2014-04-05
YAMAHA TDR125 のウィンカーをLEDに交換するために、LED対応のICウィンカーリレーを自作しました。交換後は現在も問題なく動作しているが、Amazon のLED対応ウインカーリレー2ピン が激安販売中となっているのを発見。これなら自作するより安いし、カスタマレビューも高評価なので試しに買ってみました。
LED対応ウインカーリレー2ピン 500円(送料無料) ★★★★
ArisProject と Giudecca の2社で価格競争しているようで、価格が変動します。送料込みで500円以下なら買いでしょう。今回は Giudecca で購入しましたが Amazon の分解写真とは異なっていました。類似品だったようですが・・・
料金別納郵便ですが、ポストに不在票が入っていて再配達していただきました。MUTEKI というパッケージが怪しい。MODEL 12V と書いてあります。
バイクのウィンカーリレーでは一般的な2ピン(「B」「L」の端子)になっている。Bをバッテリに、Lをランプに接続して使用します。Lコネクタは逆には刺さらない構造なので気にしないでOKです。通常のICリレーは電源を取るため別にGNDの配線が必要となるのですが、どんな回路で動作しているのか気になる・・・・
分解してみました。
ArisProject アリスプロジェクト の商品説明によると、
一般のICリレーは、基板が縦置きに実装されているので走行中の振動による故障位の原因となっていたが、基板を横置きに実装していると言う。しかも「外見では分からないので類似品にはご注意下さい」と書いてあったが、やってしまいましたね。
裏面の電解コンデンサが固定されていないので、エンジンの振動でコンデンサの端子が折れる可能性があります。また、縦置きの基板と端子との半田がクラックするかも知れない。どちらも、ホットボンドで補強した方が良いかも知れません。
裏面の電解コンデンサは、Chengx 47uF 25V 105℃ でした。ついでに日本製に交換すると更に良いかも知れません。
片面基板でしたので、回路を追いかける事も出来そうですが、トランジスタのような3端子の部品 J6 と M6 、MOS FETのような部品 761070 H0 22 iEE3 というのが詳細不明ですが、電解コンデンサにチャージして、トランジスタの遅延回路でFETをON/OFFする回路ですね。
自作ICリレーは「B」「L」以外に「GND」を配線する必要がありましたが、
2ピンで配線するのが本来あるべき姿だ。このL型のコネクタは、B,Lを逆に挿す事ができない構造となっているので交換するだけだ。
無事取り付けできました。バイクのバッテリ電圧は、エンジンを始動すると15Vを超える事もあります。ノイズも乗っていますが、問題なく安定動作しました。
ウィン カースイッチをONした時、一瞬点灯してから消灯して、点灯-消灯を繰り返すようです。ウィンカーがONした瞬間にコンデンサにチャージして、点灯中はこの電源 でタイマー動作しているのでしょうかね。
なお、TDR125 のTURNランプは1個のタイプとなっていて、TURNランプの両極はウィンカーのLとRに接続されている。このため、ウィンカーをLEDに交換するとハザード点滅してしまいますので、TURNランプの配線を変更する必要があります。TURNランプを抜くのが最も簡単な対策ですが、過去記事 TDR125 ウィンカーをLEDに交換(1)(2) を参考に、TURNランプに整流用ダイオードを追加する必要があります。
関連記事
LED対応、ICウィンカーリレーを自作する(1) ~ (5)
TDR125 ウィンカーをLEDに交換(1) ~ (2)
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