最強・慶應高校入学「最短ルート」と「最悪ルート」学歴研究家が大暴露…野球部のスポーツ推薦組は狙い目なのか「日本中から羨望と嫉妬」
慶應義塾高校が107年ぶりに甲子園で優勝し、慶應OB・OGだけでなく、日本中を沸かせた。そこで学歴研究家のじゅそうけん氏に慶應義塾高校に最も入りやすい方法は何かを聞いた。同氏曰く「受験業界では、最も入りやすいとされているルートは決まっている」というーー。(みんかぶプレミアム特集「慶應義塾高校 強すぎる私学」)
107年ぶりの甲子園優勝に歓喜する慶應義塾高校・慶應OB・OGたち。選手たちが単なる「脳筋スポーツバカ」ではない理由
慶應義塾大学の附属高校である慶應義塾高校が夏の甲子園で107年ぶりに優勝した。
他のチームが坊主頭の中、本校野球部だけが髪を伸ばしていたり、野球界のレジェンド・清原和博氏の次男がベンチ入りしていたことも手伝って、現在Twitter(X)上では慶應義塾高校の話題で持ちきりである。
まずは簡単に学校の説明をさせていただく。
慶應義塾高校(通称「塾高」)は、1学年700人を抱えるマンモス校であり、慶應大学の附属校の中で最大勢力である。
入学者の内訳としては、附属中学の慶應義塾普通部、中等部からの進学が約4割、その他が高校受験生となる(意外と高校受験枠が大きい)。
高校入試では330名の一般・帰国募集枠のほかに約40人の推薦枠が設けられており、スポーツなどに秀でた人材はこちらの枠から回収しているようだ。
しかし、推薦入試であっても中3時の評定が「38」あることが必須条件となっているため、勉強がままならない単なる脳筋スポーツバカは入学する事ができない。こうした絶妙な基準を設けているあたりは非常に慶應らしい。甲子園に出場している選手たちを「所詮スポーツ推薦だから」と安易にバカにしてはならないのだ。
OBには櫻井翔、岩田剛典など。「首都圏で一番モテる高校」でもある
生徒の性質に目を向けると、世間のイメージ通り実家が太い上に垢抜けている生徒が多く、「首都圏で一番モテる高校」とも呼ばれる。毎年文化祭には王子様との出会いを求める女子高生たちが1万人以上押し掛けてくるようだ。