第578回ON AIRリスト（①2017年11月18日放送 ②2018年2月18日放送）

　さて、ファイターズの中田翔が「ＦＡ宣言」をせずに残留しました。これは予想どおり。今年の成績では獲得したいという球団も無かったと思いましたし、家族が「北海道大好き」というのも判っていたので。しかし、増井、大野両選手はＦＡ宣言。おそらく移籍が濃厚かなと。個人的には増井選手が言っていた「長い契約年数」というのが引っ掛かりました。「プロは１年１年が勝負だろ！」と思ったのは私だけでは無いハズ。

　スマホに変更してから１ヶ月半が経ちました。ガラケー時代の後半はニュースの配信サービスが停止されたり、暇つぶしができなくて不便でしたが、その不便さも解消されました。ま、私の場合、ネットで新聞を読めたり、ラジオを聴けるだけでも充分なのですが。

　ということで、

第578回放送の（'17年11月18日・'18年2月18日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. CHTHONIC / BLOOMING BLADES ('09年発表 5th「MIRROR OF RETRIBUTION」)
　2. PLACE VENDOME / CLOSE TO THE SUN ('17年発表 4th「CLOSE TO THE SUN」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. NoGoD / Missing ('17年発表 Major 7th SINGLE)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. Reg-Wink / SOMEBODY ('89年発表 1st「Reg-Wink」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. EURYTHMICS / SWEET DREAMS(ARE MADE OF THIS) ('83年発表 SINGLE)
　6. EIGHTH WONDER / STAY WITH ME ('86年発表 SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. TMN / RHYTHM RED BEAT BLACK ('90年発表 7th「RHYTHM RED」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. WOLF / Catch Your Mind ('87年発表 Mini「WOLF」)

　今回の“目玉”は、 PLACE VENDOME の CLOSE TO THE SUN 。意外にイイです。

1. CHTHONIC / BLOOMING BLADES
　彼等は台湾のシンフォニックブラックメタルバンドです。雑誌等で「美人過ぎるベーシストが在籍しているバンド」と紹介されているのが気になり音を聴いてみることに。さすがに昔と違ってネットで音を確認してからの購入でした。ブラックメタルでありながら、東洋の雰囲気を感じさせる音作りに魅かれましたね。ただ、デスメタル、ブラックメタルというのはメタルの中でも一般的な人には「かなり敷居の高いジャンル」だと思いますので、「何が良いのか全然判らない」と言われてしまうのがほとんどなのですが。

　
2. PLACE VENDOME / CLOSE TO THE SUN
　このバンドは元ハロウィンのボーカル、マイケル・キスクが率いるバンドです。音楽性としては“メタル”というより“ハードロック”という感じですかね。そんな事もあって、非常に取っ付き易い音だと思いますね。僕はキスクとカイ・ハンセンが組んだUNISONICがキッカケでこのバンドの音源を聴くようになったのですが、歌メロの良さに感心しましたね。改めてキスクのボーカリストとしての実力を確認できましたね。

　
3. NoGoD / Missing
　僕がこのバンドの存在を知ったのは今から６年前だったと思います。彼等がメジャー進出を果たし、メタル専門誌で紹介されていたのをキッカケに音源を聴いてみることにしました。これが見事に僕のツボにはまりましたね。ハイトーンボーカルも素晴らしく、メロディーもキャッチー、そしてメタリックな音作り、「へー、こんなバンドが居たんだ」と驚きました。もちろん、それからはいつもの通り「遡って過去の音源を揃える」ということをしたのですが(笑)。僕は彼等のルックスから“V系”で紹介していますが、メタルとして聴いても面白いと思います。

　
4. Reg-Wink / SOMEBODY
　僕が高３の頃の作品ですね。世はバンドブームのピークということで、次から次へとメジャーデビューを果たすバンドがいましたね。そんな中で僕が目を付けたのは「ガールズバンド」です。レーベルとしては「第２のプリプリ、SHOW-YA」を生み出したかったのでしょうが、世の中そんなに甘くありません。多くのガールズバンドがデビューしたものの大概アルバム３枚でドロップされていましたね。このReg-Winkもそのひとつ。結構骨太なロックで個人的には気に入っていましたが、セールスには結び付かなかったな。

　
5. EURYTHMICS / SWEET DREAMS(ARE MADE OF THIS)
6. EIGHTH WONDER / STAY WITH ME
　「80's 洋楽POPS特集」、７週目です。１曲目「SWEET DREAMS(ARE MADE OF THIS)」は83年9月3日付でビルボードチャート１位を獲得した楽曲です。ポリスの歴史的ヒット曲「見つめていたい」の9週連続１位を阻止した楽曲であります。また、第1回MTVビデオ・ミュージック・アワードではシンディ・ローパーやマドンナを抑え、最優秀新人賞を獲得しました。２曲目「STAY WITH ME」は86年4月14日から8週連続でオリコン洋楽チャート１位を獲得した楽曲です。エイス・ワンダーは当時17歳で女優としても活躍していたバッツィ・ケンジットを中心に結成されたバンドです。この「STAY WITH ME」はデビュー曲で本国イギリスでは話題になりませんでしたが、ここ日本とイタリアで大ヒットを記録いたしました。ビデオでのバッツィの超ミニスカートが話題になったそうですが、僕の記憶にはありません。曲は聴いたことがあるのですけど。

　
7. TMN / RHYTHM RED BEAT BLACK
　TMは久しぶりの登場ですね。僕が高校生の頃、「え、アイツもTM聴いているの？」という感じで、まったく“ロック”を聴かないような人も聴いていたTMの楽曲。僕等の世代で“初めて聴いたロックはTM”という人が結構いるかも知れません。この楽曲が収録されている「RHYTHM RED」という作品は「TM NETWORK」から「TMN」へバンド名をリニューアルしての第１弾作品です。それまでの作品とは趣を変え、メタル、ハードロックの要素を強調した音作りとなっていました。ファンには結構衝撃的な変貌だったと思います。結果的にこの路線でのアルバムはこれ１作だった為、TMの歴史の中では“異色”の作品となってしまいました。

　
8. WOLF / Catch Your Mind
　僕が初めて彼等の存在を気にしたのは99年に買ったメタルディスクガイドに彼等の音源が紹介されていたのがキッカケです。活動を停止してから８年も経っていましたし、紹介されていたCDもインディーズ作品でしたので、かなりのプレミアが付いていました。ただ、そこはやっぱり“マニアの血”が騒ぎ、「２万円までなら投資しよう！」と決意し、１万８千円でゲットいたしました。内容は文句無しの素晴らしさで、「あー。大金突っ込んで良かった！」と思ったものでした。ところが、４年後に“定価”で再発。かなりのショックを受けました。何しろ定価の６倍で入手しましたからね。

　
　来週は「BLIND GUARDIAN」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.193　ＯＮ　ＡＩＲリスト

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT / LAST HEAVEN'S BOOTLEG ('03年発表)

　本日の放送時間は２時間２０分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時３０分以降に放送開始（変動します）