ドリームクラブで夢を見てそのあと本当に夢として消えてしまいたい - たまごまごごはん

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たまごまごのたまごなひとことメモ

ドリームクラブで夢を見てそのあと本当に夢として消えてしまいたい

ドリームクラブが好きなんですよ。
って何度も書いてますね。好きなの。

ドリームクラブGogo.
ドリームクラブGogo.
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ジャンルはギャルゲーなんだけど、変なギャルゲーだよなー。
 

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ぼく、ギャルゲーほんっとに苦手なんですよ。
複数人キャラが出てきて、一人攻略(攻略って言い方も苦手)した後、もうその子以外のルートに行けない。その子に失礼な気がして。
 
特に幼馴染はもうだめね。まあ最初に幼馴染とハッピーエンド迎えますよ。
その後、自分に好意寄せている幼馴染をフって、他の女の子のところに行けるか!?
無理だろそんなの、だめだってそんなの。私にはできないのだわ。
 
ビアンカしか選んだことありません。
アマガミは梨穂子だけです。
 

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ほんとはね、わかってるんです。
あくまでも全員ばらばらなんだし。パラレルだし。
むしろ全キャラのルートをやってこそ、ゲーム作った人に対して感謝しめしてるだろうって。
自分のこと好いてくれる他のキャラにも失礼だろうって。
 
でも心が反射的にそうなるのだから仕方ない。
他の子のルートをたどる時、もう罪悪感強すぎて、楽しめなくなっちゃう。
 
ギャルゲーですらないアイマスでこじらせた時はしんどかった。
亜美が大好きなのです。けれど雪歩にすごい心惹かれてしまって、これは浮気だ!って自己嫌悪。
結局は「プロデューサーなんだから」「みんな大好き」という軟着陸しました。
 

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そこで、ドリームクラブですよ。


ZEROが一番好きかな。
 
ばりっばりのギャルゲーです。それぞれのエンディングもあります。恋愛もできます。
けれど、初期設定がいいよね。
 
週末だけ開店する、ピュアな紳士だけが行くことのできるお店。
ホストガールを指名。お金を払って(ボッタクリ価格)、女の子とお酒飲んだり食べたり、アホなゲームに興じたりする。
夢の時間。
時間がきたら(延長もできる)、さようなら。
次の日から、ドリームクラブに行くためのバイトを繰り返す。時にはギャンブルでがんばる。
バイトで貯めたお金を持って、週末にドリームクラブで散財する。
 
ダメ人間極まれりですよ。
 
これがすげー気持ちいい。
ものっすごい安心する。ぼくにはぴったりで、めちゃくちゃハマりました。

 

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ようは、この子たちって、そんなにぼくの事好きじゃないんですよ。
ギャルゲーの子たちはフラグを立てたらどんどん好きになってくれる。
まあドリクラもそうだけど、基本が違う。
なんで彼女たちはぼくに微笑んでくれるのか。
お金でしょ?
 
女の子が楽しんでくれてる部分もありますよ。
でもぼくに接客してないとき、この子たち他の客に同じ笑顔振りまいてるからね。
それでも……ぼくはドリクラでは玲香さんが好きで、指名して、一瞬だけ幸せな気持ちになれるわけですよ。
あーこの子、多分そんなにぼくのこと好きじゃなかろうなあ、裏でなんて言われてるのかなーとか思いながら。
でも一瞬の笑顔のために。
 
この感覚がぼくにフィットしたのか、複数人のハッピーエンドをクリアするというぼくとしては快挙を成し遂げました。
信じられません。
 

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自己考察です。
多分自信ないんです。
「こんな俺のこと、ホイホイ好きになってくれるとか、都合よすぎるだろう」
 
あるいはこうかもしれない。
 
「この子ラブラブな目してるけど、この子が好きなのはぼくじゃないからなあ」
 
それなら、もういっそ突き放されるか、あるいは壁になって女の子たちが仲良くしているの見るほうが気持ちいいのよ。
だから「けいおん!」「ゆるゆり」とかを始めとしたメルヘンは好きだし。
俺はゾンビを撃ってるから、君たちは部屋の中でキャッキャウフフしなさい!って気持ちになる。
レフト4デッド面白いよね、続きいつでるの?
 

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あとは、ドリクラのブルース感が好きだからだと思います。
ドリームクラブで働いている子たちにもそれぞれプライベートがある。
きっとこんな夢の国にいない。玲香さんはプロボーラー目指して頑張っている。
で、ぼくはそれを知らないし、イベント以外では見てない。
 
それぞれこういう店で働くには理由もあろう。
(割りとみんなあっけらかんとしているけど、俺設定ではなんかあるんだ)
その理由を知らないぼく。
知らないのにポッキーあーんしたり、卑猥な会話したり、裸Yシャツ(マイ・フェイバリットDLC。これだけはみんな買うんだ)で踊ったりする。
ああ、俺最低だな、って気持ちになる。
多分ドリクラに行くために働いている時、最高に凹んでると思う。
 
もうブルースだよね。
人生の縮図です。しかもたった一年で消滅。
やりきれねえ。気持ちいい。
 

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現実のキャバクラに全く行く気にならないのは、よかったな〜と思う。
ただ、こういうブルースな部分興味あるから、風俗嬢のブログとかは読んだりします。
大変ブルースです。楽しそうな子ももちろんいるが。
 
二次元と現実(三次元って言い方は好かない)ごっちゃにするな、とか言われたら、そのとおりです。
でも現実をシミュレートしたのが二次元だと考えた方が、興味深いと思うのね。
ドリクラはそういう意味では、ホストガールが全員ピュアすぎてびっくりするけど(レート的な問題で)、それも演じてるのかもなーとか考えると、ほら、ブルース。
割りとアイマスモバマス・グリマスにも同じような思いを馳せているところがあります。
ライムスター歌丸さんが言ってたとおり。アイドルを見ている俺らって残酷だ面白い残酷だ面白いの繰り返し。
 
ドリームクラブは、さらに残酷で面白くて残酷で面白いです。
 

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癒やされたくないのかもしれない。