識者「ネット選挙で収益化の構図」 兵庫県議会、国に対策求める方針 | 毎日新聞

特集

告発・兵庫知事

兵庫県の斎藤元彦知事がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題や県議会百条委などの最新ニュースをまとめます。

特集一覧

識者「ネット選挙で収益化の構図」 兵庫県議会、国に対策求める方針

立花孝志氏が自宅前で行った演説について説明する奥谷謙一・兵庫県議(左)ら=神戸市中央区の県庁で2024年11月18日午後5時28分、中尾卓英撮影
立花孝志氏が自宅前で行った演説について説明する奥谷謙一・兵庫県議(左)ら=神戸市中央区の県庁で2024年11月18日午後5時28分、中尾卓英撮影

 兵庫県知事選を機に百条委の経過がネット交流サービス(SNS)などで誤解や中傷を伴って発信されていることから、県議会はSNS被害防止を含む公選法改正を国に求める決議を検討している。12月定例会での決議を目指している。

 各会派は、誹謗(ひぼう)中傷や特定のXアカウントが使用できなくなる「凍結」など、知事選で問題となった事例をまとめ、26日に会派間で集約。12月13日に全会一致で決議を採択する方向で調整している。

 SNS上で中傷や根拠不明の情報が飛び交った今回の知事選について、公選法に詳しい東北大の河村和徳准教授(政治学)は「広告収入など、ネットの伸長で選挙が稼げる『コンテンツ』になっている。印象的な投稿を続けると視聴回数が伸びて収益につながるという構図ができあがっており、ネット選挙のあり方について議論が必要だ」と指摘する。

この記事は有料記事です。

残り176文字(全文541文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月