蒼空ざっき~いきものAlbum~
蒼空ざっき~いきものAlbum~
基本的に1種1記事…追加修正していく図鑑スタイルです。
天牛(カミキリムシ)
アオカミキリ
北海道~四国に分布。(九州にはムラサキアオカミキリが分布。)ホストは、イタヤカエデ、イロハモミジ、クリ、ヤシャブシなど。ミドリカミキリ同様、赤いタイプもいるようですが、私は未見です。ノリウツギに飛来 【2枚とも】2023年7月29日 岐阜県(裏御嶽)...
天牛(カミキリムシ)
ニセハコネホソハナカミキリ
本州に分布。ハコネホソハナカミキリと同所的に生息しているため、触覚や腹部をチェックして見分ける必要があります。♂;触覚7~11節の先端が太くなり、11節の先に小さな12節が見える。また、腹部は末端節と手前の節の境界が黄色くなり、先端は独特の形状。♀;触覚7~11節の先端が微妙に太くなる。また、腹部は各節が全て黄&黒の縞。ノリウツギに来た♂たち 【4枚とも】2023年7月29日 岐阜県(裏御嶽)ノリウツギに来た♀たち...
天牛(カミキリムシ)
イヨヒメハナカミキリ
本州の中部山岳と紀伊半島、四国に分布。なお、中国地方と九州には別亜種(キュウシュウイヨヒメハナカミキリ)が分布します。同所的に生息するヨコモンヒメハナカミキリと酷似しています。上翅をよく見ると、ヨコモンヒメハナカミキリよりも毛が疎らで、点刻も粗いようです。また、メスについては、Lm紋(上翅中央両脇の黒紋)がより大きくて丸みが強く、それを囲む黄褐色部がより白いようです。たぶん本種のメスたち 【4枚と...
天牛(カミキリムシ)
ツマキトラカミキリ
北海道、本州、四国に分布。ホストは、シラカバ、ダケカンバ、ヤマハンノキ。生木よりは伐採木で見つけやすいようです。ダケカンバ材の混ざる小さな土場にて 【3枚とも】2023年7月22日 長野県...
スズメのなかま②(その他)
オーストンヤマガラ
三宅島、御蔵島、八丈島に分布するヤマガラの一亜種。日本に分布する8亜種のうち、形質が大きくことなるのはこの亜種のみです。水浴びに飛来 2015年5月4日 東京都(三宅島)...
スズメのなかま②(その他)
ヤマガラ
留鳥または漂鳥として全国に分布。平地~山地の林に生息します。日本には次の8亜種が確認されています。ヤマガラ、ナミエヤマガラ、オーストンヤマガラ(→別掲します。)、ダイトウヤマガラ(絶滅しているといわれています。)、タネヤマガラ、ヤクシマヤマガラ、アマミヤマガラ、オリイヤマガラ。南方の亜種ほど色味が濃くなる傾向にあります。亜種アマミヤマガラ 2012年4月8日 沖縄県(沖縄本島)高原にて 2012年8月11日...
スズメのなかま②(その他)
ハシブトガラ
留鳥として北海道に分布。平地~低山に生息し、湿原でもよく見られます。コガラに酷似し、違いは次のとおりです。<頭部の光沢> コガラ;なし ハシブトガラ;あり<嘴など> コガラ;嘴・脚が細い ハシブトガラ;嘴は太くやや丸み<会合線> コガラ;白く見えない ハシブトガラ;白く見える<次列風切外縁の白色部> コガラの方が目立つ<喉の黒色部> コガラ;やや大きい ハシブトガラ;やや小さい<尾> コガ...
スズメのなかま②(その他)
コガラ
留鳥として九州以北に分布。低山~亜高山に生息します。(北海道では平地にも生息。)他のカラ類とも混群をなします。北海道に分布するハシブトガラに酷似し、違いは次のとおりです。<頭部の光沢> コガラ;なし ハシブトガラ;あり<嘴など> コガラ;嘴・脚が細い ハシブトガラ;嘴は太くやや丸み<会合線> コガラ;白く見えない ハシブトガラ;白く見える<次列風切外縁の白色部> コガラの方が目立つ<喉の黒色...
スズメのなかま②(その他)
シジュウカラ
留鳥または漂鳥として、小笠原諸島を除く全国に分布。平地~山地の様々な場所に生息します。他のカラ類をはじめとした平地系の小鳥たちとよく混群をなします。喉からお腹に続く黒い縦線は、オスは太くて長く、メスは細くて短いです。日本には、亜種シジュウカラ(北海道~九州)、亜種アマミシジュウカラ(奄美大島、徳之島)、亜種オキナワシジュウカラ(沖縄本島など)、亜種イシガキシジュウカラ(石垣島、西表島)の4亜種が分...
スズメのなかま②(その他)
ソウシチョウ
本来は、インド北部、中国南部、ベトナム北部などに分布しますが、日本やハワイなどに移入され、留鳥として笹薮や竹林に住み着いています。日本では、関東~九州で繁殖が確認されています。カラ類との混群をなすこともあります。クロジの生息地にて 【2枚とも】2011年3月28日 名古屋市(園地)故郷のダムサイトにて 2016年12月28日 福岡県...
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