秋ドラ最終回 - M14の追憶

秋ドラ最終回

早く始まったドラマの2本が今週に最終回を迎えた。

   

「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ」。先週の11話がシリアスかつ怒濤の活劇、なにしろ義憤に駆られて殺し屋協会の営業部を皆殺しにしてしまった。無事で済むはずがなく、最終回は逃避行を続ける二人を先輩の前田敦子が殺しに来る話かと思った。ところがまひろ(金髪の方)が命を救った先輩が恩返しのため、すべて自分がやったことにしてくれた。二人は部屋に帰り焼きそばを食べるユルい展開。これ、続編が作れる終わり方だがちさと(黒髪の方)は朝ドラ女優になっちゃったから終わりかな。

   

「おっちゃんキッチン」。最終回の客は予想どおり家出した娘。娘が父親に抱いていた数々の不満は、すべて死んだ母親の遺言を父親が忠実に守っていたためだったことがわかる。会いたかった娘がせっかく目の前にいるのに、話すのが苦手なのでスマホのメッセージで会話をする。そういうとこだぞ。このドラマ、全12話のゲストが杏花、福室莉音、井筒しま、中村加弥乃、石井萌々果高橋春織、吉原怜那、木越明、岡本夏美、山口真佑奈、佐竹桃華、柳美稀。この中の2人を知っていたらあなたはかなりの芸能通。みなさん美人でセリフも上手。またどこかでお目にかかれますように。

   

最終話ではなく、これから佳境に入る「全領域異常解決室」。結局、7話までが序章だったのかよ。この組織はなにかというのが前半(実際は3分の2)のテーマだったのね。

   

こちらも後半に入る「モンスター」。父娘対決は予想どおり娘の完敗。ほぼ山岡と海原雄山みたいになるのか。ただし北川景子の「女神の教室」に比べると法廷物として甘い。父親が最後に出した証拠が決定的になったわけだが、民事訴訟なので弁護士ならばあれを原告側に見せて告訴を取り下げさせ裁判を回避するのが弁護士の仕事だと思う。