2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧 - いずむうびい

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

シジミども、悲しみの愛を見せろ『川の底からこんにちは』

弱冠26歳石井裕也監督の商業映画デビュー作。昨年10月に本作の主演を飾った満島ひかり嬢と晴れて結婚。え!?っという戯けたルサンチマンを爆発させながら見た本作ですが、いやこれはやばかった。すべての鬱屈さを吹っ飛ばす快作でありました。昨年見ていた…

ヒア・アフター・トゥモロー『ヒア アフター』

クリント・イーストウッド監督作品。御歳80歳。絶賛傑作連発中の巨匠の最新作。題材はなんと「死後の世界」。ただ、「死後の世界」そのもの?への言及や描写は少なく、昨年の『ラブリーボーン』とはまた違った趣きの作品だったように思います。どちらかと言えば…

幸せになるための1400の映画『幸せの始まりは』

メモ的に感想をアップしましたが、それじゃあ勿体無いくらい気に入った作品だったので新たにエントリ。『恋愛小説家』などのジェームズ・L・ブルックス監督作品。人生に行き詰まった感のある登場人物たちが、出会いや別れを経てひとまず前を向いて歩きだす…

第3新錦糸町市にお邪魔しました

遅ればせながら、先日のギギギ会レポートに引き続き、2月の5日と6日に上京した際の思い出日記です。例によってイメージ画像と共に。なんすば!*15日夜、亀戸ギギギ会。翌日6日に新宿にて映画鑑賞を予定していたので、その日の夜はネットカフェで何とか過ごそ…

2月某日鑑賞作品『パラノーマル・アクティビティ2』『幸せの始まりは』『黒く濁る村』

特に一本の記事としてあげる感想が見つからなかったので簡単にメモ書き。 『パラノーマル・アクティビティ2』 鳴り物入りで公開された前作は楽しめた。正体不明のイベント感がすさまじかったのだ。 「怖い」と「びびる」は違う。 固定カメラ、またはハンディカメ…

その国のこども『闇の列車、光の旅』

2009年サンダンス映画祭監督賞/撮影監督賞受賞作。監督は本作が長編デビューとなるキャリー・ジョージ・フクナガ。日系アメリカ人。撮影賞を受賞しているだけあって、舞台であるホンジュラスやメキシコなどの暑苦しくも乾いた、それでいて緑が瑞々しくもあ…

ヒャッハー アイランド『ゾンビランド』

全米公開時に歴代のゾンビ映画史上で、なんとナンバーワンのヒットを飛ばしたらしい本作。DVDにて鑑賞いたしました。ゾンビだらけの「ゾンビランド」と化してしまったアメリカを舞台に奔走するお話。『ソーシャル・ネットワーク』のザッカーバーグことジェシー…

ギギギ会@亀戸a.k.a.一寸先はルサンチマン

噂のギギギ会へいってまいりました。場所は亀戸のモツ屋さん。いきなり申し訳ないことを書くと、お話が楽しすぎてモツとかナマニクとか全然食ってないです。あーゆー下町の飲み屋さんなカンジのお店にははじめて行ったので、ちょっと雰囲気に気圧されたって…

詠春拳のスピーチ『イップ・マン 葉問』

あのブルース・リーが、ただ一人師と仰いだ武術家イップ・マン(葉問)の物語。新宿武蔵野館で見てきました。っていうかさ、ブルース・リーほどのお人にもさ、誰かの弟子になって修行に励んでいる時期があったんだな!いや、当たり前だけどさ、なんかびっくり…

ファイト・クラブ、その後『冷たい熱帯魚』

園子温監督の最新作。話題沸騰中の問題作ですね。東京まで鼻の下をのばして見てきましたよ。うん、いきなり言っちゃうと本作を手放しで気に入ることはできませんでした。でもすでに大傑作という評価で間違いないと思うので、なぜ自分はそう思えなかったのか…

ぼくにしか聞こえない『ウォール・ストリート』

オリバー・ストーン監督作『ウォール街』('87)の続編。前作を見ずして鑑賞にのぞんでしまったぼくは負け組みです、ええ。 この物語を経てマイケル・ダグラス演ずるゴードン・ゲッコーという男が、一体どういう状況に置かれたのか、また、彼の気持ちにはどん…

「映画って楽しいね〜だからシネマっていうのかな〜♪」くらいの違和感が丁度いいのかもしれない。

ツイッターに垂れ流すのも何なのでコチラに・・・という旨の記事。昨晩ツタヤへDVDを万引きしに行ったんですが、目当ての作品があまりのも置いてなくってですね、なんだよーと思いながらウロウロしていたらば行き付けの飲み屋の店長さんとバッタリ遭遇しまし…

死ぬまでにしたい1のこと『GANTZ』

人気漫画の実写映画化。漫画早く終わってくれえ。読みたくて仕方ないのだよ。一刻も早く満喫にこもって一気読みしたいのだ!タエちゃん!タエちゃん! 結論から言うと“完全”実写映画化と言うにはほど遠い出来だ。どこを修正してもすぐに粗が見つかるほど問題…