武蔵の里を散策 : つれづれ日記Ⅱ
人気ブログランキング | 話題のタグを見る

武蔵の里を散策

武蔵の里を散策_d0394977_12084309.jpg
到着したのは大原町宮本にある「武蔵の里」です。
剣豪宮本武蔵が幼少期を過ごしたゆかりの地が散らばっています。

予想通り駐車場はガラガラ。
駐車場の前には水辺の遊歩道があります。


武蔵の里を散策_d0394977_12144099.jpg
宮本川ののどかな流れです。


武蔵の里を散策_d0394977_13323307.jpg
ここは「武蔵の里 五輪坊」という公共の宿泊施設なんですが
ここの資料館で武蔵の水墨画枯木鳴鵙図を見たことがあります。
モズの鋭い眼光と筆の勢いが印象的でした。

当時は大河ドラマで「武蔵」をやっていたので
その関係でここに展示されていたのだと思います。


武蔵の里を散策_d0394977_13460600.jpg
迫力のある武蔵像。
晩年の武蔵ではなく剣技の鍛錬を繰り返していた
20代の頃というのがいいですね。

甥っ子はこの像の下で
同じポーズで撮ってもらっていました。♪


武蔵の里を散策_d0394977_14015158.jpg
お庭の日本庭園も見応えがありましたよ。

資料館に入りたかったのですが
「武蔵の里 五輪坊」は今年の3月末に閉館したらしく
入ることはできませんでした。

お料理が美味しかったので
新年会に使ったことがあったのになぁ。


武蔵の里を散策_d0394977_14102003.jpg
生家のすぐ近くを流れる宮本川の水車。
吉川英治の小説「宮本武蔵」の中では英田川でした。


武蔵の里を散策_d0394977_14175236.jpg
吉川英治氏の顕彰碑もありました。
以前、家族旅行で来た時には
無かったような気がするんだけどなぁ。


武蔵の里を散策_d0394977_14211493.jpg
武蔵の生家です。
戦時中の火災で今の建物に建て替えられています。
「ここ、覚えとるわ。講談師のお婆ちゃんがいたよな。」
と、当時小学生だった妹。

そう、武蔵の末裔というお婆ちゃんが
家の中に招き入れて下さり
武蔵の生涯をかくしゃくと語ってくれたのです。
今は家の前に鎖がかかっていました。

武蔵は父親によって十手術を教えられ厳しく育てられたのに
村いちばんの暴れん坊に育ち、父とはそりが合わなかったとか。


武蔵の里を散策_d0394977_16275814.jpg
こちらの立派なお屋敷は武蔵の姉の嫁ぎ先です。
今も子孫の方のお家です。


武蔵の里を散策_d0394977_14373895.jpg
生家のすぐ近くにあった
武蔵が幼少期に遊んだという
讃甘神社はスルーしてしまい宮本神社へ。
途中、今が見ごろのツツジ園がありました。


武蔵の里を散策_d0394977_14384871.jpg
2000本のツツジを愛でる
「ツツジ祭り」があるはずでしたが中止になったそうです。
予定を立てても見通せない不安定さに
全力投球しづらい世の中です。


武蔵の里を散策_d0394977_14565307.jpg
ここが宮本神社です。
50年ほど前にできた比較的新しい神社でした。


武蔵の里を散策_d0394977_15053160.jpg
小さな拝殿ですが社務所もあり
”生涯負けなし”と伝わっている武蔵にあやかり
合格祈願や必勝祈願などに多くの人が訪れるといいます。


武蔵の里を散策_d0394977_15203188.jpg
すぐ近くに武蔵のお墓もありました。
苔むしたり赤みを帯びた趣のある古いお墓ばかりで
武蔵のお墓は奥の一番高い場所に父無二斉の隣にありました。


ここから壱貫清水を目指して鎌坂峠を登ります。
母はツツジ園の前の休憩所で待つというので妹と甥っ子と一緒に。
夫はなぜか行方不明…スマホがあるから
ま、いいか。


武蔵の里を散策_d0394977_16470687.jpg
途中、このような武蔵ゆかりの人のお墓が
ぽつぽつとありました。
この人は”森岩彦兵衛”武蔵の幼なじみです。


武蔵の里を散策_d0394977_15360374.jpg
山道をけっこう歩き踊子草を見つけました!
本物を見たのは初めてです。50㌢くらいあったかな。


武蔵の里を散策_d0394977_15461524.jpg
武蔵の生家から1㌔ほど歩いたところに
壱貫清水がありました~。
やっと着いたよ。
ここまで来る人は滅多にいないみたいです。


武蔵の里を散策_d0394977_15491500.jpg
当時の旅人たちはここで喉を潤したといいます。
冷たくて美味しく「銭一貫の値打ちがある」といわれ
この名が付けられたそうです。
「1両が4貫です」と解説にあったけど
今の金額でいくらなんでしょう?

