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二兎社の『こんばんは、父さん』観劇。2列目センターあたりで
素晴らしい初日でした👏👏👏 すごく面白くて客席の熱い盛り上がりを感じたキラリ☆ふじみ
2012年震災翌年の公演も観ましたが今も色褪せない永井愛さんの脚本。 70代の風間杜夫さん、50代の萩原聖人さん、30代の竪山隼太くん、世代の異なる背景にある日本の経済問題が描かれていて、全然良くなっていない日本に絶望しながらも生命力のある父と息子ともう一人の若者に希望が見えたので穏やかな気持ちの観劇となりました。
📱2012年11月に観た二兎社公演37『こんばんは、父さん』★★★★
(この時の感想を見ると、今日感じたことと違うわ。キャストも違うし、不況による若者たちの状況は悪化している)
大堀久美子さん司会のアフタートークで永井さんがキャスト3人を「男子校」と表現したり、風間さんと萩原さんはどんなときも「うん」と言わないとか永井さん二人にたじたじで、隼太くんは二人から「何でもうんと言うな」とか言われて、この三人芝居と同じ感じで大御所の風間さん萩原さんにいじられる隼太くんが微笑しかったです〜。
作・演出:永井愛
出演:風間杜夫、萩原聖人、竪山隼太
〈 スタッフ〉 美術:大田創 照明:中川隆一 音響:市来邦比古 衣裳:竹原典子 ヘアメイク:清水美穂 舞台監督:大刀佑介 宣伝美術:永瀬祐一 ( BATDESIGN inc. ) 宣伝写真:西村淳
〈日本の近現代史を背景にした濃密な人間ドラマ〉
登場人物は年代の異なる3人の男性のみ。廃墟となった工場の中、夕方から夜にかけて、彼らがそれぞれ抜き差しならない状況にいることが明かされていきます。お互い崖っぷちに立ちながら、その場の主導権を握ろうとしたり、嘘をついたりはぐらかしたりする男たちの姿は滑稽そのもの。わずか100分ほどの間で、客席を笑いの渦に包みながら、日本の近現代史を背景に濃密な人間ドラマを浮かび上がらせる、壮大かつ繊細な舞台です。
「父さん」に扮するのは、言わずと知れた“演劇界のレジェンド”風間杜夫。アングラから商業演劇まで縦横無尽の俳優人生の中でも、二兎社への出演は初めてです。同じく二兎社初参加の萩原聖人が、一流企業の出世がしらから社会の負け組へと転落した息子・鉄馬を繊細に演じます。さらに、ひょんなことから父子と関わりを持った青年・星児に、さいたまネクスト・シアターで蜷川幸雄に鍛えられ、若手実力派俳優として評価の高い竪山隼太をキャスティングしました。世代も色合いも異なる個性派3人の組み合わせに期待が高まります。
〈 あらすじ 〉
舞台は廃墟となった町工場。金目のものは全て持ち去られ、残っているのは機械の台座や工具棚、朽ちかけたコードなどのガラクタだ。2階に通じる階段にも廃材が山積みになっている。そこへ1人の男が辺りをはばかるように入ってきた。続いて、彼を追ってきたらしい若い男も。いや、他にもまだ、誰かいるようだ。それぞれの立場や役割が入れ替わりながら、世代の異なる3人の男たちのやりとりが続く。夜が深まるにつれ、男たちの抜き差しならない状況が明らかになり……。
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あ、学生時代にエンゼルプロでエキストラのアルバイトをしていた私。セリフのない通行人とかのエキストラにも親切で優しかったのは風間杜夫さんと萬田久子さんだったことは何十年経っても忘れません。
所沢公演行こうかなーー<特集>インフォマートvol.134 5〜6頁
二兎社公演48「こんばんは、父さん」
永井愛主宰 劇団『二兎社』の12年ぶりとなる超話題作。幸せのモノサシとは何か、様々な年代が共感する、男3人の濃密な人間ドラマ!
https://www.muse-tokorozawa.or.jp/infomart/pdf/infomart_vol134.pdf#page=4
次回の二兎社は2025年11月〜
永井愛さんの新作チェーホフのミステリーらしい。アフタートークでヒントをもらったので調べたら、多分、という作品がわかりました。まだ内緒🤫かな?
本、読んでキャスト想像しよう。