新宿バルト9にて『死刑にいたる病』
「#死刑にいたる病ネタバレ禁止」とのことなので、曖昧に書きます。
凄かった。すごく怖かった。終わり方も怖いよぉ…。そこで終わるのやめてーーとなるのは私だけではないはず。
人が人を操るのが丁寧に作られているし、考えさられる内容でおもしろかったです。
ただ、凄惨な犯罪をリアルに描写しているので、観る前に食べておいてよかった。見終わってからじゃムリです。
あるシーンでL・M・モンゴメリーの本が出てくるのもすごい。そして守衛さんまで… そうかとなった。
阿部サダヲさん、この映画の撮影は昨年の「THE BEE」の前ね。「森フォレ」が6月で「THE BEE」12月だから。やだ、井戸が折る鉛筆まで思い出しちゃった。
岡田健史くんの演技も素晴らしかった。どんどん顔つきが変わっていき、なんども「戻ってきて〜」となったし、後半の榛村(阿部サダヲ)との面会場面で「誰?」となったわ。健史くん『MIU404』『青天を衝け』も良かったけれど、この映画で突き抜けた感ある。
成河くん出てました。ネタバレしません!昨年の「森フォレ」中のロケだったと知って観たから、【たくさん出番はないけれど重要人物だろう】と思っていたので、やっぱり、な出演でした!初共演かな〜。
あの最初の彼(これも誰か書けないかな。予告であるシーンなら書こう)がまくあれは思っていたのと違っていたので、震えたわーー🥺
何度かある面会室のガラス越しの映像はすごく良かったなー。精神が乱れ揺さぶられるカメラワーク。
でも寝る前に絶対思い出したくないシーンがいくつもある。もう忘れたい😭。早く違う映画を観て塗り替えたいって思ってます。
監督:白石和彌 ←『彼女がその名を知らない鳥たち』は観ました。
脚本:高田亮 原作:櫛木理宇 製作:深瀬和美 永井拓郎 堀慎太郎
出演者:阿部サダヲ 岡田健史 岩田剛典 宮崎優 鈴木卓爾 佐藤玲 赤ペン瀧川 大下ヒロト 吉澤健 音尾琢真 中山美穂 成河
STORY「大学生の雅也のもとに、連続殺人犯である榛村(しんむら)から手紙が届く。24もの殺人容疑で死刑判決を受けた榛村は、雅也の地元のパン屋の主人で、中学生だった雅也はよく店を訪れていた。榛村は手紙で、自身の罪を認めつつも、最後の事件は冤罪であることを証明してほしいと依頼してくる。事件を調べ始めた雅也は、驚くほど残酷な真相に直面することになる……」
観る前にIKEAでキーマカレー。美味しかったです。500円よ。
映画『死刑にいたる病』 赤ペン瀧川(弁護士役で出演しています)による作品解説 https://youtu.be/nkmP0yhJJ0g @YouTubeより
【追記】
気になったので原作のラストのみ立ち読み。違っていた… 犯行シーンは思い出したくないけれど、原作読んでみたいかも。