金沢マラソン当日の待機場所ってどんな雰囲気?
金沢マラソンのコースって全体的にどんな感じ?
こんなお悩みに対する記事です。
✅ 出身:石川県金沢市
✅ 家族:4人(妻と年子2人)
✅ 仕事:フリーランス医師
✅ マラソン歴:フルマラソン完走26回(うちサブスリー16回)
✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒(@2019京都マラソン)
金沢マラソン攻略のコツ②(レース当日編)
今回は佳奈ザマラソン攻略のコツ第2弾になります。
レース前日に関しては、こちらの記事をご参照ください。
さっそく本題に入っていきましょう。
スタート地点
スタート地点横の公園広場が待機場所になります。
晴れていればいいのですが、雨よけがあまりありません。
例年雨の日が多いので、雨が心配な方は早めに場所取りをしましょう。
おすすめの待機場所は下図で〇で示したあたりです。
おすすめの理由:
- 雨よけがある
- スタート地点と荷物預かり地点の中間点
- トイレからも比較的近い
自分のスタートブロック地点から近いところを待機場所にした方が何かと便利です。
トイレに関しては、まんべんなく配置されています。
トイレの数自体も、参加人数にしては多い方だと思います。
とはいっても、トイレは余裕をもって済ませておきましょう。
スタート〜5km
スタートして左手に曲がるとまず下り坂です。
その後細かいアップダウンが続きます。
応援も多くテンションも上がって、ついついスピードが上がってしまいがちです。
ここで我慢できるかどうかが運命の分かれ道です。
マラソンの最初5-10kmはウォーミングアップのつもりで走りましょう。
5km〜10km
ここから緩い上り基調になります。
とはいっても、ずっと上っているという感じではありません。
所々フラットになったり下りが少しあったりします。
9kmあたりから上りがややきつくなります。
上りなので無理に予定ペースまであげる必要はありません。
この区間でも体力温存をおすすめします。
10km〜15km
11−12kmあたりで上りが終わります。
左手に後〇mで最高地点という表示も出ています。
沿道の応援も比較的多い区間になります。
応援の力もかりて、なんとか上りきりましょう。
上りきった後は、どんどん下ります。
とはいっても、ずっと下りではなく所々フラットになります。
ここでスピードを上げすぎないように気をつけましょう。
まだまだマラソン前半です。
途中で2回トンネルがあり、トンネルの中ではGPSが途切れる可能性もあります。
トンネル外を走っている間にオーバーペースになっていないか確認しておきましょう。
15km〜20km
この区間も全体的には下り基調です。
この区間での最も注意すべき点は、黄色で示されたコース幅が狭い箇所です。
コースが狭いだけではなく、細かい曲がり下りが非常に多いです。
金沢マラソンの中で転倒する危険が最も高い区間ですので、
転倒に気をつけて走りましょう。
20km〜25km
この区間は比較的フラットです。
しかし、線路や高速道路を抜ける部分が2カ所あります。
この2カ所での上り下りがかなり急勾配です。
30km以降に疲労を残さないよう、上りはゆっくり下りは重力に任せて走りましょう。
23kmあたりから沿道の応援が急に少なくなります。
さらに、精神的にも肉体的にも徐々につらくなってくるあたりです。
補給をとるなど、リフレッシュする方法を考えておきましょう。
25km〜30km
この区間も比較的フラットです。
27kmあたりで左折すると、ひろい道路を走ります。
毎年ではありませんが、向かい風が強いことがあります。
さらに、28kmあたりと29kmあたりに川を渡る橋が2カ所あります。
僕が金沢マラソンに初めて出走した際、
向かい風と橋の上り下りでかなりのダメージを受けました。
- 向かい風が来るかもしれない
- 地味につらい上り下りが2カ所ある
という意識をあらかじめもっていると、多少楽になるかもしれません。
沿道の応援も少なめで、この区間がある意味で一番辛い印象です。
30km〜35km
疲労もたまってくる区間です。
地味な上り下りが続きます。
32-33kmあたりで浅野川を越える大きな橋があり、ここも地味につらいところです。
しかし、この橋を越えた以降は本当にほぼフラットになります。
なんとか乗り越えましょう。
さらに橋を越えた後からは沿道の応援も増えてきます。
33-34kmあたりで金沢駅を左手に見ながら右折します。
ここから広い道路を走ることになりますが、非常に気持ちがよいコースです。
応援の力も使って、ゴールを目指しましょう。
35km〜40km
コース自体は、ほぼフラットです。
微妙な曲がりや折り返しはありますが、比較的走りやすい区間です。
沿道の応援も比較的多いです。
けいれんに注意しながら、一歩一歩ゴールを目指しましょう。
40km〜ゴール
沿道の応援は少なくなりますが、あともう少しです。
この区間で一番きついのが犀川を渡る橋の上りです。
橋が何度も出てきてごめんなさい。
橋を上りきったら後1kmちょっとでゴールになります。
ここまで来たら気合いでゴールしましょう。
ゴール後
お疲れ様でした。
タオルやメダルなどをもらって更衣室へ向かいます。
例年、更衣室との別会場に飲食ブースがありましたが、
2021年は飲食ブースがなさそうです・・・。
ゴール後の能登豚串焼きとビール楽しみにしていたのに・・・。
完走の祝杯は、帰ってからのお楽しみということで!
更衣室から徒歩5分程の場所から金沢駅港口への無料シャトルバスが出ています。
ゴール会場から約25分前後で金沢駅に到着です。
みなさまお疲れ様でした。
気をつけてお帰りください。
まとめ
笑顔で金沢マラソンを完走するための、レース運び5つのポイントです。
- 秋といえどもまだ気温は高め
- 前半ペースを上げすぎない
- 12-13km地点から始まる下りでペースを上げすぎない
- 思ったよりも細かいアップダウンがある
- 本当にフラットになるのは32km地点あたりの橋を越えてから
コロナがぶり返して突然中止にならないこと
全てのランナーが笑顔で金沢マラソンのゴールテープをきること
金沢マラソンに関わるすべての方々の幸福
以上を祈念いたします。
今日も最後までありがとうございました。