東洋大姫路監督、横浜の奇策に「選択肢としてはある」 明治神宮大会
毎日新聞
2024/11/23 15:22(最終更新 11/23 15:31)
670文字
明治神宮野球大会の高校の部は23日、神宮球場で準決勝があり、東洋大姫路(近畿・兵庫)は横浜(関東・神奈川)に延長十一回タイブレークの末、1―3で敗れた。東洋大姫路・岡田龍生監督の試合後の主なコメントは次の通り。
東洋大姫路・岡田龍生監督
相手は全国トップレベル。やはり選手層、選手個々の能力に差がある。それなりに試合はできたが、打線、クリーンアップに力の差があると感じた。相手投手に全く対応ができていなかった。(150球を投げきった)阪下(漣)はよく頑張った。
<延長十回には横浜が内野に5人を配置してきた>
選択肢としてはあるでしょう。その前にスクイズをされているから、スクイズをされたくないということと、(打席の)阪下にはレフトに引っ張る力は無いという判断だったのだと思う。(選手には)何も指示はしていない。あそこは来た球を打つしかない。
投手がどれだけ抑えてもスクイズの1点だけでは勝てない。関東のレベルの高い学校に勝つためには、もっと打つレベルを上げないと。彼らがどう感じてこの冬を越せるか。もうワンサイズ体を大きくする努力をしてほしい。今日のバッティングは言ってることとやってることが全然違った。「この球を打つ」と言ってる狙い球と違う球を打っている。技術がまだ足りない。
近畿大会から守りはしっかりできた。今日は継投も考えていたが、ここは阪下しかいないと思って(最後まで投げさせた)。阪下はよく頑張った。一つの経験として次につながると思う。でも一人で(勝ち上がるの)は到底無理なので、2枚目、3枚目の投手を育てないといけない。
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