2018-02-14
バッテリテスタ ANCEL BA101 でバッテリの残量、内部抵抗、CCAを測定する事ができます。タントのバッテリは、M-42 というアイドリングストップ用の高性能バッテリを搭載している。5月で3年になるので、車検の前に交換しておくべきかチェックしました。

1週間ぶりに5分ほど走行しただけなので、要充電と診断された。しかし、SOH 100% なのでまだまだ健康な状態なので交換は必要ないと思うが・・・。アイドリングストップ車のバッテリは満充電にならない状態が続くので、1~2か月毎に満充電していたので、CCAは300Aのところ285A、内部抵抗10.44mΩと表示された。内部抵抗 10.44mΩは大きい気がするが、サルフェーション除去に効果があると言われているパルス充電の結果、CCAと内部が改善する事も確認できました。

[1]クイックテスト
ダイハツタント LA600S にはアイドリングストップ専用のバッテリ GS YUASA製の M-42 が搭載されています。容量は35Ah ですが、CCAは公開されてされていません。ネットで調べたところ 300A あたりと思われます。

容量 35Ah に設定しました。

CCAは入力していないので、容量から280CCAを計算したのだと思います。

バッテリの端子電圧をデジタルマルチメータで計測しても 12.30V でした。無負荷の状態で 12.3V は悪く無いと思いますが、電圧だけではなく、別の方法で充電量を計算しているのだと思います。
[2-1]車載バッテリテスト1

CCAを300Aに設定して測定

SOH 90%になりました。CCA基準値 300A に対して 実測値285A の結果です。色々あそんでいるうちにSOC 28% になりました。電圧が12.17V に低下し、内部抵抗も 10.50mΩになっています。
[2-2]車載バッテリテスト2

エンジンを始動します。始動電圧が9..42Vでかなり低いですね。始動時間8002ms となっていますが始動に8秒もかかった記憶が無い。これは、充電してから再テストが必要です。
[2-3]車載バッテリテスト3

バッテリが助手席側にあるので、エンジン回転数をあげてENTERを押す事ができません。アイドルに戻ってからENTERを押しました。

リプルはレクサスよりも多いようです。

充電性能としては問題無いようです。
[3]バッテリ単体


普通バッテリで CCA 300A を選択しました。JIS には見慣れた型番が出てきましたが M-42はありませんでした。

1時間ほど充電してから測定しました。SOC 98% 12.67V に復活しています。内部抵抗は9.99mΩになり、バッテリ良好と表示されました。

以前自作したパルス充電器でサルフェーション除去を試します。
バッテリ端子に12V2Aのスイッチング電源を接続して、GNDを外します。パルス充電器は、30V程度のパルスを与えるので、車両の電子機器に影響を及ぼす恐れがあるからです。バッテリ端子にパルス充電器を接続して3時間程度サルフェーション除去しました。

その結果、内部抵抗が7.93mΩになりました。CCAの実測値は375Aまで改善してSOH 100%に戻りました。
[5]印刷機能
USBで測定データをパソコンに取り込むには、USBドライバをインストールする必要があります(Windows10で試しました)。

付属のCDです。

¥USB Driver¥HL-340.EXE を実行します(ウィルスは付いてませんでした)。


INSTALL するとUSB-SERIALポートが追加されるようです。最近はあまりみかけなくなった miniUSB ですが、付属のUSBケーブルでPCに接続するとバッテリ端子に接続しないでも起動します。

\Print Software\PrintCOM_PR を実行して待機します。


本体でテスト結果印刷を操作すると結果が表示されました。
最後のテスト結果しか記憶していないようで、上の結果とは少し異なります。

1週間ぶりに5分ほど走行しただけなので、要充電と診断された。しかし、SOH 100% なのでまだまだ健康な状態なので交換は必要ないと思うが・・・。アイドリングストップ車のバッテリは満充電にならない状態が続くので、1~2か月毎に満充電していたので、CCAは300Aのところ285A、内部抵抗10.44mΩと表示された。内部抵抗 10.44mΩは大きい気がするが、サルフェーション除去に効果があると言われているパルス充電の結果、CCAと内部が改善する事も確認できました。

[1]クイックテスト
ダイハツタント LA600S にはアイドリングストップ専用のバッテリ GS YUASA製の M-42 が搭載されています。容量は35Ah ですが、CCAは公開されてされていません。ネットで調べたところ 300A あたりと思われます。

容量 35Ah に設定しました。

CCAは入力していないので、容量から280CCAを計算したのだと思います。

バッテリの端子電圧をデジタルマルチメータで計測しても 12.30V でした。無負荷の状態で 12.3V は悪く無いと思いますが、電圧だけではなく、別の方法で充電量を計算しているのだと思います。
[2-1]車載バッテリテスト1

CCAを300Aに設定して測定

SOH 90%になりました。CCA基準値 300A に対して 実測値285A の結果です。色々あそんでいるうちにSOC 28% になりました。電圧が12.17V に低下し、内部抵抗も 10.50mΩになっています。
[2-2]車載バッテリテスト2

エンジンを始動します。始動電圧が9..42Vでかなり低いですね。始動時間8002ms となっていますが始動に8秒もかかった記憶が無い。これは、充電してから再テストが必要です。
[2-3]車載バッテリテスト3

バッテリが助手席側にあるので、エンジン回転数をあげてENTERを押す事ができません。アイドルに戻ってからENTERを押しました。

リプルはレクサスよりも多いようです。

充電性能としては問題無いようです。
[3]バッテリ単体


普通バッテリで CCA 300A を選択しました。JIS には見慣れた型番が出てきましたが M-42はありませんでした。

1時間ほど充電してから測定しました。SOC 98% 12.67V に復活しています。内部抵抗は9.99mΩになり、バッテリ良好と表示されました。

以前自作したパルス充電器でサルフェーション除去を試します。
バッテリ端子に12V2Aのスイッチング電源を接続して、GNDを外します。パルス充電器は、30V程度のパルスを与えるので、車両の電子機器に影響を及ぼす恐れがあるからです。バッテリ端子にパルス充電器を接続して3時間程度サルフェーション除去しました。

その結果、内部抵抗が7.93mΩになりました。CCAの実測値は375Aまで改善してSOH 100%に戻りました。
[5]印刷機能
USBで測定データをパソコンに取り込むには、USBドライバをインストールする必要があります(Windows10で試しました)。

付属のCDです。

¥USB Driver¥HL-340.EXE を実行します(ウィルスは付いてませんでした)。


INSTALL するとUSB-SERIALポートが追加されるようです。最近はあまりみかけなくなった miniUSB ですが、付属のUSBケーブルでPCに接続するとバッテリ端子に接続しないでも起動します。

\Print Software\PrintCOM_PR を実行して待機します。


本体でテスト結果印刷を操作すると結果が表示されました。
最後のテスト結果しか記憶していないようで、上の結果とは少し異なります。
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