2019年10月19日深夜 AFFT「よみ空 トーク付TV全話上映」が開催され、観覧してきました。
トーク部分で、メモったものをテキストに起こしました。ちゃんとするのはパスしますので、読みづらいですが、こゆ話があったよってことで出します。
登壇
元航空救難団司令の鶴田元空将補
岡部いさくさん
『航空ファン』編集/神野幸久さん
司会進行は、アニメプロデューサーで、バンダイビジュアルの杉山さん
客席に、那覇救難隊でRO(機上無線員)だった池田さん?(お土産差し入れあり)
TVアニメ よみがえる空ーRESCUE WINGS- オリジナルサウンドトラック [ (アニメーション) ]サントラ、いいですよ!
自己紹介。
BD B0Xの特典映像を見ながらの、生コメンタリー。能登さん声は、買って聞いてねとのこと。
2018年8月撮影となる現在の救難。
訓練でもピリピリしてます。
そもそも救難て、どういう部隊なのかの説明。有事の航空救難からであり、人道目的は二次的。パイロットにかける、経験、時間とお金は膨大なものなので、失うわけにいかない。
じゃあそこまでの道のりはどういうことになってるかの説明。
(…ひょっとして、これは、自衛隊イベント。もちろん、今更な人が多いことは承知の上)
救難の配置に向かう人は、美保に行くのかー。
どうして、そこまでやれる、やれるようになるのか!?というところが、杉山P的に大きな関心事。再三感想や、質問項目に登場する。確かにそこは気になるところ。でも、結局はそうなっていく人がそうなってるだけなのかな。いや、部隊の中に居ると集中して高まるってことか、と漠然と思う回答。とはいえ、昨今の災害派遣の活動が広く伝わる中で、国民の「助けに来てくれる!」という期待感や、結果としての感謝が、モチベーションになっているところも大きい様子。
救難装備は、日々進化していて、かなり入れ替えられている。
さらに、方向性も本来のものにより注力。コンバット・サーチ・アンド・レスキュー(CSAR)への移行が進行中。
かこうひんが装備されるようになった、の「かこうひん」て、火攻品、でしょうか?より戦闘方向という言葉が続いていた。
ホイストがふたつ。デュアルホイストに。
今はUH-60JII(※Ⅱ ローマ数字)っていうのね…
低視認性の色になって、すっかりお馴染みになりましたが、U-125の色エピソードとして、F-2と同じ/UH-60と同じの2種類でテストしてたみたい。全国で飛んでみて、どうするかなーとして、今の色に。このタイミング以外でも、ときどきテスト色で飛んでたようで、実は過去画像とか見るとあれ?というのがありそうです。(水色のUH-60も、なんてメモをしたのだけど、そんなこと言ったっけな?)
装備あれこれで、現場からの声は、極力反映させていくようになってる。しかし、実現のためには色々な!!条件があるので…
空中補給。実任務では今のところ実績は無い様子。(詳細不明)対象は、救難機だけ?そもそも受給装置は救難機ににしか無いのか。長時間の活動が「可能である」ということがポイント。安心感につながる。それにしても、ぶっちゃけ航続距離的にC-130が欲しいなーということのよう。他国軍だと持ってるところがある。
一方で、救難という部隊を持っていること自体、特徴的。
ブリーフィング等々集まって会議するとき、幹部だけじゃなく、空曹も多く集まるのが独特。和気藹々。
救難訓練映像場面で、吊り上げ中のストレッチャーを、回さないよう地上に一人配置していることをコメント。「どっかの○○でぐるぐる回しちゃってるニュース映像が出てましたねー」(会場わく)
メディック(救難員)も、服が変わった。以前は作業服とかジャンプスーツとかあったが、今は空挺服に近くなり、引っかかりが極力無いものに。
中に着るTシャツの色も規定されたようだ。グレーっぽい?とにかく、服装規定は厳しくなった。
ボイヤントスリング(救難の場面でよく見る救命胴衣みたいなのに体を通すタイプのもの)は、高齢者などには辛い装備なので、負担を減らすものを追加してるみたい。背骨に高負担だとか。
小松の場合、山岳救難が多い。しかし、昨今は自治体機関の救難装備が充実されてきたためか、出動要請は減っているよう。とはいえ、要請自体は減ってないので、そこはどうなんだって話。基本的に災害救助は自治体がやることなので、空自まで到達しないのはよい傾向。
PPTを使って
最近も災害派遣は多く、今となってはCH-47のホイストによる救助方法も見られるが、東日本大震災がきっかけ。実施方法も、そこからも変化していて、なるべく高度を上げてダウンウォッシュの影響を減らす状況で活動。
熊本地震のときは、UH-60JIIがまだ実任務に投入できないときだったので、全国からあつまった装備で対応。そういう意味で総力戦的だった。三沢からCHが来た?
水害下での活動が多いが、そこで問題なのは景色と地図が一致しないこと。特に他の地域からの応援部隊にとっては、目的地が分からない問題が。
保育園で避難中の先生と園児救出時は、先生を先に吊り上げ、後から園児の順。でないと、爆音ヘリへの恐怖で園児がパニックになる。などと、そのような配慮も共有されている!
航空救難。民間機に対しては、災害派遣である。
対空自機の場合、内部的には心情部分に影響が出るのでは?という問いに、まあ無くはないと思うけど、それどこじゃないしという回答。
空自機レーダーロストの瞬間から、体制がスタート。
将来の救難。前の方で出てきたCSARの研究と準備。航空優勢を保つこと、その中での救難。そのための体制、装備への変化。
とかとか、おもきし救難部隊の広報イベントでした。アニメのイベントじゃねぇところが、この作品らしいところですな。作画のエピソードとか一切無い。
いやー、途中うつらうつらしたけど、かなり全時間ちゃんと起きていられて面白いイベントでした!
それにしても、このメンツだし過去例から当然の流れなのですが、アニメ作品のイベントなのに、作画の話とか収録の話とか、一切ないんですよねー
【「AFFT「よみ空 トーク付TV全話上映」」の続きを読む↓】
tag : イベントBD