストン(フロイド・ハンソン役)
1962年5月14日生まれ。イタリア出身。主な出演作にアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督『21グラム』(03)、マーティン・スコセッシ監督『アビエイター』(04)、『ナイロビの蜂』(05)、ソフィア・コッポラ監督『マリー・アントワネット』(06)、アルフォンソ・キュアロン監督『トゥモロー・ワールド』(06)、リドリー・スコット監督『ロビン・フッド』(10)、リーアムと共演した『タイタンの逆襲』(12)、ティム・バートン監督『ビッグ・アイズ』(14)、マーク・フォスター監督『かごの中の瞳』(16)、パティ・ジェンキンス監督『ワンダーウーマン』(17)など。2017年、ロンドンのロイヤルコート劇場でサイモン・マクバーニー監督が舞台化した「くたばれ!ハリウッド」で、主人公ロバート・エヴァンスを演じた。
アラン・カミング(ルー・ヘンドリックス役)
1965年1月27日生まれ。スコットランド出身。現在のスコットランド王立音楽院で学んだのち、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーやロイヤル・ナショナル・シアターで活躍。アメリカにも活動の場を広げ、1998年のブロードウェイ公演「キャバレー」でトニー賞ミュージカル主演男優賞ほか数々の賞を受賞した。長篇映画デビューは『プラハ』(91)で、他の主な出演作は『007/ゴールデンアイ』(95)、『スパイキッズ』シリーズ(01、02、03)、『X-MEN2』(03)、『バーレスク』(10)、『チョコレートドーナツ』(12)など。テレビドラマ「グッド・ワイフ」のイーライ・ゴールド役としても有名。バイセクシャルであることを公表しており、2009年にはLGBTの人権を守るための献身的な活動が称えられ、大英帝国勲章OBEを受勲した(その後返還)。
コルム・ミーニイ(バーニー・オールズ役)
1953年5月30日生まれ。アイルランド出身。主な出演作に『コン・エアー』(97)、『ダイ・ハード2』(90)、『沈黙の戦艦』(92)、『レイヤー・ケーキ』(04)、『ダブリンの時計職人』(10)、『トールキン 旅の始まり』(19)など。テレビドラマ「スタートレック」シリーズのマイルズ・オブライエン役としても有名。
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INTRODUCTION
タフでダンディ、ジェントルマン。権力に媚びず、信念を貫く――
その生き様で世界中のファンを魅了しつづける、永遠のダンディズムの象徴“探偵フィリップ・マーロウ”。作家レイモンド・チャンドラーが生み出し、ハンフリー・ボガート、ロバート・ミッチャムといった名だたる俳優たちが扮したこのキャラクターを「ずっと演じてみたかった」と語るのは、今年で銀幕デビュー45周年を迎え、本作が出演100本目となるリーアム・ニーソン。アクションスターとしての主演作が続く名優が 、本作では一味違った渋さとオーラで魅せる!
原作はブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが、ミステリー小説を手がける際の“ベンジャミン・ブラック”名義で著した「黒い瞳のブロンド」。村上春樹の新訳が話題を呼んだチャンドラーの傑作「ロング・グッドバイ」の続編として本家の公認を受けている。
監督は『クライング・ゲーム』(1992)でアカデミー賞脚本賞を受賞したニール・ジョーダン。共にアイルランド出身であるリーアムとのタッグは4度目、たしかな信頼関係のもと“リーアム・ニーソンのフィリップ・マーロウ”を見事に演出した。共演には『女は二度決断する』(2017)でカンヌ国際映画祭女優賞に輝いたダイアン・クルーガー、アカデミー賞・エミー賞・トニー賞すべてを受賞=通称“演技の三冠”を達成 しているジェシカ・ラングといった、実力派女優陣が華を添える。
STORY
アメリカ・ロサンゼルスに事務所を構える探偵フィリップ・マーロウ(リーアム・ニーソン)を訪ねてきたのは、見るからに裕福そうなブロンドの美女クレア(ダイアン・クルーガー)。「突然姿を消したかつての愛人を探してほしい」依頼を引き受けたマーロウだったが、映画業界で働いていたというその男はひき逃げ事故で殺されていた…!? 捜査を進めるにつれ謎が深まる“ハリウッドの闇”――探偵マーロウが辿り着く真実や如何に。
CAST
リーアム・ニーソン(フィリップ・マーロウ役)
ダイアン・クルーガー(クレア・キャヴェンディッシュ役)
ジェシカ・ラング(ドロシー・クインキャノン役)
アドウェール・アキノエ=アグバエ(セドリック役)
ダニー・ヒューストン(フロイド・ハンソン役)
アラン・カミング(ルー・ヘンドリックス役)
コルム・ミーニイ(バーニー・オールス役)
フランソワ・アルノー(ニコ・ピーターソン役)
ダニエラ・メルシオール(リン・ピーターソン役)
STAFF
ニール・ジョーダン(監督・脚本)
1950年2月25日生まれ。アイルランド出身。作家としてキャリアをスタートさせ、1976年に発表した初の短編小説集「チュニジアの夜」でガーディアンフィクション賞を受賞。その後、現在までに計8冊の小説を出版している。『殺人天使』(82)で長篇映画監督デビュー。『クライング・ゲーム』(92)でアカデミー賞脚本賞、『マイケル・コリンズ』(96)でベネチア国際映画祭金獅子賞、『ブッチャー・ボーイ』(97)でベルリン国際映画祭銀熊賞をそれぞれ受賞した。他の主な監督作に『狼の血族』(84)、『モナリザ』(86)、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)、『ことの終わり』(99)、『プルートで朝食を』(05)、『ビザンチウム』(12)、『グレタ GRETA』(18)など。2011年から放送されたテレビドラマ「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」では製作・監督・脚本をつとめた。
ウィリアム・モナハン(脚本)
1960年11月3日生まれ。アメリカ出身。リドリー・スコット監督作『キングダム・オブ・ヘブン』(05)で脚本家としてデビュー、マーティン・スコセッシ監督『ディパーテッド』(06)でアカデミー賞脚色賞を受賞した。『ロンドン・ブルーバード -LAST BODYGUARD-』(10)で監督デビューも果たしている。
BOOKS
ORIGINAL STORY AND SERIES
「黒い瞳のブロンド」
(ベンジャミン・ブラック 著/小鷹信光 訳)
ハヤカワ・ミステリ文庫にて6月6日発売予定
著者:ベンジャミン・ブラック
1945年生まれ。
英国ブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルのミステリ執筆時のペンネーム。
主な著作に『ダブリンで死んだ娘』。
探偵フィリップ・マーロウ シリーズ
レイモンド・チャンドラー 著/村上春樹 訳
ハヤカワ・ミステリ文庫にて発売中
「大いなる眠り」
「さよなら、愛しい人」
「高い窓」
「水底(みなそこ)の女」
「リトル・シスター」
「ロング・グッドバイ」
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