三島由紀夫「金閣寺」の原題は「人間病」 原点記した書簡見つかる | 毎日新聞

三島由紀夫「金閣寺」の原題は「人間病」 原点記した書簡見つかる

自宅の庭でくつろぐ作家の三島由紀夫。新発見の書簡は、1950~59年まで住んでいた東京都目黒区緑ケ丘の住所が書かれており、時期の特定につながった=東京都目黒区で1958年4月、納富通撮影
自宅の庭でくつろぐ作家の三島由紀夫。新発見の書簡は、1950~59年まで住んでいた東京都目黒区緑ケ丘の住所が書かれており、時期の特定につながった=東京都目黒区で1958年4月、納富通撮影

 原題は<人間病>。

 作家・三島由紀夫(1925~70年)の代表作「金閣寺」の最初期の構想を記した未発表書簡が見つかった。55年11月の取材を中心にまとめられた「金閣寺創作ノート」より前の最も古い構想資料とみられ、専門家は「三島研究の空白を埋める重要な資料」として注目している。三島は25日に54回目の命日を迎える。

 <写真特集>
 書簡に残された「金閣寺」の原題

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