武蔵が修行の旅に出る際に幼なじみの森岩彦兵衛と
別れを惜しみ清水を飲んだという解説もありました。

思いのほか遠かったので
母が心配をしているかと連絡を入れていたら
行方知れずだった夫も登ってきました。


武蔵の里を散策_d0394977_16284831.jpg
ここから先300㍍ほど登ると峠の頂上ですが
ここまでにしておきます。
山道の100㍍はきつい!


武蔵の里を散策_d0394977_16143937.jpg
峠から降りて来たら「たけぞう茶屋」でイップク。
”たけぞう”というのは武蔵の幼名です。


武蔵の里を散策_d0394977_16334051.jpg
ご当地ソフトはなく、スジャータでした。
こういうあっさり系もいいです。
夫はいつも乙女チックなイチゴです。



武蔵の里を散策_d0394977_16165890.jpg
黒ゴマもさっぱり系。


武蔵の里を散策_d0394977_16203055.jpg
この茶店が唯一の食事処のようでした。


武蔵の里を散策_d0394977_16220571.jpg
この日歩いた場所がざっくりとした地図になっていました。
歩数計はざっくりと8000歩でした。

次は偶然見つけた予定外の場所へ行きます。



(2021.5.3)





☆.。:*・★.。:*・☆.。:*☆.。:*・★.。:*☆.。:*・


新聞に「IOC、緊急事態宣言下でも東京五輪は開催」とありました。
今朝の地元紙の一面は「岡山医療限界近く」でした。
結局のところ世論の反対が多くても開催するんでしょうね。

主治医から手術を勧められている母は
「ワクチンを打った後なら入院する。」と言っていましたが
ワクチン接種は7月の末で
国の指針の7月完了に滑り込みセーフ。
手術はもっと先になりそうです。






「地球の歩き方」特派員ブログも
良かったらご覧ください。

👇
武蔵の里を散策_d0295818_00272253.jpg

ブログランキングに参加しています。
読んだよのしるしに
下の画像をぽちっ↓と押して頂けるとヒジョーに嬉しいですーー!

にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岡山県情報へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村


Commented by manekinntetti at 2021-05-23 10:44
こんにちは~^^
今朝も、地図帳を眺めながらの、妄想旅行をさせておらいました♪ いつか行ける日がきたらと^^

そうなんですよねェ・・・
手術待ちをしている人だっているんですよねェ
それでなくても、手術前は怖くていろいろ悩むのに、
このコロナでの感染の心配もあったり、、、
早く安心したいですね。
お母さま、優しい娘夫婦も居て心強いです^^
Commented by manekinntetti at 2021-05-23 23:06
mamiさん♪ こんばんは~^^
やっと、うちの呑兵衛さんも寝てくれて、自分の時間が出来ました♪
朝も、地図帳を見ながら、ここを見てたんだよ。
岡山駅からどのくらいだろ?とか、、、^^
次回は、夫も一緒に行けたらいいなぁと思ってるんだよね。
それには、感染しないように元気でいなくちゃね^^
Commented by manekinntetti at 2021-05-23 23:07
maimさん♪

また、、、ありがとうね(^_-)-☆
私も、足跡を見て、久しぶりに振り返ることが
できました~♪
Commented by mami-2021 at 2021-05-24 00:16
こんばんは!
テッチさん、たくさんのコメントありがとうございます。(*^^*)
地図帳を片手に読んでくださり、嬉しいです。

岡山駅から行くと一端、兵庫県の駅で智頭急行に乗り変えになります。
時間帯によっては、レンタカーのほうが早くて動きやすいかもしれませんね。
ちょっと調べてみますね。
Commented by mami-2021 at 2021-05-24 01:04
テッチさん、先ほどの続きです。
山陽本線の上郡駅で智頭急行に乗り換えになりますが
武蔵の里の最寄り駅は「宮本武蔵駅」で急行が停まらないので約2時間15分かかります。
次の大原駅だと1時間15分くらいになりそうです。
乗り継ぎまでの時間で若干、それ以上かかることもありそうです。
大原も宿場町として観光地として江戸時代の趣が残っています。
北海道にはない風景だと思いますが、国内旅行をよくされるテッチさんには珍しくないかもしれませんね。

☟大原宿です
https://mami2013.exblog.jp/21670130/

車だとのんびり走らせて2時間強くらいです。
電車は便数が少ないので県北の観光地を色々回りたい時には
車がおすすめです。
by mami-2021 | 2021-05-22 22:00 | 家族のこと | Trackback | Comments(5)

思いつくまま、日々の暮らしを写真と文章でつづっています


by mami
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30